2014年になってから今日で5日。
もう5日経ちました、なんかあっという間で早いですね。
今日でお正月休みも終わり、明日から仕事始めという方も多いのではないでしょうか??
2014年もいよいよ本格的にスタートするということで毎年の年初めに
今年もドライバーと車ともに大きなトラブルなく過ごせますように。
...と、願うのですが去年が去年だけに今年は強く思いますね。
それでは2013年、締めとなる10月からの出来事を。
悪夢再び...。
お盆にコペンを弄ってから2ヵ月が経過した10月の半ば。
もう夏も終わって秋も徐々に深まっていく季節でした。
セリカの事故が4/18でしたので調度半年ぐらい時間は経過したところでしょうか。
10月の祝日、この日は天気もよくなんとも平凡な休日でした。
せっかくの休日ということで昼食を食べた後、コペンに乗って買いものに
出かけることに...。 これが年末までにも及ぶ全てのはじまりとなりました。
最初に立ち寄ったお店で買いものを済ませ、2件目にむかうべくコペンを走らせる。
しばらくするとこれまた普通のごく一般的な交差点に差し掛かった...。
このごく普通の交差点が今年2度目のアクシデントの現場となるのであった。
コペンの前を走っている車はミニバンタイプの車。
(テールランプからしてノアだったかな。)
祝日の真昼間ということまってゆったりしたスピードで車が流れていく。
前のミニバンの走行に合わせて自分もとくにスピードも出すことなく、
ゆったりと流れに沿って車を走らせていました。
信号は青。
改めて確認しますが前にはコペンより幅も高さもあるミニバン。
ゆったりとした流れ...。(法廷速度くらい。)
そして交差点の対向車線側には右折待ちの車がいる...。
前のミニバンは普通に直進通過。
次はコペンの番か...。
自分も特に速度の上げ下げはせず、流れのままミニバンに続く...。
こちらからはその右折待ちの車(MH21系のワゴンR)の存在に交差点の
かなり前から確認できていた。
信号はしっかりと青、ミニバンに続き交差点に入っていく...。
それと同時に交差点に入ったとき右折待ちしていた車も突如、動き出す。
「え!?」
コペンはもう交差点の真ん中を通過するぐらいだったか相手の車は
まだアクセルON状態でコペンに近づいてくる。
「おい、出て来るのかよ!?」
これは心の声だったか実際に叫んでいたかは覚えていませんが
とりあえず右前方からむかってくる車をかわすべくステアリングを左に切る。
以前に事故した交差点とは明らかに規模が違って今回は県道とはいっても
交差点では小さい部類。
そのため前回見たくハンドルを切りすぎると道幅がないためそのまま歩道に
乗り上げさらには歩道脇の民家に突っ込んでしまう。
一応、ステアリングを切りつつ走行。
相手の車、まだ近づいてくる。
コペンの運転席側ヘッドライトにすれすれ。
道路の状況からしてこれ以上はステアリング切れない。
左斜めに向かっていくコペン、このままだと歩道にまっしぐらなので
本来は相手の車が危険を察知して停車、そのままこっちがステアリングを右に切って
正しい進行方向に軌道を修正するんだけど相手の車はまだ右折動作をしており、
もう車両自体も運転席側のヘッドライト横まで迫っていたので軌道修正のために
ステアリングを右に切ることは不可能でした。
ガツン!
鋭い音とともに相手の車がコペンの運転席側フロントフェンダーに衝突。
幸いにもコペンはステアリングを切っていたこともあって相手の車と衝突した衝撃は
右から左へ受け流す感じで多少、衝撃は和らいだようだ。
そのためかエアバッグは開かずにある意味で助かった。
元々、ステアリングを左に切っていたのでコペンはやや歩道側に向かって
直進姿勢となっていたが相手に右から衝突されて押されたこともあって
さらに進行方向が歩道側に向いてました。
このままでは歩道に乗り上げるということで無意識のうちにブレーキ操作。
ABSのなんとも言えない挙動を感じながら減速していく...。
こちらがこのような状況でも相手の車はまだ右折動作のために進んでいたのか
コペンの運転席側フロントフェンダーにぶつかったあとさらにもう1発、
今度はコペンの運転席側リアフェンダーに接触...。
そして相手は右折していく自分の進行方向の少し進んだところで停車。
コペンもそのまま歩道脇に停車。(なんとか乗り上げずに停車することができた。)
とりあえず自分は無傷。(エアバッグが開いていたら逆に危なかった。)
そんでもって相手はどうだ??
...ということで相手さんが心配なのでコペンから降りようとドアを開け...る!?
ん!?
