最近なにかと話題の写真のS660。
遂に来ましたね♪ 以前からコンセプトモデルとか出てましたが実車はかなりカッコいい(^^)
これにより昨年のコペンローブ(エクスプレイ)、アルトターボRS、S660。
現代のダイハツ、スズキ、ホンダと軽自動車メーカー3社のスポーツモデルが出揃いましたね。
それぞれキャラクターがあるので購入層は理由によっては分かれそうです。

コペン
なんと言ってもまずは電動オープン。
安全のハードトップが約20秒で全自動にてオープンエアを楽しめます。
オープン後はフロントウインドウ以外はほぼ全開放でフルオープンで爽快ドライブ!!
2人乗りですがクローズ時はトランクに荷物も載せれますので
日常のスーパーでの食材程度の買い物ならば余裕で5~6袋はトランクに載せられます。
それとまだ馴染みがないのですが着せ替えができるドレスフォーメーション。
実際は気軽にはいかないでしょうがおもしろい機構です。
今年は丸目の第3のデザインが登場予定ですのでまだまだ目が話せません。

アルトターボRS
なんと言っても驚くべき軽さ。
現代の軽自動車規格、安全性能を網羅してもこの700kgを切る軽さです。
残念ながら3ペダルのMTはありませんがグレードがRSなので
もしかしたら隠し玉で5MT、リアディスクブレーキ、4WDのワークスが出るかも…しれません。
5ドアハッチバックなので荷物の積載性、搭乗人数は優れています。
日常のお買いもの程度なら余裕で可能ですね。
それと価格も装備の割にかなりリーズナブル♪
価格が安いからといって内装もチープではなく専用パーツもおごられてますし
溶接やタワーバーでの剛性アップなども施しています。これも驚きのポイントです。

S660
なんと言っても軽自動車でMRレイアウトのエンジンとオープン。
過去に同じレイアウトのビートがありましたがまさか現代でこのような車が出てくるとは!?
リアビューはもうスーパーカーです(^-^)
一方のフロントはインサイト顔と言いますか先代オデッセイと言いますか...。
現行車だとジェイドとかのいわゆるホンダ車顔です。
ジェイドとかフィットとか見かけると無性にS660の面影と重ねてしまいますf(><)汗
軽自動車枠でMRレイアウトでのオープンカー。
装備もすごくて4輪ディスクブレーキ、6速MT、LEDヘッドライト...etc
リアのウインドウ開閉や近未来を思わせるようなドアミラー、アウターハンドルのデザイン。
リアビューが未来から来た車を思わせます。
このリアビューの再現によりフルオープンではなく昔あったようなタルガトップ車、
Tバールーフ車に近いような背もたれの部分が残るセミオープンとなりますが
オープン、クローズ時どちらもともカッコいいです。
ルーフはハードトップではなくソフトトップ(幌)ですのでセキュリティの面、
劣化の面で好き嫌いが分かれそうですが今後、クローズボディのクーペも出るとか
出ないとか言われてますのでオープンにこだわらなければ待ってみてもいいかもf(^-^)
この幌は巻物のようにクルクルと巻き取る完全着脱タイプの巻き取り式なので
将来的に劣化したら部品注文して交換も簡単にできそうです。
通称、海苔巻ルーフとか巻寿司ルーフとか巻物とかいろいろ言われてますが斬新です。
これだけすごいS660ですが弱点としては積載性。
まず荷物を載せるスペースが助手席の席の上か足元しかありません。
通常の車のリアトランクにあたる部分にエンジンがあってエンジンのある
フロント部分には巻き取り式の幌を入れるだけのボックス...以上です(汗)
クローズ時でも荷物を入れる部分はフロントのボックス...だけ。
スーパーの買い物袋も厳しいですね。
2人乗車の場合、コペンでも自分の荷物と助手席の人の荷物(カバンなど)は
トランクに入れる必要があるのですがS660の場合は自分の荷物は助手席の人の足元、
助手席の人の荷物はその人の膝の上ということになります。
S660にて2人乗りでドライブスルーに立ち寄った場合、助手席の人がすべての荷物を
膝の上に置くことになりますねf(^^)汗
2人で移動する場合は財布と携帯ぐらいの簡易的なものでお願いします。
絶対に人を載せない場合や1人で仕事の通勤に使う場合は問題ないです。
運転者1人と仕事の鞄は助手席の座席にポンと置いて...これなら問題ないです。
(現在のMyコペンでこれが日常スタイル)
↑の場合でイレギュラーで職場などで人を送ることになった場合は
自分の仕事の鞄と同乗者の荷物をトランクに入れて難をしのぎますがS660では
これができませんのでとりあえず全荷物を膝の上か足元に...となりますね。
これが唯一の弱点ではないでしょうか。
ここは割り切ってこういう車として付き合っていくのがベター。
本当に車を楽しむ、運転を楽しむ、この点を最重要に置いて作られた特別な1台♪
こんな夢のような車ですが現実として外せないのが200万オーバーの価格。
カッコいいけど気軽に手が....出せないのも事実というのは私だけではないと思います。
最近のスポーツカーは所得に余裕のある40代~50代が買えるような価格帯ですが
もちろん装備面や開発までのプロセスなど値段相応だとは思います。
しかし車離れの中心となるターゲットの若者には簡単に手が出せません(>_<)
ファーストカーとしてはいろんな面で障害があるし、2台持ちでのセカンド及び
サードカーというのも若者にはちょっと厳しいですね。
若者でなくても200万出すならいろんな車が候補にあがります。
中古車で考えてもあんな車やこんな車の相場に相当しますので悩みます。
カッコいい車なのですごく興味があるのですが乗り手を選ぶ車というか
乗り手が気軽に選べない車ですね。
それでもこんな夢のある車を出してくれて本当に感謝です(^▽^)〃
こういう挑戦を企画段階で没にせず、具現化するのが今の時代に必要なんです!!
90年代にはいろんな種類の車があってそして消えていきました…。
その中で名車になるもの珍車になるもの...いろいろありましたがこれが購入者としては
選ぶ楽しさがありますし、各車の個性や魅力が活きていたと思います。
最近のホンダはハイブリット+MTのCR-Zや今回の軽規格でのMRオープンスポーツ
S660と近未来的なスポーツカーで挑戦してくれていますが是非とも他のメーカーも
どんどん個性のある楽しい車を没にせず出してほしいですね。
いろんなジャンルがあってそれぞれの生活環境の中でも選択肢が幅広くある、
これは購入者としては本当にありがたいですから。
同じような車がゴロゴロあっても結局は外柄のデザインだけ違うだけのそのジャンル1択。
これではおもしろくありませんのでこれを気にいろんな車をお願いします。
今後、S660をベースにして軽自動車規格から飛び出した排気量のアップ及びワイド化した
普通車(白ナンバー)仕様のS660とかS660のサイズのままのタイプR仕様など
雑誌などでは特集されてますが可能性がある車ですので楽しみです。
タイプRなんて軽自動車でありながらブレンボブレーキや赤レカロなど
往年のインテRやシビックRを髣髴とさせる伝説の赤バッジが復活するのでしょうか。
これは実現したらすごいことですがこれに合わせてMT仕様のワークスをぶつけてきたり
はたまたFR軽スポーツの復活など夢が膨らみます。
軽=ママさん達への室内空間広々の車から走りに特化したモデルが増えてきて嬉しいです。
今年はモーターショーもありますし、これからの軽自動車ジャンルは要チェックですね(^^)/