
いきなりタイトルとは全く無関係の写真で申し訳ありません。
実は、今日(30日)天候さえ安定していれば、会社の登山愛好家の人達となんと富士山へ登る予定だったのですが、ご存知のとおりこの週末の関東地方の天候はとても不安定でして、昨日の昼前に早々と「今回は中止」とのメールが幹事さんより入った次第でして。。。
『こちらに居る内に一度は富士山へ!』と思っておりましたので、少し残念なような気もしたりしなかったり(?)
で、写真のザックはと言いますと、その富士登山に備えて一昨日の仕事帰りに神保町に寄って購入した、グレゴリーのZ35というモデルです。当初(第一候補)はミレーを考えていたのですが、お店で店員の方と相談しながら色々なモデルを背負ってみたりしたところ、何となくこのZ35が一番シックリときたのです。デザインや色も好みでしたし、もちろん機能や容量的にも希望に近いもので、ミレーの次はグレゴリーも候補の一つでしたので、このZ35に決めました。でも今日の富士山でのデビューはお預けとなってしまったのですが。。。
あっ、いつもの悪い癖で、本題とは全く関係の無いことを長々と。。。スミマセン。
で、その本題ですが、富士登山が中止となった今日ですが、実は義母(カミさんの母)が上京してくる日でもありまして、当初の予定どおり富士登山が実施されていれば、もちろん羽田までは迎えに行くことは出来なかったのですが、早々と昨日の昼前には中止と判明しておりましたので、今日は羽田まで迎えに行く事にしていました。ところが。。。
夕方の17時前頃羽田着の便でしたが、先に出かけていたカミさんを途中で拾う為、少し早めの14時半頃に息子と二人で家を車で出ました。駐車場から車を出して、いつも通る家の近所の道をいつものように進んで、近所の京王線の踏切で遮断機が下りたので停まろうとしたその瞬間です。なぜか何も操作していないのに、407のノーマルでは設定の無いはずの“間欠ワイパー”が勝手に動き始めたのです!『あれ?』と思い、ワイパーのレバーを操作しますが、何の反応もなく間欠ワイパーが動き続けます。で、メーターまわりを確認すると、タコメーターをはじめ各メーターが全く動作しておらず、右上の各種警告灯が全て点いた状態で、ダッシュボード付近も一番上のマルチファンクションディスプレイは消えており、エアコンもいつもAUTOにしているのにAUTOではなくなっており、風は出ているものの全く冷えていない状態(あ、暑い。。。)。
『これはおかしい』と思い(当たり前か?)、近くのコンビニの駐車場に入り、エンジンを切ろうとキー(イグニッション)をOFFにしますが、なんと今度はエンジンが止まりません!キーを抜いてもエンジンかかったままです!!さらには、ヘッドライトは点いたままで間欠ワイパー同様消すことも出来ず、ウインカーもウインドーも動作しません!さすがにここまで来ると、私自身なんだか笑えて来まして、『購入6年手前でいよいよプジョータイマー作動かぁ?』などと冗談まじりに心の中で思いながら、いつもお世話になっているプジョー小平のサービスの方へ電話してみました。サービスの方の回答は、「今すぐに電話でどうこう対応することは難しいですね」と想像どおりのお返事。。。何とか動力関連は正常のようでしたので、だましだまし小平まで向かうことにしました。もちろんカミさんには、「クルマコワレタ、ムカエニイケズ。。。」とメールして。
コンビニの駐車場から出たところで、なんといきなりパトカーと遭遇!『なんともタイミングの悪い』とは思いましたが、ライトが点いているだけで(あ、ワイパーも動いてた間欠で)、交差点でもなかったのでウインカーも使うところではなく、何事もなく通り過ぎて行きました。
次の難題は、「暑いっ!!」と一緒に乗っていた息子からのクレーム。当たり前です。今日の東京は少しだけしのぎやすい気温だったとは言え、エアコンの死んだこの時期の日の差す車の中は、やっぱり暑い!たまたま息子が後席に乗っていましたので、後席のウインドースイッチを操作させたところ、後席のスイッチで後席の両側のウインドーを開ける事が出来ました!(運転席のスイッチでは不可)
