思いつきでBlu-rayをレンタルしてきました。一本目は、「スピード・レーサー」。スピード感を味わいたかったので、適当に選んだんですが、過剰なくらい味わってしまいました。原作が日本の昔のアニメみたいですが、そちらがわからないのが残念。おかげで、前半は回想シーンなのか、現在なのか。そして、だれが主人公で何が起きてるかもよくわかりませんでした。ようやく飲み込めてくると、スピード感にどっぷり。カーレースのはずなんですが、動きはまるでスノーボードのよう。180°もステアリングが切れるみたいで、ドリフトどころか、くるくる回りながら走ってました。ペダルも一つ余分にあるんですよね。R35の先にある未来の車を楽しめました。相手をぶつけて潰すのはレースの本質ではないですが、ゲームのようで面白かったです。スクリーンも、わざと実写とアニメを合成させたような雰囲気で、近くも遠くもすべてにピントがあっていました。家族っていいなと思わされる映画でした。最後にはまた初めからしばらく見直していました。そして、次にみたのは「アンストッパブル」。カタカナに直すと気持ち悪いですが、止められない。暴走機関車の話で、機関士の怠慢から無人で機関車が走り出してしまうと言うもの。きっと止められると信じてはいるものの、なかなか思うようにはならなくて、だんだんほんとに止まるのか不安になってきて、最後には瞬きもできなくなりました。止めようとがんばってる人たちの人間味も伝わってきて、助かったときはホロリときてしまいました。例のヘッドホンをして聴いていたんですが、機関車が迫ってくる重低音の迫力が凄すぎて、ヘッドホンが耳からはずれそうなくらい暴れていました。音の臨場感も感情移入するに大事な要素ですよね。さて、あともう一本みなきゃ。