ドア開けようとドアハンドルでドアを開錠してドアを押してみたところで違和感が...。
ドアを開ける際になんだかひっかかる感じがした。
そのままドアを押していくとフロントフェンダー部からガッツンと音がしてドアが開いた。
相手の車が停車してるところへ駆け寄る。
車に近づいたところで相手はすぐに降りてきた。
40~50代ぐらいの女性。
「お怪我はありませんか??」と声をかけると。
「あんた、赤で突っ込んできてどこ見てんのよ!!」といきなりの怒号が飛んできた。
正直、信号は青だったと主張することより、この状態でいい歳した大人が
半ギレ状態で食って掛かってきたことに驚いてしまった。
この相手の一言でこれはめんどくさいことになりそうだなと正直思った。
とりあえず警察に連絡を...としてたら相手から「はよ、あんた警察に連絡しなさいよ!!」と
ボルテージが上がりきっており、怒りがおさまらない様子。
まぁ怒り狂っているとはいえ、こんだけピンピンしとれば怪我はないなこの人。
とりあえず警察に電話して事故報告。
相手の車種や破損状況など警察の方に鮮明に伝える。
このういときは車の知識があると意外と役に立つ。
相手の車種やグレードなどの相手車両の特徴、破損状態なども事故後の車両を見て
見える範囲だけど車の構造がわかっているので車種は違えどだいたいの状態は
伝えることができる。
警察の方に双方の車の状態、ドライバーの怪我の有無、事故現場、時刻を伝えて
電話連絡終了。
ここまでで事故後、相手が出てきてから10分ほど経っていた。
電話中も最初は電話の横でブツブツ言っていたが、正直ちょっとウザかったので
相手のつぶやきは無視して冷静に車の詳細を伝えていた。
今年、2度目の事故。
それも交差点での事故でこちらは直進、相手が右折と全く同じ状況。
前回は車も大破で自走不能、衝撃も大きかったし場所も大きな交差点...。
人生初の大きな事故でかなり焦っていたが今回は冷静だった。
あまりにも冷静すぎて自分自身がちょっと不気味に思えるぐらいだった。
電話でのやり取りも機械的かつ作業的に事故の報告をこなしていた。
電話が終わる頃には相手もこちらの冷静なところに何か察知したのかはわからないが
やや黙り込んでおとなしく電話が終わるのを待っていた...。
実際に事故は起きてしまっている。
お互いがヒートアップしていては前に進む話も進まない。
ここで言い争うつもりもないし、当人同士であーだこーだ言ったところでどうにもならない。
そのまま警察が到着するまではほぼ無言。
そんなときだっただろうか相手の車のリアシートに目をやるとうっすらと人影が!!
この時点で後部座席に同乗者がいることに気付いた。
今まで相手が一方的に車から出てきて怒号を飛ばしながら言い寄ってきていたので
それをスルーしながら一度、離れていたのだが今、自分がいる場所から10mぐらい
先のところにある相手の車の中は事故後よく確認していなかった。
慌てて駆け寄り「大丈夫ですか??」と一言。
後部座席にはまるで置物のようにちょこん可愛らしく座った80~90代ぐらいの
おばあさんがこちらに一礼しながら微笑んでいた。
その後、おばあさんに怪我がないかと状態を確認してましたが幸い大丈夫そう。
それどころか「せっかくの休日にこんなことになってごめんねぇ~。」と言われた。
おばあさんは事故の状況がどうだったかはわかってるのかどうなのかは定かではないけど
なんかこのおばあさんの言葉と雰囲気に癒された。
ドライバーの女性はムスッっとしていたがおばあさんも怪我がなくて本当によかった。
しばらくして警察官が到着、事故報告、ドライバー、同乗車に怪我がないことを伝えた。
今回も4月の事故のときと同様、人身ではなかったので警察の対応は早かった。
10分ぐらいで警察は任務を終えて帰っていきました。
事故の報告の際もあいかわらず相手は赤で突っ込んできたと言い張っていたが
こちらは冷静に青で交差点に入ったところ相手の見切りミスで事故が起きたと伝えた。
警察の方も主張が食い違ってるしこういう事故の場合は証拠が残らないゆえ
あとは保険屋さんに互いの主張をしてもらってっとちょっとめんどくさそうに退散。
互いの連絡先だけは警察官立会いの下で交換していたので警察の方が帰られた後は
お互いに保険屋に任せるという形で別れることになった。
今回の事故での破損状況としてこちらのコペンはフロントバンパーの運転席側から
フロントフェンダーに衝突した際にバンパーとフェンダーが押されてヘッドライトステーの折れ、
フェンダー部分の大きな傷とえぐれ、それによるフロントドアの開閉時の干渉。
リアフェンダーからリアバンパーにかけて2回目の衝突の際にできたへこみ傷。
フロントとリアのホイールのリム部にへこみと擦れ傷。
同じくホイールナットも一部、接触の際にえぐれたような傷が付いていた。
相手の車もこちらのフェンダーに衝突した際にフロントバンパー下部分が
大きくえぐれて一部割れてしまっていた。
お互いに見た目こそ事故車だが自走はできるのでそのまま現場を後にすることに...。
保険屋も連絡した際、自走ができるならレッカーの手配はなく、そのまま現場を
後にしても良いと言われましたのでそのまま現場を後にしました。
前回の事故とは違って事故後、30分ほどで解放されてホッとしていたけど
さすがに傷だらけの車で本来の目的である買いものの続きはとてもする気がしなかったので
2件目のお店には行かずにそのまま帰宅することにしました。
某芸人さんの「なんて日だッ!!」ではないですがそんなことを思いながら
コペンを走らせているとなんだろ、なんかいつもより調子がよく感じるというか
さっきまで運転していたコペンよりなんだか軽く感じた。
これは今になってから思ってみるとコペンを事故したことによって購入後から
今までなんかモチベーションが平行線だった自分に対して今回の事故で
なんか傷だらけなんだけど愛車、コペンに対して「絶対に直してやる」という強い思い、
この思いが大きく、愛車に対する気持ちの変化があったのかもしれない。
それから一度、帰宅してその後に修理工場へ持って行きました。
この日は祝日だったので保険屋も代行業者で詳細は翌日話すことになり、
修理工場も突然持っていったので修理のための入庫については少しだけ
時間が欲しいということでした。
そんなわけで傷ついたコペンは修理工場から修理の入庫連絡がくるまでは
自宅で保管することになりました。
これでまたしばらく日常の足として軽トラックにお世話になることにしました。
コペンは動かせるけど傷だらけだったので仕事に乗っていくのは自粛しました。
(事故後の写真を撮らなかったので写真がないのが悔やまれる。)
軽トラックといってもマニュアル車なので運転がそこそこ楽しいのでこの点はOK。
通勤に使うぐらいならじゅうぶんです。
それからしばらくしてコペンは10月末に修理工場に入院。
修理内容としてフロントバンパーの交換、運転席側のフロントフェンダーと
ヘッドライトの交換、リアフェンダー、リアバンパーは板金修理。
フロントとリアホイール(TE37×2本)は新品に取替え。
ホイールナットは別途調達。
以上の修理内容となりました。
これで外装はほぼ元に戻りますが気になるのは事故による目に見えない部分のトラブル。
足回りやエンジン周りは事故後、走ってみても異音や走行の際の振動などはなかった。
それより怖いのがオープンカーゆえの雨漏りの心配。
オープンカーは開閉するための屋根の構造上、剛性が一般的な車に比べて弱い。
フレーム(屋根の建て付けも含む)が歪めば雨水が室内やトランクに進入します。
コペンもセリカと同じくフロントとリヤだけですがタワーバーを入れているので
今回のぶつかった衝撃がタワーバーを経由して他の部分へと伝達してしまい、
事故とは関係ない部分でのダメージや歪みが心配でした。
一応、修理の際に担当の方に雨漏りの件は伝えましたが結果的には大丈夫でした。
修理後、今でも雨漏りは大丈夫そうです。(この先はわかりませんが...。)
コペンのボディの修理自体は11月末に終了。
コペンに乗らなくなってから1ヵ月半ぐらい経ってました。
12月にコペンのホイールが修理工場に入ったということで再度、1日限定で入院して
傷ついたホイールから新品のホイールにタイヤを履き替え、ホイールも新品になりました。
これで一連の修理が完了。
修理金額は40万弱ということでした。
修理工場の方には親切かつ丁寧にお世話してくださりありがとうございました。
修理後のコペンも快調でどこを事故したのかわからないぐらいピカピカ。
プロの板金、塗装技術って凄いですね。
バンパー、フェンダー、ホイール、ナット、ヘッドライトと新品になって
正直なところは事故車だけど見た目は納車したときより綺麗になっていました。
ここまで綺麗だと素人には事故したかどうかなんてわからないな...それぐらい綺麗。
あとは保険屋からということなんですが年末に保険屋と話してた状況では
まだ相手が納得していないらしく話はついていないとのこと。
11月頭に保険会社同士では話がつかないということで保険会社から
別途で損害保険リサーチ会社を入れますということになって、損保リサーチの人にも
事故報告を兼ねて話をしましたがそれでも話が付かなかったみたいです。
どうやら相手は車両に加入していないらしい。
なのでこちらを悪くして修理費をなんとかしようと考えているのではというのが結論。
そんな状態なので結局、こちらの修理金額はとりあえず自分の車両から
算出して修理工場にお支払いするということが年末の段階での最新報告情報でした。
幸いなことに等級据え置きという形なので支払額は変化ないようなのでよかったですけど
事故に関してはドライブレコーダーなどない限りは証拠が残らないので相手と
話がこじれてくると厄介極まりないです。
まぁ、とりあえずコペンが戻ってよかった。
セリカからコペンに変わって8ヶ月…。
まだ思いはセリカにほどには上がってないけどそれでもコペンは大事なパートナーです。
コペンとともにスタートした2014年、今年も車・ドライバーともにトラブルのないことを
祈りつつ、カーライフを楽しんでいこうと思ってます。
2014年もよろしくお願いします!!