• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

のんびりドライバーのブログ一覧

2013年01月28日 イイね!

どうしてこんな題名つけたの?



先日見たDVDは、「カエル少年失踪殺人事件」。

初めてこのタイトルを見た時は、一瞥して好きなジャンルじゃないなと判断した。
たまたま見ることになったのは、韓国のサスペンス映画がおもしろかったので、似た映画を探していたら、この作品が引っかかったと言うわけ。

結果としては、イメージしていたものとは異なり、良い意味で裏切られた。


まず、視界に入った文字は「カエル少年」。
「カエル少年」ってどんな少年なの?
頭に浮かんだのは、カエル風のモンスター。
「グエムル」みたいなモンスターパニックものか、ベロのような妖怪か?

カエル少年とは、「カエルを捕りにいった少年」のことであった。
つまり、カエルを捕りに行った少年が、神隠しにあったかのように失踪し、その後殺されていたことが判明した事件を扱った映画だ。

テーマは、「虚構」だと思う。

序盤で、大学教授が講義をするシーンがある。細部までは定かではないが、こんな感じの例をあげていた。ある宗教団体の教祖が、人類の滅亡の期日を予言した。信者はその日が訪れることを恐れた。しかし、その日には何も起こらず、人類の滅亡はなかった。信者はどうしたか?自分たちの祈りが通じたのだと喜んだ。教授はこう解説する。人は、一度信じたものは、事実をねじ曲げても信じ続けようとする。信者は、教祖の預言が外れたと認めないのである。

主人公は、番組の制作者だ。ドキュメンタリー番組で賞を獲得するが、その映像はやらせによって作られたものだった。視聴者が本物だと信じればいいと考えている。これも虚構と言えるだろう。

失踪した子の親も然り、子どもが見つかるならばという思いで、虚構の世界を作り上げる。

様々な切り口で、虚構について表現されている。

主人公・教授・子を失った親を、誰が責められるだろうか。

私達は,誰でも、程度に差はあれ、自分に都合のいい「事実」を人に差し出している。



ちなみに、この映画の原題は、「子ども達...」(韓国語)
英語表記では、「CHILDREN...」

これらも、映画の内容には合っていないと思うなあ。
Posted at 2013/01/28 21:00:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 日記
2013年01月26日 イイね!

あり得ないシーンの一つだね

崖っぷちの男(MAN ON A LEDGE)

予告を見て、借りることにしたDVD。
最後まで飽きずに楽しめる、いわゆるジェットコースタームービー。

映画の楽しみ方には、「突っ込み」がある。漫才のあれである。
映像やストーリーのあらを探し、発見してすっきりする。

リアルに作っている映画は、本当に起こった出来事で自分の身のまわりでも起こりそうな気がする。
反面、ダイハードのように、できるわけないだろと突っ込みたくなる映画は楽しい。

この映画も、序盤シリアスにスタートしておいて、徐々に「ぼけ」が見え隠れしてくる。

「せっかく食器の指紋を拭き取っても、素手で窓枠をつかんだら意味ないだろ」なんてね。

でも、そんな小ネタをしょぼく集めていても、終盤のワンシーンですべて粉砕される。

こんなのありえねえ!

小ネタはどうでも良くなった。

テーマは「絆」だが、これもどうでもいい。

頭を空っぽにしてサスペンスを楽しんで、終盤で大笑いすれば、料金以上の満足はありそうだ。

途中から、気になる人物が出てくるが、これは作り手のトリックなので、見事に引っかかって、ラストシーンでやられたと思うべし。



ちなみに、自分がこのDVDを借りることにした決定的な理由は、赤い下着であったが、そのようなシーンは0.1%しかないので、予告を見た方は過度な期待をしないように!

Posted at 2013/01/26 12:51:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 日記
2013年01月18日 イイね!

