
なかなか手を付けられなかったプラグ交換も終わって、待ちに待ったKSROMを導入したのはいいが、イマイチ燃費も含めて良くなった気がしなかった。
「良くなっているハズ」という先入観でフィーリングアップしたように思い込むしかない状態。
それに、BLITZのSBCのブースト設定をノーマルロムの時よりかなり上げないと、ブーストの上がりが悪くなってしまった。配管からの漏れも考えたがそれはないようだから、どこかに不調を抱えているのでは?という思いが拭えないまま一週間が経過した。
こうなってくると、ブースト1.1の状態で本当に燃料増量が機能しているのかさえ不安に思えてくるのである。
それらのインプレを詳細にKSROMに報告したところ送信した10分後に電話があり、絶対にこんなことは無いはずなので、先送りしたロムではなく、送り返したノーマルロムに新データを書き込んだものをすぐに送るので、再テストして欲しいとのこと。
過去にも何度かレグナムで同じ品番のロムでも相性が悪く結果が伴わなかったことがあったらしい。
「やっぱり、そうか!」と再送されてくるロムへの期待は高まるばかり。
2月11日は朝から先送りロム→MYロムへ交換し、埋立地にテスト走行に出かけた。先入観抜きにしてフィーリングアップを体感。もちろんSBCのブースト設定もノーマルロム時代の0.9から少し上げた状態で1.15をマークし、はっきり数字で違いが現れた。
また、翌日の通勤の帰路には学習も完了したようで、アイドリングも普段の状態で安定してきた。丁度そのタイミングで、中低速の走りが軽くスムーズになり、気になっていた2000rpmからのマフラーのこもり音も解消されて、非常に乗りやすくなっていたのである。
全走行の9割以上を占める中低速がこれだけ改善されただけでも、かなり有り難い。
私の場合は、ノーマルロムの状態でブーコンで0.9、時には1.0を超えるブーストで1ヶ月走っていたので、他車に装着されていた先送りしてもらったロムが完調ではないことに気付いたが、いきなりKSROMに入れ替えた人は、ブースト制御の上限値が上がったことでそのパワーに気を取られて、細かい部分を見逃している可能性が無きにしも非ずに思える。
誤解しないで欲しいのは、KSROMを疑えと言っているのでは決してなく、逆に手厚いアフターフォローに感謝しているわけだ。電話でも色々とチェック項目を尋ねられ、しっかりと質問にも回答が来るので、信頼して任せられるのである。逆に信頼できない人のロムなんか恐くて使えないと思う。
Posted at 2009/02/14 10:24:20 | |
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