2011年03月16日
みんカラ経由で、赤十字に募金しました。
テレビの映像を見ていて、胸が張り裂けそうです。
食料が足りない。移動しようにもガソリンがない。暖房も不十分。医薬品も届かない。
このままじゃ、助かる命も助からないじゃないですか!
今の私にできることは、募金しかありません。
被災者の皆さん、私達が必ず助けますから、もうしばらくこらえて下さい。
このブログを読んでくれた皆さん、どうか被災者のために力を貸して下さい。
被災地では,食糧不足のため,略奪も起きているそうです。
助けを求めている人たちがこれ以上苦しまないように、よろしくお願いします。
Posted at 2011/03/16 22:59:59 | |
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雑感 | その他
2011年01月25日
滅多に電話をかけたりしないのんびりドライバーですが、連日実家に電話しています。
「今日は、薬をのんだかい?」と聞くために。
先週の土曜日、夕食後、「薬飲んだら。」と言うと、レジ袋からごっそり薬袋を出して、ずっと探しています。「どれを飲むのさ?」と聞いても、よく分からない様子。
「こりゃ、ダメだ。何とかしなくっちゃ。」と、薬局へ。
「薬を分けるケースか袋はありませんか。」と相談しました。
出して来てくれたのが、お薬カレンダーという優れもの。
画用紙くらいの大きさで、縦軸が曜日、横軸が「朝食・昼食・夕食・就寝前」となった時間割のような表です。それぞれのマスが薬を入れるポケットになっています。
早速購入してきて、父の薬を仕分けました。
糖尿病・認知症・前立腺の薬がどっさり。
朝食の場所は、食前が3つ、食後が2つ。昼食は、食後が2つ。夕食は、食前が2つ、食後が2つ。カプセルやら粉薬やら様々。迷うのも無理はありませんね。
あとは、食事の度に、そのポケットから薬を取り出して飲むだけです。いちいち袋を見て、探す手間がなくなりました。それに、これなら、いつ飲み忘れたかも確かめられます。食前の薬を食後に飲むくらは、いいことにします。
でも、それだけでは、安心できません。
日曜から、夕方に、電話で飲んでいるかチェックしています。
「たいした、いいわ。」と好反響。今のところ、飲み忘れはありません。
ついでに、「今日は、何食べたの?」とチェック。
レトルトの牛丼とか、ニシン漬けとか、たいした物を食べていない様子。
私が帰宅した時には、とんかつやら刺身やら、出前なんかも食べていたので、カロリーオーバーを心配していましたが、逆でした。私がいると、無理していい物を食卓に並べるのかな。貧乏なわけではありませんが、普段は極めて寂しい食生活をしているようです。
「もっと野菜を摂らなきゃダメじゃない。」と、アドバイス。
よく見てあげないとダメなんだなと分かりました。
年を取ると、なんでも面倒くさくなって、自分の体のことなんかどうでも良くなってしまうのかもしれませんね。
両親の生活が分かってきて悲しくもなりましたが、今までになかった幸せな時間も持てるようになりました。「何食べたの?」の聞くだけでも、電話の向こうからは喜んでいる様子が伝わってきます。こんな何でもない会話が大切なのですね。
これから、どのくらい自宅で生活できるか分かりませんが、できるだけ支えてあげたいと思いました。
Posted at 2011/01/25 23:40:41 | |
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雑感 | 日記
2011年01月18日
どうも、ご無沙汰しています。
久しぶりに、PVレポートを覗いたら、毎日のように誰かが読んでくれているんだよね。
本当に、びっくりですよ(@_@)。
書きたいことはあったんだけど、疲れてて打ち込むところまで、体が動きませんでした。
体と言うより、気力が枯渇していたからかな。
2010年のマラソンは、右肩下がり。
ハーフでは2時間切れないし、フルは失格か棄権。
目標だった北海道マラソンは、中間地点でもうギブアップ。「早く回収バスに乗せてくれえ~」って感じでした。その後、咳・倦怠感・発熱などで、2ヶ月くらい体調不良。1ヶ月以上咳が止まらなかったのは何だったのでしょう。
年が明けて、今は咳は出ないけれど、運動は休止中。
倦怠感の尾が引いていて、どうも動きたくない。ずっと寝ていたいって感じだな。
年末の人間ドックで血糖値が糖尿病の域、要精密検査になっていました。
そのせいでだるいのかなあ(T_T)
さらに気持ちを沈ませたのが、父親の認知症。
夏に尿のコントロールが不安定になり、歩行もふらつきだしたので、9月に「正常圧水頭症」の手術しました。
その後、良くなったかのように見えて少し安心していましたが、見かけだけでした。
退院したのは、良くなったのではなく、言うことを聞かないので、出されたのかもしれません。
自宅でも、薬はちゃんと飲まないし、たばこは平気で吸っているし、大馬鹿野郎です。
言ってることも、事実ではなく、7~8才児のようです。
ときどき、親父が親父でなくなっていることを感じて、涙が出てきます。
落ち込むわけにもいかないので、介護についていろいろと調べるようになりました。
意識がしっかりしている間に、家族のいい思い出をたくさん作ろうと思います。
映画のことや飲み歩きのことも書きたいのですが、今日はここまでにします。
のんびりドライバーは健在ですので、今後ともごひいきに(^_-)
Posted at 2011/01/18 21:19:40 | |
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雑感 | 日記
2010年06月26日
「アウトレイジ」を観てきた。
仕事が終わって、車を飛ばす。上映館が遠すぎるよ。高速使って2時間半もかかった。
さらに、上映開始時刻が21時。帰宅できないじゃん。
しょうがないと、宿を予約。これで、深夜運転を気にせず、映画を楽しめる。
これほどの出費をかけて鑑賞した結果は、
「まあ、いっか。」
てな感じ。
なんで、この映画を作ったのかな?
思い当たったのが、原点回帰。
北野武監督が、漫才コンビ「ツービート」のビートたけしとして、世の中に認められたことは周知の通り。
「赤信号、みんなで渡ればこわくない」とか「おばあちゃん、いいかげんくたばってください」のような毒ガスギャグで若い世代に支持されてきた。
漫才というのは、世の中のことをおもしろおかしく表現して笑いをとるのが商売。
だから、彼は、「世の中って、こういうものさ。」という視点で、事象を切り取っていく。
そして、切り取った事象を漫才の手法で料理して客に出す。
だから、それぞれのカットに落ちがつく。
たとえば、相手やくざに発砲しようと構えていたら、後ろから来たやつにあっさり撃たれておだぶつとか、カモったと思っていい気になって取り立てに行ったら、はめられていたとか、たけしの漫才パターンがたたみかけるように炸裂する。
インタビューで、早撮りについて尋ねられ、「自分は漫才出身だから、リハーサルはしない。」ということを言っていた。この映画は、漫才作りを下地に作られたようだ。
役者は、漫才の呼吸だから、間を取れない。台詞回しは間をとることで、観客に台詞の意味を再確認させるのだが、つぎつぎと含みのない言葉を連発していく。きっと演じていて、つまらなかったと思うな。
実際、ツービートのマシンガントークのごとく、映画のテンポの速いこと。観客は、深く考える必要なく映画のテンポに乗せられてエンドロールまで運ばれていく。
私にとっては、「キッズリターン」や「HANABI」「アキレスと亀」のような作品が好きだから、物足りないのだが、監督は実験してみたかったのだと解釈した。そう、手応えを感じていた「アキレスと亀」がこけた二の舞を踏まぬように。
監督を深く理解しテーマを忠実に表現してくれる北野組の役者を外し、監督のイメージをくどくど説明しなくても十分観客をスクリーンに釘付けにできるベテラン・実力のある俳優を起用したのは、漫才型の映画がどのくらい通用するか試すためとある程度の集客を確保するための戦術だろう。この映画が当たったら、北野組のベストメンバーで、彼の集大成とも言える映画に挑戦するかもしれない。勝手な思い込みなのだが、黒澤明監督が、自分の集大成「乱」を作る前に「影武者」を撮ったのとダブルのだ。
題名とエンドロールから気づいたが、この作品は海外向けの作品である。配給が、ワーナーブラザースだから横やりがあったのかもしれないが、明らかに外国人が読むことを意識してスタッフロールを日本語・英語の二本立てにしたのだ。「ドールズ」や「座頭市」では、浄瑠璃や古典一人芸をスクリーンに登場させて、外国人の日本芸能文化への反応を試してきた北野監督。今回は、漫才の呼吸が外国人に受け入れられるかをテストするつもりらしい。
内容に触れることにする。
この映画は、やくざ映画であって、やくざ映画ではない。やくざ社会の抗争の形をしているが日常生活のよくあるできごとのコメディである。監督は言っている。「暴力とお笑いは、紙一重である。」と。だから、犠牲者がはまってしまう場面には、その間抜けぶりに思わず吹き出してしまうだろう。
テーマは、「因果応報」だな。自分の取った行動には、遅かれ早かれ必ず結果が訪れる。印象的なのは、侮辱に対しては、死がその報いになっているところ。見終わった後、こいつが殺されたわけは、あの侮辱した振る舞いだなと納得できる。愛人が殺されるのは、巻き添えだから、かわいそうだけど。確かに、私達の日常は、因果応報の繰り返し。ちょっと挨拶をしなかったことで、冷たくされることなんて珍しくない。ひどい時には、不用意な一言で、職場にいられなくなるようなことにまで発展しちゃう。
集団劇なので、因果関係が絡み合っている。そこを整理できないと、この人誰?何で殺されるの?ってなことになるかも。
この映画を楽しむには、出演者に知っている人を当てはめるといい。あの人は、このタイプだな。嫌なやつだけど、こんなやつがのし上がるんだなとか、義理に厚いやつだけど、だから貧乏くじを引くんだろうなあなんてね。
