
奄美で大雨が降り、あんな被害がでて、今こんな状況…。
大手メディアが伝える地方のニュースはここまでだ。
中国のデモを連日放送しても、チリで33人の救出を生放送で伝えても、日本の奄美の災害で、大事な家族の牛が生き埋め状態から救出されても報道することはなかった。
地方でもそう。テレビ局は説明はするし義援金を募ったりもするが、そこまでなのである。
また、新聞は違った意味で歯がゆい。買わなければ読めないし、届かなければ伝えられないのだ。
鹿児島県奄美大島の豪雨災害で、奄美市名瀬のNPOが運営するコミュニティーラジオ放送局「あまみエフエムディ!ウェイヴ」(77.7メガヘルツ)が大活躍している。
交通が遮断され電話がまったく通じないうちから唯一の情報源として、孤立した被災者を24時間励まし続けている。
「被災者のみなさん、もうしばらくの辛抱ですのでキバティクリショレ(頑張ってくださいね)」
23日昼過ぎ、パーソナリティーの中原優子さん(38)は、復旧作業の進み具合や給水ポイント、気象情報、リスナー(聴取者)から電話・メールで届く励ましのメッセージなどを紹介した後、奄美方言で語りかけた。
総勢11人のスタッフが手分けして市対策本部に張り付いたり、行政機関に問い合わせたりして情報を集めるほか、リスナーからも被災や道路渋滞などの情報を3人のパーソナリティーが交代で読む。(朝日新聞より)
その他にも奄美で復旧活動に従事する人は多い。
自衛隊の皆さんや日本赤十字、鹿児島県警、そして多くのボランティアの皆さんが、清掃活動や片付け、復旧活動、ヘリを使った救援物資の搬入や給水活動を行っている。
また、KDDIとNTTは、衛星中継車を持ってきて電話網を復旧させつつある。(地方の格差を訴える某会社はどうしたのだろう?そもそも、繋がらないからいいか?的な?地方差別ですか?)
そして、地元のエフエムラジオ局だ。災害発生直後から少人数で頑張っているから、大変なのは間違いない。
応援する事以外に何か出来る事はないだろうか…。
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Posted at
2010/10/24 13:50:05