先入観は誤解の元

私が他人と関わりを持つ時、判断材料になるのは先入観。たぶん9割以上を占めていると思う。

表情とか、服装とか、しゃべり方、仕草なんかで、この人はこんな人だろうと勝手に思い込んで、好き嫌いを決めている。

第一印象ではその人の人格までは見通せやしないのだから、もしかすると良い関係になれる人を遠ざけ、利用するために近づいてきた人に親切にしているかもしれない。

その落とし穴について考えてみた。


まず、初対面のときの状況。

他人が困っている状況にあると、なぜかその人はいい人に見えてしまう。何とかして悪い状況から救いたくなる。

困難なことに一生懸命努力している姿を見ると、応援したくなる。

自分は絶対に間違っていないと突き進んでいる人には、引いてしまう。

自分のためにやるんだと言う人には、やってみればと傍観してしまう。



これらは、一面しか見ていない判断だ。

自分は間違っていないと断言していても、一人になった時、本当に正しいのだろうかと迷っているかもしれない。

悪い状況にいるのは、その人に非があって、改めないからそうなっているのかもしれない。



人の一部分しか知らないで、その人すべてをわかったような錯覚を「先入観」と言うのかもしれない。

詐欺なんて、先入観をうまく使った犯罪だ。



しかし、悪意を見破れれば、その人の人間性を理解することができるだろう。
でも,一般人とかけ離れた思考をする人の人間性は理解できるのだろうか。


えん罪という法律を執行する側の過ちがある。

状況証拠と自白によって、推理を事実とでっち上げ、犯罪者の烙印を押す。

よほど専門的な知識と不屈の意志、さらに、支援者がいなければ、いったんつけられた印象を白紙に戻すことはできない。日本でも、えん罪により人生を台無しにされた人はいる。




ある人物が、身に覚えのない容疑をかけられた。
見つかったのは、不利な状況証拠ばかり。

弁護士を頼んだ。
弁護士は、容疑を晴らす証拠を探し奔走する。
しかし、何者かが証拠を隠そうと暗躍しているようだ。

優秀な検事が選ばれた。
状況証拠を集め、裁判に臨む。

証人が,法廷で言う。
「彼は悪魔です。犯人に違いありません。」
しかし、証人は何も見ていない。

弁護士は、容疑者に疑念を持つ。
「本当のことを言え。」
容疑者は、訴える。
「あんたまでそういう目で見るのか。俺にはあんたしか頼れる人はいないのに。」

裁判は進む。
ついに容疑者は、
「みんながそう言うなら、そうなのかもしれない。自分はそうじゃないと思うが、償いをしたい。」
と自白する。

最終弁論

陪審員が、有罪・無罪を判定することになる。

検事
「彼以外には実行不可能だ。犯人は彼しかいない。」

弁護士
「証拠ならあります。見てください。」
裁判長・検事・陪審員・傍聴者の目が集中する。
証拠は無かった。
弁護士は続ける。
「見たと言うことは、皆さんが有罪と確信していないからだ。疑わしいだけでは、有罪にすることはできない。」


判決

容疑者は、「無罪」。

真犯人は・・・・・・



テーマ
「人は、先入観や一時の感情、自分の立場や利益によって相手を判断するゆえ、過ちを起こす。」



もうお気づきの方もいるかもしれないが、ある映画の紹介です。

「ある人物が、身に覚えのない容疑をかけられた。」のところから、ストーリーが始まっています。

犯罪の内容はわからないようにしましたが、この映画を見た人には「あれだ!」とわかってしまったかもしれませんね。

私は、自分の先入観で勝手に人物を判断してしまい、あらゆる可能性を考えることができなくなっていました。「やられた!」って思いましたよ。後味悪かったな。

見てみようと思った人は、先入観から、ミスリードされないように気をつけてね。
監督は確信犯だから。


この映画の題名は、・・・・・・・









































2011年 韓国映画

ソン・ヨンソン 監督

ハ・ジョンウ、チャン・ヒョク、パク・ヒスン

「依頼人」

でした。











Posted at 2013/01/18 21:23:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 日記
2013年01月17日 イイね!

