
昨日(10月31日)ですが、栃木県は益子の陶器市に行ってきました。
東京に引っ越した当初より、「最初の遠出は、益子の陶器市!」とずっとカミさんが言っておりましたので、それを実行したわけなのですが。。。
前の日(30日)に会社で、栃木出身の同僚へ“益子への行き方”や“宇都宮で餃子を食べるなら?”などを事前にリサーチ。予習は万端です。
30日の夜、会社から家に帰って「明日の朝は何時出発?」とカミさんに尋ねると、「6時!」と予想外の返事が返ってきました。なんとなく気合入ってる様子。。。確かに、こちらでの道の混み具合の状況などまだ分かっていませんし、早く出るに越したことはありませんが、これまで(博多で)の我が家の行動パターンですと、早くても8時頃の出発だと思い込んでおりましたので。。。
実は、この陶器市、博多に住んでいた頃も、毎年ゴールデンウィークに開催される有田の陶器市には何度も行っておりましたので、若干陶器市慣れしている部分はあったのですが、九州外での初めての陶器市をカミさんが楽しみにしていたことは言うまでもありません。。。
朝、早起きして予定の6時は少し過ぎましたが、6時10分頃に家を出発。
前日の同僚との予習で、ウチからだと首都高を通らずに“大泉”から外環道に乗って、川口JCTから東北道に乗るのがいいだろうとのことでしたので、そのルートで益子へ向かいました。ところが。。。
大泉ICから外環道に乗ると、すでに和光IC付近から渋滞の様子。。。結局、最初に休憩した東北道の蓮田SAまで最高速度が50キロ程度までのノロノロ運転が続きました。しかし、東北道ってずっと片側3車線なんですね。九州道は、太宰府~久留米間のほんの僅かだけが片側3車線なのですが。。。しかし、その東北道もこの距離が渋滞するほどの車の多さとは、さすがに首都圏の週末です。蓮田SAに到着の時点で、すでに8時半。蓮田SAに入るのにも少しだけ待たされました。
蓮田SAで朝食をとり、少しゆっくりして再出発しましたが、そこから先の東北道は車は多いものの、渋滞するほどには混んではいませんでした。
栃木都賀JCTより北関東道に入り、真岡ICで高速を下り、あとは一般道で益子へ。
益子が近づくと、段々と車の台数が増え始めましたが、予想していたほどの大渋滞までにはなりませんでしたし、益子に着いてからの駐車場も心配しておりましたが、少しだけ待たされただけでメイン会場近くの比較的大きな駐車場にとめることができました。
陶器市と言えば有田の規模を想定しておりましたが、有田ほど広大な範囲で開催されているわけでもなく、歩いてちょうど良い範囲で色々な店を見て回ることができましたし、メイン会場の一角で陶器への絵付けもできるところがありまして(ここは常設のようです)、カミさんと息子はそこで絵付けしていました。私は絵心がないのでやめておきましたが。。。1ヵ月後くらいに自宅に届けてくれるそうです。
しかし、有田ほど広くないとは言え、やはり早起きして歩き回っていると少し疲れてきまして、後半は息子と車に戻って仮眠していました。カミさんは引き続き一人で物色し(いつもと違いなんか元気です)、いくつか気に入った物を購入して車にもどって来ました。
益子を後にして、その日の次の目的地の“宇都宮”へ。。。
そう。次の目的は宇都宮名物の“餃子”です!
前日の予習で、行くなら“みんみん”か“正嗣”と聞いておりましたので、今回は“正嗣”に行ってみることにしました。
ケータイでカミさんに“正嗣”の住所を調べてもらい、益子を出る時にナビにセット。益子から宇都宮までは一般道で1時間程度でしたが、宇都宮市街が近づくにつれ、車が多くなりました。
ナビの示す“正嗣”の位置は、宇都宮駅から西に伸びている大通りの近く。その付近に近づいたので注意して見ていると、何やら行列のできている店が!「あそこかっ!」と車で近づいていくと、なんとその店は“みんみん”!「ナビ違うじゃん!」とちょっと標準語で言ってみましたが(博多弁では「違うやん」)、もう一回、地図を詳細にして見てみると、微妙に少しだけズレてる。
「あれっ?“みんみん”と“正嗣”ってとても近いのね。。。」
気を取り直して、近くのコインパーキングに車を止め、“正嗣”に向かいました。この時点で17時半過ぎ。ウチにしてはとても早い夕食です。しかし、店の前はやっぱり並んでる。。。30分くらい待って店に入りました。並んでいる間に注文を聞かれていましたので、席に座ると比較的早く待望の宇都宮餃子が目の前に!(3人で“焼”を6人前、“水”を2人前注文しました。)
実は、ウチの息子そんなに餃子は好きではありませんでした。一昨日までは。。。
そうなんです。宇都宮(正嗣の)餃子は「美味しい!」と食べる食べる。“焼”と“水”で8人前でしたが、3人で“あっ”という間に“ペロリ”でした。
この宇都宮(正嗣の)餃子、噂に違わず確かに『美味い!』のです。
見た目は全国どこにでもある普通の餃子です(当たり前?)。しかし、先に水餃子の方が目の前に来ましたので、その水餃子を箸でつまみ上げてみると、これまで食べた水餃子よりも皮がしっかりしていると言うことがすぐに分かりました。普通に水餃子を一つ摘み上げることができます。
口に入れると、少し生姜の風味が先に来て、続けて肉汁と野菜の甘味がふんわりと口いっぱいに広がります。美味いです。
次にお待ちかねの“本命”焼餃子。先に食べた水餃子で皮がしっかりしていることが分かっていましたので、皮のしっかりした餃子は焼餃子で食べると皮と中の具が分離した印象になる先入観が私の中であったのですが、やっぱりその先入観を見事に打ち砕いてくれました!正嗣。。。
焼餃子の最初の口(正確には“歯”)当たりは、紛れもなく“カリッ”です。しかし、さらに噛んでいくと“パリッ”としているのは皮の表面だけで、皮の中の方は“フワッ”としています。この“フワッ”の部分が中の具と皮の間を取り持っていて、しっかりした皮ととても絶妙な具が調和しているという印象を受けたのだと思います。
博多にも美味い餃子はたくさんありますが、博多の餃子は少し小さいのが普通ですので、皮は薄いのが一般的です(だと思います)。ですので、ここまで皮がしっかりしていて『美味い!』と感じたのは初めてのことでした。
また食べに行こう!今度は、“みんみん”ね。
しかし、食べ終わって店を出ると、さっきまであんなに行列していたのに、待っているのは3組程度。『あれっ?』と思って外の看板を見上げると、なんともう看板の照明が消えていました!そうです。この時点でまだ18時半過ぎだったのですが、もうあと待っているお客さん達でどうやら閉店のようなのです(つまりこの日用意していた餃子がもうなくなったってこと?)。早すぎやしませんか?正嗣。。。しかし、ギリギリでした。
コインパーキングから車を出して“みんみん”の前を通ってみると、“正嗣”が終わったので、行列が長くなっていました。
帰りは、鹿沼ICから東北道に乗りましたが、佐野SAあたりからまた渋滞。。。しかし、帰りの渋滞は羽生SAあたりまでと少し短かったので良かったです。その他は快適に高速移動できました。
とまぁ、このような栃木への日帰り旅行でした。今度はどこへ行こう。。。
Posted at 2009/11/01 18:25:38 | |
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