
車ではなく腕時計のことです。車のフォルティスと思われて来ていただいた皆様、大変申し訳ございません。予めお詫びいたします。
ところで、私の広く浅い趣味の中の一つに『腕時計』があります。
コレクションできるほど保有しているわけでもなく、その時々の趣向に合った時計を自分の懐具合に合わせて選択し、その趣向の方向で『あーでもないこーでもない』とネットを中心に情報収集。。。(以前も確か書きましたが、車やその他の物でもそうですが、実はこの情報収集の時が一番楽しい!)
そんな程度ですので、正確には趣味の範囲と言えるのかどうかも微妙ではあるのですが。。。
でも、腕時計は大好きで、特に工業製品としてのパッケージングの魅力を大いに感じます。車も同じような感じですが、感覚的には少し違うような気もします。
この腕時計のモデルの選択におきましても、やはり若干定番を外すところがあるように感じています。(自分のことだろ?)
これまでに所有した腕時計である程度定番だったなぁと思えるのは、オメガのスピードマスター(しかし、確か限定のアポロモデルで、専用の小冊子やワッペン等のノベルティがたくさん付いている物でした。)。確かに良い時計でしたし、その人気度合いに相応しいそれなりの質感や精度であったと思っています。
で、ここからが本題なのですが(相変わらず前置きが長い!)、つい先日『そろそろ次の腕時計が欲しいなぁ~』と思いながら、ヤフオクを物色。。。
今の私の趣向は、仕事も含めて気兼ねなく普段使いでき、文字盤はごくシンプルで視認性が良く(3針)、ある程度重量感のある時計(一つ前の時計がアルミニウムの軽いタイプでしたので)。なのでケースの材質はステンレスで表面の仕上げはブラスト(光沢のない)。風防のガラスはスピードマスターのように表面が曲面ではなくフラットなスッキリしたタイプで、文字盤もある程度ケースのギリギリまであるような。。。
以前のブログでも少しだけ触れましたが、今の趣向がこのような方向ですので、軍用時計が以前よりとても気になっておりまして、ジンの656などが気になっておりました。あとは、チュチマ・ラコ・グリシン・フォルティスなどなど。。。
しかし、車選びと全く同じですね。予算と趣向のバランスをどこで判断するのか。。。
と考えておりましたところ、今回それにピッタリきたのがこのフォルティスのフリーガークラシック。本当は40mmの方が欲しかったのですが、先日ふとヤフオクで見つけた33mmの程度良の中古品であれば、私の小遣い程度でも購入できましたので、思わず“ポチッ”と。。。落札してしまいました。それでも開始価格から5,000円程上がってしまったのですが、ここまでなら何とかという価格で落とすことができました。
数日して無事届いたのですが、実物はとても綺麗で、前オーナーの方がとても丁寧に使われていたことがすぐに分かる時計でした(OH歴もあり)。箱や保証書・余りコマ等の付属品もすべて揃っておりましたし。。。
このフォルティスの腕時計の実物を見たのは初めてだったのですが、作りもしっかりしておりなかなかの重量感。ケースが33mmのタイプですので、逆に10.5mmの厚さの方が目立つ塊感のあるケースだと感じました。もちろんケースばかりではなく、中身の方もしっかりした機械が採用されています(ETAの2824-2を搭載)。耳を近づけると、機械式時計の独特の心地よい振動が伝わってきます。更に驚いたのは、日付が午前0時で“スパッ”と切り替わるところです(正確には数秒だけズレてはいますが)。価格は今回の時計の数倍した一つ前の時計(確か同じETAの機械式ムーブだったような。。。)では、日付の変更は、日を跨いでジワリジワリと変わっていましたから。
腕に付けた感覚も適度な重量感で心地よく、クラシック独特形状の薄緑色の長短針とオレンジ色の鮮やかな秒針のコントラストがとても綺麗で特徴があり、視認性にも全く問題ありません。
このように、価格の割にはとても満足の行く腕時計であると感じておりますので、やはり40mmの方がどうしても欲しくなってきました。夏のボーナスで何とかできないものか作戦でも考えようかなと思う今日この頃です。。。
Posted at 2009/05/13 16:42:57 | |
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