今も健在

映画(DVD)を観ての感想でありんす。

今回は、短い。

特に、謎解きもないから。

ストーリーに沿って、アクションを楽しめばいい。











「キラーエリート」











引退した傭兵が、捉えられた仲間のために復職し、その仲間を助ける話。仲間を解放してもらう条件は、依頼された仕返し殺人を実行すること。小さなどんでん返しはあるけれど、結局はハッピーエンドで幕を下ろす。







タイトルの「今も健在」って何のことかって?





それは、・・・・・・







それは、・・・・・・







それは、・・・・・・







デニーロの「変な顔」さ。




これを読んで,笑っている人は、わかったんだね。



あのデニーロ顔を観て、これぞデニーロだとうれしくなったね。



よくあの変な顔をあみだしたもんだ。
しかし、あの顔、どう表現すればいいんだろ。
目が笑って、口が泣いているというのか。うーん、俺の筆力では表せないわ。



あの顔で、他の役者を喰いまくり。ジェイソンが渋い演技をしても、あの顔が出たら、ジェイソンの作った流れは、跡形もなく吹っ飛び、デニーロの顔だけが脳裏に焼き付く。


ジェイソンは、試写を観た時、「デニーロ、てめえゆるさねえ。」と殺意が湧いたんじゃないかな。
もう二度とデニーロと共演することはないだろう。



次は、いつあの顔で笑わしてくれるだろうか?



デニーロ顔の健在ぶりに,乾杯!




















Posted at 2013/01/17 23:18:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 日記
2013年01月17日 イイね!

心当たりがなければ、観っけもの

「知らぬが仏」ということわざがあるが、この映画は「知らぬがおもろ」である。

私は、アジアの俳優をよく知らない。チャンとかリとかパクとか、効果音のような発音が覚えられない。さらに、特徴の少ないアジア顔はこれまた区別がつけにくい。そういうわけで、この俳優はあの映画に出ていたとか、この俳優のカラーはこんなところだという色分けができない。

それゆえ、この映画は、おもろかった。





「捜査官X」





後半も充分楽しめるが、わたしは前半が良かった。

前半は、山奥の閑村で起きた強盗事件の死因の捜査。死んだのは、二人組の強盗の方である。
二人はどのように死んだのか?捜査官は、原因を調べる。状況から、一つの仮説が浮かび上がる。同時に容疑者も。しかし、そんなことがあり得るのか?村人は、「ありえない。」といい、それでも持論を曲げない捜査官は孤立していく。逆境の中で捜査を進め、ついに犯人が特定される。
そして、この物語は対照的な後半に突入していく。


この映画を見ようと思う人は、この先を絶対に読まないで!
























私は、だまされた。

演出と演技に。

どうして、あの人質が犯人を殺せるだろうと、捜査官の見当違いだと思った。

運悪く捕らえられた職人は頭も良さそうじゃないし、腕も立ちそうにない。強盗と対面した時は、わめいて逃げ回っていただけ。

しかし、この職人役は「ドニー・イェン」が演じていた。

現在、カンフーアクションでは右に出るもののいない達人だそうだ。

ストーリーに戻る。

逃げ回っていた職人は、全く闘わず、偶然の不可抗力を装って、二人を抹殺していたのだ。




その腕前は、後半で華麗に披露される。

強力な刺客が次々にやってくるが、その技を上回るアクションで段違いの強さを見せる。



前半は推理サスペンス、後半はカンフーアクションてんこ盛り。どちらも見応え充分。

テーマは、家庭。

職人は、仲間も、腕も、親をも捨て、妻と子のために生きる道を選んだ。



主人公の生き方には矛盾があるけど、エンターテイメントとしては良しとする。














Posted at 2013/01/17 10:18:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 日記

プロフィール

27年度のマラソン(豊平川10キロ棄権、洞爺湖10キロ棄権、千歳JAL10キロ完走、美瑛ヘルシークオーター完走、納沙布岬ハーフ予定、北海道マラソンファンラン予定...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

愛車一覧

スバル レガシィ アウトバック スバル レガシィ アウトバック
2台目のアウトバック。2.5i。サンライトゴールドオパール。内装は、アイボリー。走行性・ ...

過去のブログ

2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation