2017年04月27日
我がスープラ。
来る6月、所有して2度目の車検がやってきます。
それもふまえ今月初め、近所のトヨタカローラ店に12ヶ月点検の予約を致しまして
先日迎えた予約当日に来店した時の事。
「今回はスープラの12ヶ月点検でのご予約と言う事で」
「宜しくお願いします」
「6月に車検ですね」
「そうなんです」
「車検はどうされるご予定ですか?宜しければ本日そちらのご予約も」
「仕事のシフトが決まらないと分からないんで、とりあえず今回は点検だけでお願いします」
「あー・・・そうなんですか・・・」
以前ブログに書いたことあるんですが、
私が18歳の頃に乗っていたR32スカイラインGTS-4。
初めての車検を高校時代にバイトしてたガソリンスタンドでお願いした時の事。
その時積載車ではなく工場から代車で乗り付け我がスカGを自走で乗って行ったメカニックさん。
スタンドから出るなり高回転サウンドを響かせながらアクセル全開で消えていったのを見たのがきっかけで、工場へお願いする事に少し恐怖を覚えてしまいまして。
まぁ所詮は何処のどんな人がどんな風に使ってたか分からない中古のGTS-4でしたが
自分で稼いだ金で手に入れた愛車。
“見てないのを良い事に俺のクルマ手荒く扱ってるんだろなぁ・・・”
“もし事故られたら・・・”
なんて事を考えすっかりトラウマになってしまいまして、それ以来車検は自分で持ち込む事にしています。
なのでディーラーと言っても陸運局にはメカニックさんが自走で持ち込む場合もあるでしょうから
今回もやんわりお断りしようと考えてました。
「車検はどこか違うお店とか、ご自分で持ち込まれる場合もあるんですか?」
「そうですね、シフトが決まるのが車検の期日ギリギリになるんでそうかもしれないです」
「そうですか・・・あの・・・」
「はい?」
「法令12ヶ月点検は車検の見積もりとご予約を兼ねての作業となりますので、申し訳ありませんが点検だけというのはお受けできません」
「???」
「ですので今回の作業のご予約はキャンセルと言う事で」
「じゃあ今後12ヶ月点検をお願いしたい時はいつすれば?」
「車検を受けた後でしたら大丈夫です」
「はぁ・・・???」
な訳で、なんか腑に落ちないまま予約も無駄にそのままお店を出ました。
自動車ディーラー、言い方変えれば自働車販売店。
メンテナンスやアフターサービスもそうですが、やっぱりメインなお仕事はクルマを販売するお店ですもんね。
今回“法的に正しい対応”をされたのかもしれませんが、
もしかしてだけど
もしかしてだけど
いくら昔昔その昔に取り扱っていたカローラ店にスープラで行ったとしても、
“そのお店でスープラ買った顧客ではない”
“買い替える予定も無い”
“余計な金は払わない”
な3拍子揃った私に対しては“ある意味特別な店側の対応”なのかも
などと、ひねくれ坊主になる私(笑)
なんだかんだ“やっぱりこの店もか”という感想だけで今回の真相はどうでも良いんです。
AE92スプリンターシエロの時もそうでしたから(笑)
点検をお願いしにトヨタオート後継のネッツ店へ初めて来店した時から
「車をお乗換えのご予定など御座いますか」
「いやぁ、申し訳ないんですけど無いですね」
「そうですか、でもご参考までに宜しければ」
なんて感じで行く度ヴィッツやらistやらオーリスやらの見積りを渡されて
「いかがです?」
「ほんと申し訳無いんですけどスプリンターシエロが気に入ってるんで」
「そうですか、でも、部品の供給もほぼ無いお車ですし、当店と致しましてもいずれ手助け出来なくなりますから」
クルマと言っても所詮は機械、結局使い捨てなのね・・・としみじみ
クルマに興味ない人から見ると、ほとんど家電と一緒の扱いですもんね
家電屋さんは商品を他店に負けない勢いで販売。
長期保証というアフターサービスの充実さでお店のアピール。
もし数年前の家電が調子悪いと修理を依頼したとしても、“修理よりも新しい製品に買い替えた方が安い”といってお店の売り上げを優先。
