TOYO TIRES ターンパイク
道 TOYO TIRES ターンパイク
2009年09月05日
箱根ターンパイク(はこねターンパイク)は、神奈川県小田原市から足柄下郡箱根町を経由し、同県足柄下郡湯河原町に至る、延長15.782kmの観光有料道路(一般自動車道)で、箱根ターンパイク株式会社 (HTPL) が保有・運営する私道である。ちなみに、ターンパイク (turnpike) とは、有料(高速)道路、トール - ロードを意味する。
箱根ターンパイク株式会社と東洋ゴム工業はネーミングライツに関して合意し、2007年(平成19年)3月1日から「箱根ターンパイク」から「TOYO TIRES ターンパイク」に名称が変更された。道路が、ネーミングライツで名称変更されるのは、日本初である。なお交通情報などでは単に「ターンパイク」と称されることが多い。
カーブ、勾配とも比較的緩やかで快適なドライブを提供する民間道路であるが、ほぼ同じ起終点(芦ノ湖付近⇔箱根湯本早川付近)区間を並走し競合する箱根新道(中日本高速道路株式会社運営の国道1号バイパス、延長13.8km、普通車250円、km単価18.1円)と比較して非常に高額な通行料金である。そのため、費用対到達時間効果では箱根ターンパイク側には歩がなく、競争にならない。
そこで、箱根ターンパイク側は快適さを重視する観光客へのアピールと、箱根新道および新道までの取付道路、更には真鶴道路が混雑しているときの「更なる迂回路」(バイパスのバイパス機能)としての価値で勝負している。実際に、レジャーシーズンの休日等は前述2道路は有料でありながら、慢性的な交通飽和で速達性の確保を提供できない状態が多々発生する。そこで、主に金曜日や土曜日、休日前日の下り(箱根山登り)と日曜日、祝日の上り(山下り)の利用客獲得のため、電光掲示看板サインや、手製ミニ標識で誘導するなど、自社路線への誘導活動を展開している。
住所: 神奈川県小田原市
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