
今回は真面目に、私の靴ではなく車(407SW)の靴(タイヤ)を新しくしたお話です。
新車時より装着しておりましたP7(ピレリ)が、2回目の車検を目前に控えいよいよ限界に。。。
2回目の車検ですから、使用開始から5年が近い訳ですが、約5年とは言え走行距離はまだ2万5千キロ弱。トレッドの溝は、スリップサインまではまだ余裕はあったのですが、特にショルダー部のひび割れが酷くなってきているのが少し前から気になっていました。もう5年弱ですからゴムも劣化しますよね。。。
そこで、車検前にタイヤを交換しようと計画。前車のXJチェロキーでも2回目の車検の時にタイヤを交換しましたので、それと同じタイミングです。走行距離はチェロキーの方が走っていましたが。。。
今回のタイヤ交換では、『次はミシュランにしたい』という私の中での前提がありましたので、タイヤ選びにはあまり時間はかかりませんでした(あっ、チェロキーの時に交換したタイヤもグッドリッチでしたので、大括りではミシュランですね。。。)。
実は、407SWは新車時に付いているタイヤが、私のと同じピレリ(P7)とミシュラン(モデル名は分かりません)の2種類があったようで、どちらかと言えばミシュランの方が良かったのですが、私の407SWに付いていたタイヤはP7。。。しかし、どちらかと言えばという程度でしたので、P7でも特に問題も不満もなく、5年弱の間福岡と東京で気持ちよく乗ることができました。
このように、P7に対しても良い印象を持っておりましたので、またP7でも良いかな?と言う気もしていたのですが、407SWの納車時にタイヤを確認して感じた『あれ?ミシュランじゃないのね』という気持ちと合わせて、どうせタイヤを換えるなら次はやっぱりミシュラン!と常々思っておりましたので。。。
選んだタイヤは“パイロットスポーツ3”。そう。今年の3月に発売された、ミシュランで一番新しいタイヤです。(略すとPS3ですが、PS2の純粋な後継モデルという訳ではないようですね。性格も少し違うようですし、メーカでのモデル名にPS3という表記もありませんし。。。)
ネット等での評価やタイヤのデザイン及び価格まで含めて、トータル的に見ても私の中では納得性が最も高く、このパイロットスポーツ3にほぼ即決状態でした。あとは、どこで買うのが良いのか?しかし、今回はその購入の経緯については長くなりますので割愛しますが、交換作業までを含めてこれもまたかなり納得の行く方法(価格)で出来たのではないかと自己採点(自己満足?)しております。
で、23日に交換して来たのですが、交換後軽くハンドルを切ってみてまず感じたことは、『ハンドルが軽くなった!』でした。次に、走り始めて感じたのが、『走りが軽い!』タイヤ自体の重量が軽くなり、足回りのバネ下全体が軽快になった印象で、さらに転がり抵抗も低減したように感じました。そして、最初の信号で停まる際に、『ブレーキが良く効く!』ということ。。。以上が、最初にこのタイヤに対して感じたことでした。
特に、ブレーキの効きについては明らかに違いを感じ、自宅へ帰るまでの信号待ちの度に『おぉ~』と。。。ブレーキが良く利くようになったということは、当然逆の走り出しの際にも影響はしていると思うのですが、4輪で受け止める制動と違って、前の2輪だけで走り出す訳ですので、ブレーキほどの違いは感じませんでした。しかし、やはり僅かにですが走り出しも軽く、しっかりと路面を捉まえている感じはあります。
その後、少し乗り続けてみて感じたことは、やはり『静か!』と言うことと『乗り心地が良い!』という事。これはこのタイヤに対するネット上等での評価どおりと感じました。少しだけスポーツタイヤ寄りのトレッドのパターン(これも私好み)なのですが、このパターンでここまで静かに出来ていることに少しだけ驚きました。加速時にエンジンの音が以前よりも良く聞こえます。(良いのか悪いのか。。。)
また、元々乗り心地の良い407ですが、このタイヤでさらに気持ちの良い乗り味になったと感じています。どこまでも走っていたい気にさせてくれます。(あぁ~早く遠出したい)
以上は、どちらかと言うと良い面の印象です。もちろんP7は約5年履いていた訳ですから、それと単純に比較することは出来ませんが、新しいタイヤと言うだけでも安心感が違うように思います。
それとは逆のマイナス面の印象としては、ほとんど無いのですが、強いて上げれば『ハンドルの切り始めの反応が僅かに遅れる』と言うことです。これは、ネット上でもパイロットスポーツ3の印象として触れられていた事ですが、これも噂どおりと感じました。
上記の乗り心地のよさからも分かるとおり、サイドウォールの設計が少しだけ柔らかめに設定されているようにも感じ、乗り心地の良さとハンドルへ伝わるダイレクト感は反比例するのでは?と今のところ思っています。
私の好みとしては、もう少し敏感(ダイレクト)な方が良いので、その点ではP7の方が好みでした(ゴムが硬化してただけ?)。しかし、パイロットスポーツ3の今のこの反応も、まずまずの許容範囲ですし、少し走行距離が進むにつれハンドリングの反応が敏感な方に変化すると言う評価もありましたので、これから楽しみにしたいと思っています。
あとは、これまた噂のウエットと高速での性能ですが、今日の夕方少しだけ雨が降り出した際に家の近くを少しだけ走ったのですが、それ程の雨ではなかったので、ドライとの違いはほとんど確認できませんでした。これはまたの雨の機会の楽しみにと思っております。
トータル的に見て、このパイロットスポーツ3、流石はミシュランの最新タイヤだけあって、噂どおり色々と良く考えられたタイヤだと言うことを感じております。これから履き込んでみて、ウエットや高速での性能など、さらに何か感じることがあればまたレポートしてみたいと考えております。
Posted at 2010/10/25 00:03:07 | |
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