
久々の投稿です
ここ最近、公私ともに多忙極めておりまして、なかなかみんカラにログインすることができず、ご無沙汰をしていました。
10月中旬位から仕事上でバタバタと立て込んでいたわけなんですが、そのストレスを久しぶりに走行会ででも発散したいな・・・なんて気分でSWAT Racingさんの走行会に申し込んだのは良いものの、申し込んだ矢先に妻が足を骨折。これが入院した上でプレート&ボルトの補強手術をして要リハビリいう結構な重傷で、俄かシングルファザー生活へと突入。まぁ普段家事や子供の世話なぞロクにしてない駄目オヤヂなわけですからもう毎日が戦争ですww
そんな中、環境の変化でのストレスのせいか、今度は下の娘が蕁麻疹を発症。医者の診察でも特に大きなアレルゲンは無く軽症の部類だということなのですが、蕁麻疹は出たり消えたり。。そんな状況で、当日の朝まで本当に微妙な状況でしたが、幸運にも元気に目覚めてくれたので子供達を送り出し、その足で筑波へ。この時点で朝7:30過ぎですからドラミには当然間に合わず、到着したのは自分の走行開始15分前。大変ご迷惑をお掛け致しました(汗)
ちなみにこの日は、どうしても外せない会議があり、走行会終了後に出社しなければならなかったのでレーシングスーツ…もといコナカの安物スーツ姿で筑波に参上するという暴挙に出ました。クルマのミスマッチさもさることながらドライバーの異様な風体も合わさって何というかアウェー感が半端無かったですwww
こんな状況なので、アコードの時のように走行会用のアジアンハイグリップタイヤを調達したりインテの遺品の古バケを装着するとか言った準備をする暇があるわけも無く、タイヤは街乗り用S001のままで純正シート+純正3点ベルト。ブレーキパッドもフルードもノーマルの完全フルノーマル仕様のまま久々の走行会に臨む事になりましたw
V36でサーキットを走ろうって人もあまり居ないでしょうし、誰の参考にもならないV36のサーキットでの走りの印象ですが、備忘録として書き連ねていきたいと思います。無駄に長くなったので興味ない方はスルー推奨です(笑)
前回サーキットを最後に走ったのは4年前。今回はクルマも変わり、AT車でサーキット走るのも初めてなら300馬力超えのFR車でサーキット走るのも初めて。というかFRでのサーキット自体が初めてのあれこれ初めて尽くしww
コースインの時点でソレを思い出し、どう走ったら良いのか全く分からないので、始めのうちはVDCをオンにしたまま恐る恐る挙動の観察をします。思ったより曲がってくれている印象でしたが、コーナー立ち上がりでVDCが効いて明らかに失速するポイントがあったので、ここに気を付ければ良いのねと解釈してVDCをオフ。
これでVDCが全解除になっているのかは良く分かりませんが、今までVDCが効いて失速していたコーナーでは脱出でテールアウトの姿勢を取れるようになりました。立ち上がりで踏み過ぎちゃってタコ踊りする事も何度かありましたが、ちょっとずつ慣れてきて何となく走り方が分かってきました。当然ながら1.6tの重量級なのできっちり減速してあげないとやはりアウトに孕んで曲りません。2速で立ち上がる低速コーナー立ち上がりでテールアウトの姿勢を取ってくれるのは良いのですが、グリップの途切れ方や戻り方がやや唐突な印象でコントロールが難しかったです。
反面、2コーナー後半のような3速で回り込んでいくコーナーでは舵の入れ方とトラクションの掛け方で前後のグリップバランスを調整してやるとジリジリと漸進的に姿勢のコントロールが出来て、ああこれがステアリングとスロットルで曲げるFR車の醍醐味なのねと実感した次第。この日一番気持ち良く走れたコーナーがココでした。
インフィールド先の左高速は、長くて重いものを曲げている印象もあってちょっと緊張しますが、姿勢自体は安定していて、テールが出てもロングホイルベースのせいか動きがゆったりしてて素人にも対処しやすかったです。
操縦性以外の部分の印象はというと、パワートレインに関しては、エンジンは7800rpm位まで結構気持ち良く回ってくれます。下からトルクがある上に、上も使えるので多少ワイドレシオな5A/Tですが加速に不満はありません。というか、ダウンシフトはシンクロレブコントロール機能も相まって結構高い回転数まで受け付けてくれますし、上まで回しても勝手にシフトアップすることなく、レブリミッターを叩くまでカバーしてくれるようなセッティングで、結構スポーツ走行向きだと思います。ただパドルシフトは、ダウンシフト時に誤ってワイパーレバーに触れることもあり、M/T車に慣れているドライバーはシフトレバーでの操作の方が確実かと思われます。
今回はブレーキもフルノーマルでしたが予想外に良く効いて、何周もサル走行してもフェードすることなくヘコタレる事もなかったのは意外でした。まぁTC1000より速度域の高いサーキットでどうなるかは分かりませんが。。
ベストタイムは45秒3でした。アジアンハイグリップタイヤ履かせてフルバケ+4点ベルトでそれなりに走れるようにしていたアコードがベストで44秒9、安定して出せるのは45秒前半だったのであまり変わらない。大柄で重たい割には3.5リッターV6の直線番長っぷりが効いているのかも知れませんが意外と悪くない?まともに走れた周回は大体45秒半ば。VDCオンだと+1秒位でした。コントロールに苦慮しているFR初心者が乗ってこのタイムならば、FRの操縦に長けた上手な人が乗れば普通に44秒台は出そうな感じです。ということはTC2000であれば9秒台ってとこでしょうか?
