
突然ですが、ご存知のとおり(?)407の2.2の方には、ZF製の4速ATが載っています。
正直なところ、私も最初は今の407SWを購入の際、『今どき(もう約3年半前ですが。。。)4速?』と思いました。当時のネットや車雑誌等での評価も、このZFの4速には『?』的な評価が多かったような気もしました。
ところが、私が407SWを購入して数ヵ月後、近所のTSUTAYAで立ち読みしたある車雑誌に、正に私が感じていたことと同じことが書かれていました。
それは、「2.2というこの車格(車重)にしては若干非力なエンジンには、このZF製の4速はベストマッチ」といったような内容でした(確か)。
私も乗り始めて数ヶ月経過していたところで、ちょうど正にこのように感じていたところだったのですが、これがどういったことかと言うと、もしこの2.2の方に5速や6速が載っていたとすると、変速機会が増え過ぎて逆にギクシャクした乗り味になってしまうのではないかということなのです。もちろん5速や6速にした場合でも、ギクシャクしないような様々な設定は行われるのでしょうが、2.2のエンジンの性格にはこのZFの4速はなかなかの相性なのです。
その車雑誌での評価も全く同じ内容でして、4速でのギアレシオの間隔が、ちょうどこの2.2のエンジンと合うように考えられているということで、確かに実際に乗っておりましても、『ここで変速して欲しい』と思った時に変速してくれます。本当に無駄な変速が少ないといった印象です。
それは、どんな状況においてもある程度最適な変速タイミングでして、一番気持ちよく加速や減速を行えるようになっていると感じており、今でも乗る度に常々このことは感じているところなのです。
そうそう。確か以前LUKEさんのブログの方でも話題になったことがありましたが(別府の下り坂の時です)、その減速の際の変速(シフトダウンの)タイミングには、加速(シフトアップ)の時よりも感心させられます。
緩やかな長い下り坂の赤信号での停止などでは、まるで自分でMTを操作しているような感覚でシフトダウンしてくれるので、ちょうど良いタイミングでエンジンブレーキがかかってくれます。もちろん制動距離を短くしてくれることにもなるのですが、この減速の感覚がいつもなんとも気持ちいいのです!
このように、意外な“ZF4速”と“2.2エンジン”の相性特性は、407SWに乗る度にどんな表情を見せてくれるのか、いつもとても楽しみな部分でもあります。
あっ、あと余談ですが、パワーウインドウの開閉時のスムーズさや、そのスイッチ類のタッチの良さも好きです。さらに、全席の窓がスイッチの長押しで自動開閉するのもなかなか便利ですね。先日、社用車の助手席に乗った際に長押ししてもその間しか作動しないのはとても不便だと実感しました。
でも、407の助手席窓スイッチの場所はちっと着座位置からは遠いですね。。。(現在は、その助手席は息子専用なので特に不便は感じていませんが。)
Posted at 2009/05/23 22:11:03 | |
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