(ΦωΦ)
前回のブログで
(ΦωΦ) こんなお便りを番組にいただきました
(番組? お便り? w
>この魚介類、お刺身のおさしん、
>『あか』の色彩を美しく写真で
>表現してアップするのって、ホント難しいでつ。
(ΦωΦ) とか…
>何をどうやるとこのように写るのでしょうか。。。(謎)
(ΦωΦ) とか…
(↓以下マジメな話なんで すっ飛ばしたい方はどうぞ w w w
会うことの多いみん友さんはご存知だと思いますが、私は仕事柄 写真を扱うことが多いです。
デジタル化以降 世の中に露出しているスチール(写真)やムービー(動画)はかなりの確率でレタッチ(補正)されています。
当然みなさんが見る車のカタログもナマの撮りっぱなしの画像はありません。すべて補正されています。
余談ではありますが、私のいる業界がアナログだった頃、難易度の高い仕事として車の撮影とビールの撮影がよく例にされました。いまはデジタル化されてかなりラクになったと聞きます。
私自身もアナログ時代に撮影ディレクターとして携わった仕事で、たった1cutの撮影で『三徹テスト・二徹本番』とかムチャなコトも致してました w
しかしデジタル化されたいまは、そのような現場は皆無です。
デジタル化されて以降、アマチュアの方々もある程度の撮影知識とプロ機材さえあれば、より良い写真が撮れるようになり表現の幅も広がったようです。それはそれで嬉しいことなのですが功があれば罪があるようでして、この15年あまりあいだ、勘違いしちゃった自称カメラマンさんが多いのなんの……w
(みんカラ内にもタマに見かけますね…私は絶対に仕事として使いません w
第一線で活躍するカメラマン達が撮る絵は無補正の写真であっても美しい凄みがあり表現したいこと明確で、感動が湧いてくるのはもちろんです。
しかし、デジタル化によって得た撮影クリエイティヴの表現限界突破は、いままで以上にクライアントから要求される高いハードルにカメラマンは応えねばならなくなりました。否応無しに完成されたその表現の幅を倍加させるスキルとしてカメラマンには画像補正能力が絶対に必要になります。
頑に補正をすることのないカメラマンもいるでしょうが、報道やドキュメンタリーを除けば一流と呼べる濃密な仕事は回ってこないと断言できます。
私の世界は表現の幅が広いクリエイターが必ず勝ちます。
(↑以上マジメ話でした ↓以下 読みやがれください
(ΦωΦ) 私の話をします
写真をチョイスすることに関してはプロです
紙面やWeb上 そして動画などに落とす際に画像(画面)の
最終色補正も私のような者の仕事にでもあるので
基本的に補正に関してもプロになります
しかし写真を撮ることにおいては素人です
撮ることはフィルムカメラ時代に見切りをつけてます w w w
当時は自分で印画紙に紙焼きしてた時期もあったほどですが
如何せん目は肥えていくばかりで腕が伴わず 匙を投げました w w w
しかし デジタルカメラは趣味として表現の裾野がとても広く
さらに この補正という『撮影後の作業』を楽しめます
いまは ここに道楽を見つけて写真を撮っています
(ΦωΦ) そんなVALKの捏造テク公開♪

iPhoneで撮った画像です 少し前のブログに使ってます
みんカラに落とすためワイド幅を580pixel 解像度は96pixelの低解像度画像です
フラットな印象ですね
なんの変哲もない平凡なつまらない写真…といったところでしょうか
いくら携帯電話についた小型のカメラが高性能になったとは言え
こういった写真は日照条件がよくないと どうやっても奥行き感がでません
この画像を撮った天候はやや曇り
なのであくまで『絵』としての完成を目指してみます
構図はまぁまぁ....
(ΦωΦ) みんカラブログ用なので少し極端に弄っていきます

とりあえずコントラストと明るさとシャープネスを弄ります
これだけも随分と違った印象になります
この時期はまだ秋になったかならないかです もうちょっと秋らしさがほしいところ

後ろの樹々を紅くしてみました
バイクの黒とのコントラストが綺麗です
秋っぽくもなりました

さらにアスファルトにコントラストをつけて陰影を深くします
こうすることでバイクが際立ちます
この辺りでヤメてもいいのですが バイクの『照り』が足りません

おっと今度は明るくしすぎました
抑えて 抑えて……

抑えつつ金属パーツ部分を強調しました
バイクの存在がいい感じです♪

あとちょいちょいと好みで調整…
仕事ではないのでこの作業は細かい処理をしていませんが みんカラ用には十分です
作業時間は約10分(慣れの問題になります
如何ですか? 一枚目の撮りっぱなしとはだいぶ違うでしょう?
(ΦωΦ) そしてお便りをいただいた…
>何をどうやるとこのように写るのでしょうか。。。(謎)さんの画像を拝借し
ちょっと弄るとこうなります
>何をどうやるとこのように写るのでしょうか。。。(謎)さんの元画像
(Wを580pixelに処理しています
初秋らしい空に鮮やかな赤 とても素敵な写真ですが
ご本人はお悩みのようです

VALKが弄った画像
ややISCの存在感が増したと思われます 空も色を加えず蒼くしました
ちょっとしたレタッチ(補正)で
画像は如何様にも変化してくれます
こうして私がiPhoneで撮ったバイクと
>何をどう...さんが
デジカメで撮ったISCでは元の素材がまったく違います
補正をかけてもその違いは歴然で
あきらかにISCの画像のほうが奥行きがあり
立体感と存在感があります 補正はあくまで補正です
なのでカメラマンの写真を撮るスキルと 機材いうのはやはり重要です
でもせっかく趣味でカメラを楽しむのであれば
撮った後も画像を楽しむ♪…という意味で
ひと手間かけて補正をして
さらに自分の撮った写真に愛着を抱いていただけたらと思います
(ΦωΦ) ぁ 最後にひとつ.....
(ΦωΦ) これ 真剣にやると
(ΦωΦ) いくら知識とテクがあっても....
(ΦωΦ) 絵ごころないひとには無理だから(ぇw
まる
Posted at 2012/10/24 19:50:59 | |
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