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ワタクシもやった事がありますが、キャニオニングとかラフティングとか沢登りを楽しむってのは、いや、1000歩譲っても楽しむっていう場所は、危険が51パーセント以上を占める事なんて無い。

しかし、どうやら今回の場所は沢登りを楽しむなんていう場所ではない事がどんどん分かってきた。

山岳ガイドが危ない場所というんだから、聞く耳を持たねばならない。
日テレで犠牲者がでたのは仕方がない。彼等もまた、それが仕事…。
現場が無ければ、皆揃ってクビである。

だから、戦場にも行くし、災害地にも行く、政治家だって追っかける。
決してスリルを求めているわけでは無い。

じゃー沢登りなんてものはスリルを求める楽しみなのだろうか？一部はそうかもしれない。だが、大部分は単に自然を楽しみたい中高年であるに違いない。

あくまで結果論だが、沢登りで1人が転落死し、それを救出に向かった5名も命を落とし、それを取材した2名がまた命を落とした。つまり沢ネットワークは8名の命を奪ったわけだ。
ただし、7名はそれが職務だ。
危険なので行きません。というような話ではない。

であれば、悪天候でも沢登りを強行した沢ネットワークだけは、間違った事をしたのでは無いだろうか？

三次被害が予想できていたにもかかわらず、事件は起こってしまった。
マスコミも普賢岳のような事故からなにも学んでいないのだろうか？