クルマと家電の違いはいろいろあるけれど、結局はどちらも新製品を売ってナンボの世界ですからね。
まぁ、それに限った話じゃありませんが
でもでも、そんな経験ばかりじゃあ無いんです。
またその昔、さかのぼること時は1996年
当時15年落ちだった1981年式のジャパンターボを所有してた頃のお話
“世間的に旧車というには中途半端な年式”
“中古で売るには古すぎて価値無し”
“R30人気が当時も高く、陰に隠れてますます不人気車”
ワンオーナー、低走行、内外装極上なジャパンでも相場20~30万くらいな頃で
生き残れるか残れないか運次第というちょうど波乱な年式でした。
近所の日産プリンス店に点検やら修理やらお願いしておりまして
その時に担当してくれた営業マンさん。
ジャパンと私に対してとても親身になって接してくれた好印象な方でした。
法令点検をお願いした時には
本当は入っちゃいけないんでしょうね、作業場内に連れて行かれ、持ち上げられた我がジャパンの下に入って不具合箇所を具体的に説明しながら見せてくれたり
同じく今後不具合が出そうな箇所も見せながら説明してくれたり
修理が完了した時には
取り外した部品を見せてくれながら劣化状態の説明を受けたり、
時にASSY交換などで使える部品まで外された時には
「ここの部分はまだ使えそうですから持ち帰って保管します?」
などと言ってくれたり
「車検ご自分で行かれるんですか?検査場けっこう面白いですよ」
なんてアドバイスまで頂いたり(笑)
な感じだったので、いつ行ってもジャパンやらケンメリやら、その店にはその人が担当している客の旧車が入庫しておりました。
当時、親がF31レパードに乗っておりまして、その事話したら。
「レパードでお困りなことがありましたら私にご連絡ください」
「え?でもレパードは日産店なのに、プリンス店でもやってくれるんですか?」
「任せてください!」
そんなこんなで親子共々その方に担当して頂くことになりまして。
私か親、どちらが行っても
「お父さんのレパードの調子はいかがですか?」
「息子さんのスカイラインの調子はいかがですか?」
と、いつもお気遣いしてくれました。
ある日来店した際
「なんかいつもすいません、ここで買ってもないクルマでお願いしてるのに・・・」
「いいえ、どこのお店で買われたとしても、ウチ(日産)のおクルマにお乗りでしたら大事なお客様ですよ、新車を買って頂くのも仕事ですが、自信を持って販売した車を気に入って長く乗られてるのも嬉しい事なんです。ですから今後もいろいろ協力させて頂きますよ」
涙が止まりませんでした・・・
スタイリング、ハンドリング全てにおいて気に入ってたのもありましたが、親がレパードを10年以上乗り続けたのには、その担当者さんのフォローも大きかったかもしれません。
な事があったおかげで“ディーラーとはこういう所なんだ”という好印象が焼き付いたのもあり、最近の出来事がなんとなく悲しく思えてしまいます。
とは言ってもメーカー問わず今は時代が違いますから、仕方ないで済ませることにしますが、
正直、今後ディーラーに行きにくいなぁと考えてしまいます。
“金にならない客が来た”と思われてそうで(笑)
旧車乗りの主治医探しも頑張ってますが、なかなか良い巡り合わせが無いのが現状・・・
専門店ていう手もあるなと思い
1度ネットで探し、70スープラを得意とするショップを見つけ行っていたものの、“いろんな面で当店でスープラを購入されたお客様優先です”とはっきり言われてしまった為、
なんとなく波長が合いそうにないなと思い以降は足を運んでません。
技術も場所もないド素人な私にはかなりの難題です(困)
・・・と、気付いたらかなりの長文だー!
最後まで読んでいただいた方、無駄な時間を失礼いたしました(笑)
Posted at 2017/04/28 02:19:55 | |
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