2013年...あと1日で2013年も終わりを迎え、2014年となります。
2013年の振り返りとしてここに2013年の出来事の
一部を記載させていただきます。
まず2013年はいろいろありました。
自分自身の病気(入院からの手術(2回))、相次ぐ身内の別れ。
そしてセリカとの突然の別れ...。
なんかマイナスの出来事ばかりが続いた1年でした。
自分にとっては病気の件はとくに命にかかわるとかそういうものでもないので
とくにピンピンしてる訳ですがセリカの別れはまさに突然でしたね。
ここはみんカラですので今年の出来事の中から愛車セリカに関する内容で
2013年の振り返りをしようと思います。
...。
もう半年も前の話ですが...。
今から8ヵ月以上前の4/18。
この日はいつものように仕事を終えて調度この日から夜間残業がなくなり、
18時で帰れるということでひさしぶりにやや薄暗いとは言え日が落ちる前に
帰れると仲間と話をしながら従業員駐車場に向い、いつものように
セリカにて会社を後にしました。
帰りの道もスムーズでやや薄暗いことを除けばとくに危険な点もなく
いつもと変わりない通勤道中でした。
そしてこの後でいつもとは違うアクシデントが起きることとなります。
目の前には地元でも大きな交差点。
片側右左折車線を入れて4斜線、対向斜線と自分の走行車線には
しっかりと中央分離帯がある。
セリカは相変わらず好調、前の車に続いて法定速度で進行中!!
交差点が近づいてくる。
交差点の信号は青、前の車に続き停止線を越えて交差点に入っていく…。
対向車線側には右折を待つ車がいることは確認。
前の車はそのまま直進し交差点を通過、今度はセリカの番。
って文字で書くと大げさだけどこんなのみなさんもいつもの通勤途中に
いくつでもある交差点を普通に通過するだけの内容でどうってことない
日常茶飯事の出来事なはず...。
しかしこの日は違った、右折待ちしていた車、セリカが交差点に
進入しているにもかかわらず急発進!!
セリカは4車線(1車線目は左折専用、4車線目は右折専用)の中、
直進できる3車線目を走っているといった状況。
このままではぶつかるというわけで急ブレーキをかける!!
相手もこれはまずかったかということで一瞬、挙動が止まる。
(ここでアクセルベタ踏みで抜けていってくれれば...ともあとで思う。)
かわせるか?とセリカのハンドルを左に切る!!
ここで右に切ると交差点を抜けたあとは中央分離帯に衝突か対向車線に
入ってしまうためステアリング操作は直進か左しかなかった。
ABSのついていないMyセリカこの段階でほぼタイヤは完全にロック状態。
そのままスピードが乗ったままスキール音を鳴らしながら左に流れていく...。
相手も交わせるんじゃないかと思ったのか止まりかけてた車が動き出し、
セリカは左、相手の車も同じくリンクして一緒に左へ(相手からすると右へ)
セリカの目の前に相手の車の側面が近づいてくる。
もうだめだぶつかると覚悟し、身構える。
ガツーン という大きな音と衝撃とともにセリカはさらに左へ流れていく。
一瞬記憶が飛んで相手の車はこの間はどこにいったのかはわからなかった。
ブレーキを強く踏んだ状態でステアリングを強く握り締めたままセリカが自然に
停止するまでさらに流れていく、交差点を超えたところの歩道が近づいてきて
歩道の少し手前の自分が走っていた車線の左車線、交差点を超えたところの
1車線目のところにセリカ自然停止。
あ然としている自分でしたが普通に動けるし気を失っているわけでもなく
意識もはっきりしている。とりあえず自分は大丈夫みたいだ。
周りを見渡すと交差点横のマッサージ店の従業員らしき人が3~4人、
店から出てきてきてこちらを見ている。
そこでふと我に戻り、相手さんは無事なのかということで車から降りて相手を
探そうと恐る恐る車を降りてみることにした。
