
昨日のつづきを書いてみます。
宮島口付近でやっと見つけた駐車場からフェリー乗り場までは、JRの線路と国道2号線を渡って歩いて5分程度。フェリー乗り場まで着くと、『んん?乗り場が2つあるぞ!』そうなんです。宮島へ渡る為のフェリーは、
JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の二つの会社があるのです。で、次の出発がJRの方でしたので、またまた後先考えずに迷わずJRのキップ売り場で人数分の往復キップを購入し、すぐにJRのフェリーに乗り込みました。すると、すぐにフェリーが出航。なんとも良いタイミングです。(行きはよいよい。。。?)
宮島までは10分程度。すぐに着きます。なお、このJRの方のフェリーは、宮島の桟橋に対してほぼ直角に左に舵を取りながら入港して行きますので、厳島神社の大鳥居にかなり接近します。なかなかのシャッターチャンスだったのですが、迂闊にものんびりしていて気付くと船の右舷側は人だかり。。。良い位置を確保できませんでした。船も少しだけ右に傾いていたような。。。あっ、取り舵中か。
そうこうしている内に宮島に到着。フェリー乗り場の建物を出ると、すぐに
鹿が出迎えてくれました。その鹿を見た息子がかなりデカイ声で、「うわっ!ヤギ!!」って。。。おいおい、なんでこれがヤギなんだよ。しかも周りのかなりの人達にも聞かれて、小さい笑い声も微かに聞こえたような。。。あぁ~恥ずかし。
宮島のフェリー乗り場から目的の厳島神社までは、参道を歩いてもそれほど遠くありません。その鹿のフンをかわしながら(息子は踏みながら。。。車に乗せんぞ!)歩いていくと、程なくしてあの海上の大鳥居が右手前方に見えてきます。近くで見るとなかなかの大きさで、朱塗りも鮮やかです。厳島神社の入口で参拝料を納め本殿内へ。なかなか厳かな雰囲気が漂います。さすがは
世界遺産!
本殿前でお参りをし、“おみくじ”を引きました。この“おみくじ”、大きな筒に入っている木の細い棒を、その筒を逆さにして振って筒の上部の小さな穴から中の細い木の棒を振り出して引きます。その細い木の棒に番号が書いており、その番号の引き出しからおみくじの紙を取り出します。
私は35番で“吉”でしたが、息子はなんと1番!今回は息子の引きが強いと思いきや、1番の引き出しから取り出したおみくじは“凶”。。。やっぱり引きが弱い。でも、それなりにそれなりの内容が書かれておりました。私のも。。。ありがたく、この事を受け止めてまた頑張りたいと思います。
そんなこんなしておりますと、厳島神社の出口が。
厳島神社の本殿内は一方通行ですので、本殿の裏手を回って再び入口付近へ戻り、そこから参道をさっきとは逆方向にフェリー乗り場まで戻ります。しかし、さっきとは少し違う道を通って、広島名物の“
焼き牡蠣”を食べたりしました。
フェリー乗り場まで戻ると、JRの方の乗り場前に長蛇の列が。。。松大汽船の方はガラガラ。しかも、すぐにでも次のフェリーが出航しそうな気配。キップを往復で買っていたので、切り替える事もできず。。。すでにこの時点で20時前でしたので、どうやら夜の配船に切り替わっていたようです(昼間は15分に1本、夜間は30分に一本)。ここでも30分弱待たされました。まさに“行きはよいよい帰りは。。。”
そのフェリーを待っている間に、数年前に広島に転勤した会社の後輩へ電話して、オススメのお好み焼き屋さんをリサーチ。色々あるようなのですが、如何せん私が広島の地理に疎いもので、電話で場所の説明を受けるには少々無理があり、結局場所の分かりやすい広島駅の駅ビル内にある“麗ちゃん”に行く事にしました。
宮島口から広島市内までは、国道2号線のバイパスを通って比較的スムーズに移動できました。しかも、市街地が近づくと高架になっており、ほとんど福岡で言うところの都市高速状態。しかもタダ!市街地の中心部までスッと行く事ができました。後は優秀な(?)ナビ任せで広島駅へ。
駅ビル内の駐車場に車を停め“麗ちゃん”へ。お店の前にはこの時間(21時過ぎ)にもかかわらず
長蛇の列。なんと、私達の後ろの家族でオーダーストップとなりました。ギリギリセーフ。
前述のとおり、最近はウチでもこの“広島風お好み焼き”を作りますので、それほど『目新しい!』という感じは受けませんでした。味も、ウチのもまぁそれなりに美味いんだという事を確認することが出来ました。でも、とても美味しかったですよ“麗ちゃん”。
そうこうしている間に、日帰りのはずが、広島を出発したのがなんと22時!福岡への帰着は、この時点ですでに日帰り不可が決定的となってしまいました。。。まぁ、息子はどうせ車の中で眠ってしまうし次の日も休みなので、カミさんと「まっ、いっか」と。。。
帰りの高速は、この時間にしてはやはり車は多いのでしょうが、特に混む事もなく比較的スムーズに帰る事が出来ました。
帰りは当然来た道とは逆で、山陽道から山口JCTで中国道に入り、下関方面へ向かいます。その山口から下関に向かうと、下関に出る少し前に比較的長い下り坂のコーナーがいくつか続きます。Rも大小様々の下りコーナーが続く訳ですが、高速でのこの設定というのは、まさに407のハンドリング性能を体感するには持って来いの設定でして、コーナー入り口でそのRに合わせて舵を当ててやると、ほとんど修正舵を必要とすることなくイン側の白線の上をイン側のフロントタイヤがきれいにトレースして行きます。なんとも気持ちのいい感覚です。
このように、407の気持ちよさを改めて感じながら、夜の中国道~九州道を福岡へ向けて帰りました。もちろん、帰りも高速代は1,000円でしたよ!
福岡の自宅へは、日帰りの予定が次の日になってしまい、夜中のちょうど1時での帰着となりました。。。まぁ、国道2号線での大渋滞や、昼の“うどん”や帰りのフェリーでの待ち時間などを合計すると、ちょうど3時間くらいになりますので、本来であれば余裕で日帰りできた行程だった訳ですが。。。
とまぁ、こんな日帰り(?)での今回の広島への小旅行となりました。
今回も長々(ダラダラ)と失礼しました。。。
Posted at 2009/05/05 23:19:36 | |
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