
昨年のGWの“福岡~広島”日帰り往復600キロに引き続き(?)、今年のGWは5月1日~2日の1泊2日にて(3日だけがなぜか仕事になってしまったもので)、信州~遠州にかけての久しぶりでの小家族旅行へ出かけて来ました。
1日目は、息子の習い事(習字)が朝ありましたので、少し遅めの11時過ぎ頃に家を出発。調布ICから中央道に乗り、一路信州方面を目指します。(ユーミンの中央フリーウェイを聴きながら)
中央道は、渋滞情報で有名な『小仏トンネル』~相模湖ICで渋滞との情報が出ていたのですが、実際にはそれ程混んでおらず、スムーズに途中休憩した八ヶ岳PAまで行く事ができました。
しかし、天気のいい中央道から見える景色は雄大ですね。九州にも阿蘇山など雄大な景色はたくさんありますが、徐々に正面に見えてくるまだ頂付近が白い南アルプスの山々や、その後右手に見えてくる八ヶ岳、さらに進んでいくとまた正面に見える北アルプスの山々など。『山がデカイ!』と率直に感じました。
今回の信州への目的は、カミさんのお父さん(つまり私の義父)のお墓参りです。義父は、私達が結婚する前に亡くなっていましたので、私は会ったことがありません。
東京に来てなるべく早い段階でお墓参りに行きたいと思いつつ早半年とちょっと。なかなか行くことができず、今になってしまったと言う訳です。
義父の実家は、諏訪湖から上田方面に向かう中山道沿いにありますので、諏訪湖近くの岡谷ICで高速を降りました。
義父の実家へ行きお墓参りを済ませ、少しゆっくりさせていただいた後、再度諏訪湖近くまで戻りましたので、せっかくならと諏訪湖の畔まで行ってみることにしました。この諏訪湖の近辺は、高校の時の修学旅行で来たことがあったのですが、すでに微かな記憶しかなく、『諏訪湖ってこんなに広かったのかぁ』と改めて感じた次第です。
その後、再度岡谷ICから高速に乗り、この日の宿泊先である飯田へと移動しました。飯田での宿泊としたのは、次の日に静岡の袋井へ寄って帰りたいということもあり、移動距離と方向を見極めた上で宿泊地を選定した為です。
泊まった宿は
久米川温泉というところで、一週間ほど前に『飯田IC近くで良さそうなところは?』と、ネットで検索し予約していました。周りには田んぼがあり、田舎育ちの私にはとても落ち着く風景の場所で、ネットでの書き込みのとおり、なかなか風呂が良かったです。お湯が“ぬるっ”っとしていて、湯上りの肌が私でも“すべすべ”でした。
翌朝は、10時頃宿を出発し、飯田ICからまた中央道の下りに乗り、浜松を目指しました。
途中の恵那山トンネルという8キロ半ほどもある長いトンネル(開通当初は道路トンネルとしては日本一の長さだったらしい)を過ぎたところで、なんと!大渋滞です。と言っても私たちの進んでいる方向とは反対の上り車線がですが。。。トンネルの入口に、警察車両が数台停まっていましたので『事故渋滞?』とも思ったのですが、しかし凄い渋滞でした。
私たちは、中央道から土岐JCTで東海環状自動車道に乗り換えたのですが、逆方向の上り車線は所々流れてはいましたが、その東海環状自動車道の途中まで、ほぼずっと渋滞の状況でしたから。。。逆側車線とは言え、気の毒に感じるほどでした。
と、のんきに逆側車線の心配をしていると、豊田JCTで東名に乗り換えた私たちを待っていたのは、そう『渋滞』。今度は私達の番です。しかし、4~50キロ程度でゆっくりとは流れて行きますので、それ程ストレスには感じませんでした。ところが。。。
目的の浜松西ICで東名を降りようと思ったら、IC出口で大渋滞。。。その原因は、浜松西ICを出たところで判明しました。浜松西ICって一般道に出てすぐに信号機があるので、その信号のタイミングでなかなかそこから前に進めない状況のようでした。何か改善が必要のような気もしましたが、混雑するのは一年のうちに数度なのでしょうね。
で、袋井の前に浜松に寄ろうと思った目的は、そう『うなぎ』!