運転席ドアは難なく開いたので車を降りて相手の車両を探す。
幸い相手の車両も交差点の歩道側に停車していた。
しかし車の向きが自分の進行方向と同じ方向でぶつかる前から考えると
180度ターンして停車していた。
自分のセリカも相手の車両もぶつかった後はコントロールを失って流れたが
とりあえず他の走行車両や建物にぶつかるなど多重事故は間逃れたようだった。
相手はまだ車の中から降りてこない、心配になり相手の車の方へ行こうとしたとき
外に出てきていたマッサージ店の店員さんが「車からなんか漏れてる危ないで
離れて」と言ってきた。
確かに地面に大量にの液体がこぼれていたが自分はこれがラジエータからの
クーラントだということはその液体の赤い色から判別できたのでそこは冷静だった。
そうこうしてると相手が車から降りてきた。
相手の車は軽トラックで降りてきたのは推定60~70代ぐらいかと思うやや年配の男性。
腰を抑えながらだがこちらにむかって歩いてきた。
男性が到着後とりあえず二人とも意識もある、出血するなど外傷もない。
ここまでの出来事で事故から1分足らずの出来事だけど長く感じたことを覚えています。
それとやや同時にマッサージ店の店員さんから「今、警察にこちらから店の前で
事故が起きたと連絡しました」と言われ店員さんから携帯を渡された。
あとは一般的な事故と同じく電話を通して警察に事故内容の説明、事故当事者とも
どちらも怪我はなし、事故が起きた場所を連絡し待機。
それから保険屋に連絡。
ドライバーはともに大丈夫だが双方の車は自走不能となっていた。
相手の車はドライブシャフトが折れているのか前輪のタイヤがあらぬ方向にむいていた。
後にセリカと衝突後、2回転して歩道のえん石にぶつかる形で止まったんだと聞いた。
一方のMyセリカは相手の車の側面へほぼ正面から衝突したのでフロントは
大きく変形し、遠目から見ても漏れているクーラント、ラジエーターを突き破って
エンジンのエキマニのところ辺りまで潰れて(エグれて)いるのがわかった。
そのときの写真(携帯で撮ったもの)
しばらくして警察車両が到着。
警察が双方の車両が自走できるか尋ねてきたが状態を見て一目瞭然。
とりあえず歩道横に停まっている双方の車をマッサージ店の駐車場へ
入れてからの事情聴取ということになった。
相手の軽トラックは前輪がダメになってるのでやむおえずそのままとなったが、
セリカはボディが大きいので通行の妨げになるということで移動させることに...。
調度、時間も18時半頃で帰宅ラッシュの交差点となっていた。
「運転手さん、ちょっと車乗って!!」と警察の人に促されるままキーをひねるが
セルはまわらずウンとてもスンとも言わず、それどころかACCにもならない。
警察官もセリカの外の破損状態から察しがついていたとは思ったが2人駆け寄ってきて
セリカを押すということでハンドルの操作を任された。
しかしセリカを大人2人が押しても動かない...、サイド、フットブレーキはともに解除している。
なかなか動かせない状態でしばらくしていると応援の警察車両が2台到着。
中から警察官が4人ほど降りてきて警察官だけで6人ぐらいの事故対応となっていた。
さすがに5~6人で押したら動いた、右!左!言われるがまま夢中でハンドルを切って
なんとかマッサージ店の駐車場の指定位置へ移動完了。
パワステが効いていないハンドルはこんなに重いのか...。
移動完了時(無理言って撮影させてもらいました)
その後、状況説明、保険会社へさらに連絡、レッカーの手配、相手との連絡先の交換、
警察は人身事故じゃないなら対応が驚くほど早く、現場の写真と破損車両の写真を
撮影して帰っていきました。
相手も車から降りてきたときは腰が痛いと言っていたがこの頃には大丈夫だと言っていた。
年配の男性だったが話がこじれることもなく事故後もお互いに早く処理できてよかった。