あとは、海外の評価ですね。農耕民族は、村社会だから、この因果応報の仕組みを感覚的に理解できると思うんだけど、他人に無関心、嫌いな人とはつきあわなければいいという欧米の人たちは、侮辱されたことを根に持って復讐する感覚がわかるかなあ。分かるなら、他人の国に行って、土足で踏み荒らしたり、正義の名の下に侵略したら将来どんな報復があるか分かりそうなものだけど。勝ち組・負け組、金持ちと貧乏人の二層化が進んでいる現代。いろんな国の人に、因果応報という視点で、この映画を観てもらいたいですね。
役者さんは、ネットで読むほど凄みのある演技はしていませんでしたよ。「ミンボウの女」に出ていた伊東四朗さんの方がずっとこわかったです。最高にこわかったのは、「ブラックレイン」の松田優作さんでしたね。最初から最後まで、彼が出ているシーンは息が詰まりそうでした。
Posted at 2010/06/26 13:21:05 | |
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映画 | 日記
2010年06月20日
美瑛ヘルシーマラソンから1週間。全く走れず、すっかりなまった体で参加。
7時半から受け付け開始。開催要項に目を通していたら、!!!。
ハーフマラソンの制限タイムが、2時間10分。何いーーーっ!
油断したら、洞爺湖マラソンの二の舞じゃ。
スタートは、9:00。天候は、曇り。暑くも、寒くもない。
くねくねと曲がっている間に、運河沿いの道路へ。観光客に見守られ、ウイングベイに向かう。
途中、中央埠頭を回る。何でこんな脇道に入るのかと思っていたら、なるほど・・・。
このコースを通ると、天狗山を正面に望めるのだ。
埠頭を抜けて、大きな通りに戻ると、車道脇の三角コーンで区切られた2メートルほどのコースを走る。
このマラソン大会の評価を低くしているのが、このコースの幅の狭さだ。思うように追い越すことができない。
給水で、口に水を含み、残った水を首筋にかける。あー生き返る。
そのうち、折り返しのランナーが次々にやってくる。ウイングベイを過ぎて、やっと折り返しが見えた。
給水・ランナー誘導で、かなりの高校生が動員されていた。心から応援してくれる人、仕方なしにやっている人、さまざまだ。学校から強制的に命じられているのだろうか?
旭橋が見えてきた。ここが11キロ地点。唯一の関門だ。ここを1時間15分以内に通過すれば、全コースを走ることができる。ただし、2時間10分を越えると、その地点で失格になるので、タイムは記録されない。
後半のコースもユニークだ。住宅を両側に見る脇道に入ったかと思えば、ホーマックの駐車場を横切ったりする。ホーマックの店員さん、駐車場での応援、ありがとね。
また、狭い車道を走っていくと、トンネルが現れた。涼しくて気持ちいい。3つのトンネルを抜けると、小樽水族館が見えてきた。折り返しだ。残り、5キロ。
狭い道をひたすら走る。どうやら緩い下りになっているみたいだ。
旭橋が見えた。もうすぐゴールだ。
埠頭公園に入る。あれっ?フィニッシュゲートが見えない。どこだあ。きょろきょろしながら、立ち並ぶテントの後ろを走る。テントを抜けてやっと見えた。よし、あと少しだ。
必死にスパート。ガッツポーズでフィニッシュ。
ドリンク・タオルをもらい、完走証配布の列に並ぶ。
手荷物預かりがないので、売店で買い物をすることもできず、駐車場へ疲れた体を引きずるように戻る。
タイムは、2時間27秒。もう少しだった。
次は、2週間後のきたほろしまエルフィンロードハーフマラソンだ。
Posted at 2010/06/20 20:48:45 | |
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健康 | 日記