2021年07月10日
ITストラテジスト合格体験記 その5 午後2用モジュール一覧
令和3年度の「ITストラテジスト」試験に合格しました。
どのように勉強したかをメモ程度に共有させていただきます。
コンテンツ
1.概要
2.午前2の学習方法
3.午後1の学習方法
4.午後2の学習方法
5.午後2用モジュール一覧 ←★ココ
6.合格論文サマリ
7.参考書以外の書籍の紹介
午後2用モジュール一覧
モジュール一覧では、午後2の論文で使えそうな言い回しをあらかじめストックして起き、問題に合わせて使うためのものです。
「ITストラテジスト最速の論文対策(TAC出版)」をベースに、「合格論文の書き方・事例集(iTEC)」の要約や、書籍などから使えそうなモジュールを拡充して作りました。
分析系モジュール(問ア、問イ)
①調査型
・3回に分けたデルファイ法アンケートを実施し、意見を収束させた
・要件定義でステークホルダを3つのグループに分類し、ヒアリングを実施した
・情報収集型のヒアリングに徹し、現場の生の声を収集した
・説得型のヒアリングを実施し、意見を収束させた
・社員の年齢構成費に準じた、送別のヒアリングを行った
・仮説を立て、市場調査を行った
・同業他社のサイトを訪れ、情報収集を行った
・文化、習慣、生活習慣の違いを踏まえて調査した。
②分析型
・仮想的に「戦略部門」を設定し、全社戦略の視点を加味した分析をした
・ユーザ視点でユーザの意見を代弁する役割のものを設定した
・ユーザの中長期経営計画を入手し、情報戦略との整合性を確認した
・優先度をつけた対応としているか調査した
・現行業務とあるべき姿とのフィットギャップ分析を行った
・全体システム化計画との整合性の確認を行った
・少子高齢化社会の到来を念頭に分析した
・政府機関が公表している情報をもとに分析した
③分析ツール型
・パレート図を作成し、最も効果の上がる部分を探した
・ヒストグラムを作成し、頻度の多い部分を可視化した
・親和図を作成し、共通事項や新しい発想を探した
・散布図を作成し、分散度を確認した
・リスク分析表(リスク管理表)を作成し、リスクを体系化した
・PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)分析を行い、自社の経営資源の分配を最適化した
・ニーズとコストのマトリクスに、納期の指標も加え、3次元からの分析を実施した
・費用対効果マトリクスを作成し、有効性を確認した
・現行DFDとあるべき姿のDFDを比較し、過不足を検討した
・報告された欠陥を機能ごとのに分類してパレート図を作成した。すると、欠陥の6割近くが機能Aに偏っていることが判明した。
・A社の強みと弱みの面から数値化して優先度を決めた(SWOT分析)
・ファイブフォース分析を行い、自社のおかれている業界を分析した
・PEST分析で事業環境を分析する。
・バリューチェーン分析を実施した。A社のビジネスプロセスを元にバリューチェーンを把握した。次にバリューチェーン上の核活動について、担当部門に活動コストの算出を依頼した。さらに、各活動についてA者及び競合他社の強み・弱みを分析した。
・顧客が望むツアー情報を紹介するため、私はツアーの販売履歴をもとに顧客を「流行に敏感な層」「品質を重視する総」「コストを重視する層」などのクラスタに分類した。同時に当社の商品群もクラスタに分類し、両社の関連度を分析したうえで顧客が興味を持ちそうなツアーを紹介した。
・データ分析手法
アソシエーション分析を実施して、商品を取った場所回数と、購入された回数から商品の魅力度を分析する。
対策系モジュール
①ヒューマン系対策型
・説得型ヒアリングを実施し、理解を求めた
・3回に分けたデルファイ法アンケートを実施し、意見を収束させた
・説明会を定期的に開催し、理解を深めてもらった
・費用対効果を示し、優先度を認識してもらった
・スケジュール表を細分脚、次期開発での解決を約束した
・手作業プロセスとシステムを並行稼働させ、問題点を抽出した
・無記名アンケートにより、ステークホルダ間の利害関係を除外する情報収集活度をした
・インセンティブを設定し、要員のモチベーションを上げた
・業務に精通している要因で固めた
②組織型
・ルールを明文化し、トップマネジメントの承認を得た
・組織図を手直しし、責任体制を明確化した
・賞罰規定を設け、意識を高めた
・WBSを作成し、個人単位で役割と責任を周知させた
・よりスキルの高いリーダを引き抜き、参画させた
・専属のタスクフォースを編成し、問題解決にあたらせた
・ベテランの専属部隊を設け、人的資源の有効活用を図った
・ユーザ部門ごとに窓口担当者を設け、現場ごとの意見を取りまとめてもらった
・社風、組織文化、価値観、習慣の違いを踏まえて活動した
・組織内で情報を共有化した
・オフショアを活用して体制を組んだ
・自社保有技術以外は他社とのアライアンスで解決した
③教育型
・集合教育を行い、ユーザの認識を高めた
・トップマネジメント対象にeラーニングによる啓もう活動を実施した
・マニュアルを掲示板に掲載し、定期的なテストを実施した
・まず経営層に啓蒙を行い、協力を得やすくなるように働きかけた
④ユーザインタフェース型
・画面構造は、年配ユーザのわかりやすさを優先し、メニュー画面からのサブ画面の遷移を
3階層以内とするように開発プロジェクトにオーダーした
・使用の標準化によりユーザインタフェースを向上させた
⑤技術型
・トレーサビリティを向上させた
・クラウドで結び、地理的な制約条件に対処した
・モバイル端末でビジュアル情報を共有化した
・デファクトスタンダードを採用し安定化させた
・共通部品化、コンポーネント化により柔軟に対応できるようにした
・SNSを活用して、情報の発信を行った
・SNSのキーワードを分析して、ニーズを分析した
振り返り系モジュール
①経営層への説明
・今年度の経営方針に沿った形で説明を行った
・経営会議の席で、○○率が○○%改善したことを報告した
・データをビジュアルにまとめ、経営層にも理解しやすいように工夫した
・経営層に強く訴えかけ、次年度の予算に組み入れてもらえるよう約束を取り付けた
・今までは期間回収法を使用していたが、投資金額が大きいためNPV(賞味現在価値法)/IRR(内部収益率法)を利用して、より正確に投資効果が判断しやすいように工夫した。割引率はxxxxx。
※NPVは実施するかどうか、IRRはいくつかあるプロジェクトを比較するときに使用する。
・ROIが〇〇%改善した。
・今後5年後に予想されるIT投資額と費用の圧縮を含む回収額を試算し、それらの合計値が等しくなる利益率(IRR)を計算した。その結果から最も高い利益率のプロジェクトの採用を決定した。
・全体システム化計画における位置づけを説明するために、ロードマップを用いて、視覚的にどこに対応するのかわかりやすい用に工夫した。
②経営層評価型
・中長期経営計画に沿って説明した結果、経営層から高い評価を得ることに成功した
③指摘事項
・導入効果の見込みが甘い
→有識者に直接ヒアリングを実施する
④事業部門への説明
・事業部門の役員と事業部門長、情報システム部門の責任者が対象
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情報処理 | 日記
Posted at
2021/07/10 23:05:06
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