不具合発生の場所からプジョー小平までは20分程度の距離でしたが、そんな車の状態でだましだまし何とかたどり着くことが出来ました。(昼間にライト点けて、雨でもないのにワイパー動いて、対向車からの変な視線を感じながら。。。)
プジョー小平の駐車場に車を停め、とりあえず何となくキーを抜いて(エンジンかかったまま、ライト点いたまま)車を降りると、工場長が近寄ってきて、「ライト点いてますよ!」と。。。(さっき電話に出た方は別の方)これこれこういう状況でと説明すると、「最近ガソリン入れましたか?」との質問。『はて?ガソリンと何の関係が?』と思いながらも、3日ほど前に近所のGSで給油していましたので「3日ほど前に入れましたよ」と返事すると、「給油時の静電気で少し前に同じような症状での407の入庫がありまして(コンピュータの設定不具合発生)」との事。3日前に給油したGSはセルフではなく自分で給油していないので静電気発生の有無は分かりませんが、3日前の給油後も少し近所を乗りましたが特に変わったところはありませんでしたので、そのように工場長に伝えました。
静電気が原因かどうかは分かりませんでしたが、とりあえず前回407の入庫あった症状と同じであろうと想定して、強制的にエンジンを止めて、コンピュータのリセットと再設定を行ってみるとの事で作業が開始しました。
時間的に少し必要との事でしたので、ショールームに508のセダンが展示していたので見ていると、営業の方から「時間があるようでしたら試乗してみますか?」と聞かれたので、前述のとおり時間もありましたし試乗してみた訳です。
試乗した508もセダンでしたが、試乗した第一印象は、『407と似てる』。。。内装など、かなり質感も上がって、『高級車になったなぁ~』と思った反面、運転していて最も感じたことは、やっぱり『407と似てる』でした。これは、車幅や前後の見切りなどが407の感覚に近く、初めて乗った508でしたが、まるで自分の407を運転しているかのような感覚で運転することが出来ました。ただ、エンジンやミッションの違いは顕著で、「このエンジンとミッション、ウチの407SWに移植できませんかねぇ~」と試乗中に本音がポロリ。。。エクステリアや足回りは、やっぱり407SWの方が私には好みなのです!
と、508の試乗記はそこそこに、ウチの407SWの方に話を戻しますと、私が試乗から戻っても何やらサービスの方が2~3人がかりでPCを車内に持ち込んで作業をしていました。少し待っていると、工場長が運転席に乗り、テスト走行に出かけた様子。さらに少し待っていると、サービスの待合コーナーの前にウチの407SWが戻ってきました。運転席から降りてきた工場長から、「問題無さそうですね。この状態で様子を見ていただけますか?」と、作業時間正味一時間程度で元に戻していただけました!「ところで、今回の工賃は?」と恐る恐る(?)訊いてみると、「設定代だけ1,000円お願いしていいですか?」と予想外の返事。通常の入庫している車の作業を止めて、飛び込みのウチの車の作業を複数人数で実施いただいたので、ある程度の工賃は覚悟していたのです。さらには、この症状になった時に、『車預けて帰らないといけないのか?』とも思っていましたので、短時間で修理いただいて1,000円だけとは、こちらが申し訳ないくらいの気持ちになりました。
おかげさまで、義母の羽田への到着も飛行機の遅延で遅くなった為、ちょうど良い時間に羽田へ迎えに行くこともでき、コンビニの駐車場でキーを抜いてもエンジンが止まらない状況が発生した時には考えられなかった、ちょうど良いスケジュールで今日という日を終えることができました!プジョー小平のサービスの皆さん、今日は本当にありがとうございました!!(あれ?最後はなんだかお礼モードになってる。。。)
なお、この症状はプジョー車の中でも今のところ407だけの症状のようでして、今回は“プジョータイマー”ならぬ“407タイマー(?)”の作動のようでした。対処としては、特に給油時の静電気には気をつけるということと、保険として15,000円程度(工賃込)でガソリンタンクに取り付ける部品があるそうです。407な皆さん、ご参考までに。。。
Posted at 2011/07/31 01:50:01 | |
トラックバック(0) |
車 | クルマ