走ってみての不満点は、まず1点目は重さ。まぁこれに関しては分かり切っていることですが、重くて速いクルマってやっぱり操作を間違えると怖いことになるという意識がどこかにあるので、アコードやインテグラに乗っていた時のようにキレの良いクルマを回し切る楽しみっていうのには欠けます。やはり操作には独特の慎重さが求められるのも確かでこれは軽いクルマで走っていた時にはあまり感じられないことです。まぁそういった部分の勉強をしたいという気持ちもあったので、これは特に欠点とは。
2点目は微妙なスロットル操作によるトラクションのコントロールが難しいこと。やはりこの点ではレスポンスがいくら良くても、思い通りのギアが選択できたとしてもクラッチでダイレクトに結合されているM/Tとトルコンを介して駆動するA/Tとの差を埋める事が出来ないことを実感。正直、ここのコントロール性が良いだけでも、低速コーナーでのリヤの唐突な動きを防げるような気がします。
3点目は、シートのホールド性が曲がる能力に対して明らかに不足していること。純正シート+3点ベルトで走る方もどうかとは思いますが、インフィールドでターンインした時に姿勢が崩れて身体がドア内貼りに押し当てられました。左足でフットレストを踏みしめて必死に身体を支えていましたが、おかげで今日は左足とお尻が軽い筋肉痛です(笑)
V36スカイラインはスポーツセダンなのか、若しくは今やただのオッサンセダンなのかって議論が割と良くされていますよね。これは個人的な見解ですが、タイムは兎も角、ここまで能動的にスポーツドライビングを堪能出来るのであれば、『スポーツカー』ではありませんが『スポーツセダン』を名乗る資格は充分にあったんじゃないかと思います。スカイラインというクルマの出自自体、ハコスカ以来オッサンの為の走れる『スポーツセダン』というものであった事を考えれば、V36も『スカイライン』という名前を名乗るに足る出来だったと言うことが出来ると思います。
今回お世話になったSWAT Racingさん。お世話になるのは4年振り2回目ですが、1クラス当たりの台数設定が少なく走りやすいし、美味しい豚汁も頂けるしで至れりつくせりの走行会です。前回お世話になった菊地靖プロの参考になる同乗走行もあったのですが、遅刻のせいもあり今回は体験出来なかったのが心残りです。。
が、今回も充実していて本当に楽しく過ごすことが出来ました。お世話になった皆様方、ありがとうございました!
ここの所、色々と閉塞感のあった毎日でしたが、久々にクルマで憂さ晴らしが出来てとても楽しかったです。やはりサーキットはどんなクルマで走っても勉強になることがあって楽しいもんですね♪
…しかし4年振りにサーキット走って思い知ったのは、運転技術の衰えもさることながら、気力体力の衰え。以前はいくらでもサル走りできたのに、今では走行枠の後半になると体がついて来ません。。年は取りたくないもんですね(汗)
今回の走行会では、みん友のシロアンさんとご一緒出来ました。よく一緒に飲みには行きますが、何気にサーキットでご一緒したのは今回が初めてでしたね。予想外のバッテリートラブルは残念でしたが、またご一緒致しましょう♪

Posted at 2017/12/14 22:48:01 | |
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