これは自分だけかもしれないが事故後、相手の方と事情を話すうちに打ち解けていた。
調度、日も長くなってきた時期でこの日は日が暮れる前までに田んぼの作業を
済ませたかったらしく田んぼで使う農機具のガソリンを入れた帰りで急いでいたのだという。
我が家も数年前に亡くなった祖父がいるころは耕運機や草刈り機などの
燃料を軽トラックでよく一緒に買いに行ったものだ。
互いのレッカーが来るまでにそんな話をしていた。
警察が帰ってから現場には一時、保険会社の人も来ていたが気がついたときには
当事者の2人だけ完全に日が落ちた帰宅ラッシュの交差点に互いの不動車とともに
ポツリと残されていた。
そうそうこの間に相手さんとお世話になったマッサージ店にお邪魔して
事故後の報告とご迷惑をかけてしまった謝罪とお礼をしに行ったりしました。
なんだかんだと話しているうちにこちらのレッカー業者が先に到着。
レッカー到着後は道に散らばったセリカのヘッドライトやバンパーなどの残骸で
大きな物は除けてあったが細かい破片がまだ散らばっているのでこれをレッカーの
運転手さんと掃除することになった。
粉々になったヘッドライトや吹っ飛んだグリル、サイドマーカーなども回収し麻袋へ入れる。
真っ二つに割れたフロントアンダースポイラーと事故の衝撃でもげているフェンダーを
へし折りレッカーの空いているスペースに乗せた。
レッカーの運転手さんが慣れた手つきで動かないセリカの前にレッカー車をつけて
セリカのフロント部分にフックを装着し移動準備完了。
ドライバーさんからちょっと車高が低いのでフロント持ち上げて移動するけどリア側の
マフラーやエアロは走行中に段差を超えたときとかに擦るかもと言われましたが
この選択肢しかないのでそのままお願いしました。
そんなこんなで現場をあとにすることになったのですが事故の相手さんとは
連絡先も交わしたし、警察、保険の手配も済んでいるのでそのまま別れることになった。
セリカの向う先はとりあえずいつも車検やちょっとした車弄りでお世話になってる
ショップにお願いすることにした。
突然の電話と不動車の入庫を引き受けてくれたショップの社長ありがとうございました。
ショップに到着して社長から一言「これは直らんね、エンジン押しとるし...。」
まさに廃車宣言、まぁ見た感じあきらかにフロント潰れてるし...ダメだわなぁ。
この時点でセリカはACC操作できないので電装品使用不可、エンジンかからず、
ライト類はスイッチ操作しても反応なし、ハザードだけスイッチで唯一操作できる状態。
まぁ、ラジエータが潰れてクーラントがあれだけ出てたからエンジン始動は絶望的か...。
車が不動のためショップから自宅までの足がないので家族に連絡をとって
ショップまで迎えに来てもらうことになった。
家族が到着後、改めて社長とセリカの状態を確認。
母に連絡をしただけだったが母から話がいったのか弟と妹も駆けつけてきていた。
「あんなに好きな車やったのにね」と妹、「あぁ、こんな姿になってしまって」と母...。
「今日の朝はまだ普通やったのになぁ」と弟...。
なんかドラマみたいな展開だけどみんなで壊れたセリカの前で話をした。
ショップの社長にも従業員さんにもセリカ弄りについてはいろいろと
お金にもならないような小さな仕事まで引き受けてもらっていたので
迷惑かけたなぁとなんかいろんな思いがこのときになって込み上げてきた。
それから話をしているうちにショップの営業終了時間が迫ってきていたので
セリカから貴重品とか仕事関係の荷物を出して母の車で帰宅した。
文章に表すとこんな感じ。
書くと長い...、たった数時間の出来事なんだけど長くて大変だ。
でも改めて思い出しながら書いてみると8ヵ月前の忘れかけていた記憶が
鮮明に脳裏に蘇ってきた。
とりあえず今日はここまでにしておこうと思います。