先日の出張の際、ANAの機内誌で見たお店に行ってみたかったのですが、GWはどうやらお休みの様子。そこで、宿から書き込みした一つ前のブログでもよい店があればとお尋ねさせていただいたのですが、やはり直前ではなかなか回答はもらえず(スミマセン)、結局、その次の目的地の袋井の友人へ電話して尋ねて、地元では有名な『
加和奈』といううなぎ屋さんへ行きました。
お店に到着した時には、店の前で数組待っている状態でしたが、思ったよりも早く席に座ることができました。
ここのうなぎが、ズバリ『美味い!!』
友人に紹介してもらったからと言う訳ではなくて、本当に美味いのです。九州のうなぎの食べ方に慣れている私の口にはとても新鮮で、本当に“あっ”と言う間に食べてしまいました(別に量が少なかった訳ではありません)。
九州では、柳川のうなぎに代表される“せいろ蒸し”が一般的で、うなぎ自体の食感は全体的に“フワッ”としています。ところが、この加和奈で食べたうなぎは、最初の見た目から少し九州のそれとは違う感覚がありました。何となく全体的に飴色で“黒い”のです。さらに食べてみると、最初の食感が大きく異なりました!歯ざわりが“カリッ”と言わんばかりに本当に香ばしいのです!(ピザ生地のクリスピータイプみたい。例えが変?)もちろん、中はうなぎの旨味がギュッと閉じ込められているという印象で、うなぎ本来の旨味も存分に味わえます。
これは、活きたうなぎを注文後にさばき、蒸さずに備長炭の絶妙な火加減でそのまま焼かれているからだそうで、なるほど『美味い!』さらに、ご飯とタレのバランスも絶妙でした。
その後、国道1号線を通って袋井へ移動。
目的は、前述の友人のお店(詳細は
こちら)へ行くことです。
この友人のお店には、結局1時間半程度も家族でお邪魔してしまいました。忙しい中ありがとうございました。
その後、17時前頃に友人のお店を後にし、掛川ICから再び東名に乗り東京を目指しました。渋滞覚悟で。。。
しかし、途中スピードが若干落ちる区間は何度もありましたが、思っていたよりもスムーズに途中休憩した富士山の良く見える富士川SAまで行くことができました。夕暮れのキレイな富士山もギリギリでしたが見ることができ、軽食をとって富士川SAを後にしました。ところが。。。
沼津あたりから想像どおりの大渋滞です!!止まっては動き止まっては動きを繰り返し、『これがGWの東名の大渋滞かぁ~』と改めて実感した次第です。(反対側の下り車線はさらにひどい渋滞のようでしたが)
厚木IC手前(21時半頃)で、いよいよ渋滞の進みも悪くなってきましたので、『このままでは日が変わる!』と、厚木ICで東名をおりることを決断。厚木からは、優秀な(?)データ更新もまだ出来ていないナビを頼りに下道で帰りました。(そう言えば、前述の東海環状自動車道もウチのナビにはデータがありませんでした。画面上は“道なき道を行く”状態。。。)
結局、家に帰り着いたのは23時少し前。何とか日が変わらずに済みました。
とまぁ、こんな総走行距離約800キロの、中央(信州)~東名(遠州)にかけての今回の小家族旅行でした。(よく見るとこの行程って、でっかい高速での周回路ですね。)
この2日間、ほとんど車での移動時間となった訳ですが、やっぱり407SWでの高速(時々高速道なのに低速でしたが)での遠距離移動は疲れず快適ですねぇ~。。。
Posted at 2010/05/04 02:10:33 | |
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