
はいどうも、先週全部終わらせましたよ!
で、ホンダのこのキャリパーはいろいろなぞですね。
フロントにはグリス3種類、リアには4種類付いて来ます。
また、整備手帳にも書きましたが、リアキャリパーにはばらしてはいけない箇所があります。
いくつかティップスをメモとして残します。
1.グリスの種類と用途について
・コスモラバーグリース(ピンク)
おなじみなのかドピンクのグリス。ういろうみたいでちょっとおいしそう。
袋に使いどころがかいてあり、ラバーグリスなので、ダストカバーの内側に塗布します。
むろん、パーキングのカムロッドの基部のにも。
グリス類は一袋で左右を終わらせてなおあまるくらいです。
関係ないけどコスモ石油はグリスの名前が面白い。コスモグリススーパー銀河No2とか。厨2魂を感じる。同じページにリストがあるこのラバーグリースはなぜか紹介pdfがなかった
・ニグルーブRM(オレンジ)
http://www.silicone.jp/catalog/pdf/grease_j.pdf
ピンに使えと袋に書いてある。そのままピンに使う。
他に使うところは基本的に無いのでつまらない。
・信越シリコンKS-62M(透明)
http://www.silicone.jp/catalog/pdf/grease_j.pdf
信越勢はなぜか袋に用途が書いてない。おかしい。設計なにやってんのといいたいが、
小袋はサービス関連だか部品供給関連の責任区であるはず。工場ではペールだかドラム缶で使ってるだろうし。
で、用途はピストン内壁やピストンシールに塗る。実際内壁はフルードを塗れと指示されることも多くて一袋開ければキャリパー4個こなせる可能性も高い。
結構堅い。
・信越シリコンG-40M(白濁)
http://image.orange-book.com/image/pdf/msdn/file37576t010003757583.pdf
はいでました、なぞのグリース。リアのみに付属し、やってみよう気分のサンメカをとりあえず打ち砕く。
単純に考えればFrにない部分に塗布するべきであり、すなわちパーキング関連の場所ということになろう。
でもこれいわゆるシリコングリースだし、パッド裏にぬるべきなのか?とりま、パーキング用の小さいカップのとことかに使いました。
2.パーキングについて
パーキングをざっくり言えばワイヤーで回転するカムがロッドピンを介してスレイブピストンを押して液圧をかける というもの。
中にあるピストンより奥はそのための機構。
スレイブピストンは中央に穴が開いているため液圧がかかればピンで留まったとして解除時フルード抜けると思うんだけど。よくわからない。
カムとロッドピンが接する場所およびカム周辺のベアリングはオレンジのグリスでいいと思いますよ。
3.リアピストン
裏をばらすな、決してばらすで無いぞ、、、
4.フロントピストン
結構堅くなってることが多い。エアが必要です。
サービスマニュアルには木の板でもかましてと書いてありますがこの作業をする人はパッドは交換でしょうから、使い終わったパッドを使って片側をはずしたあとも巧妙に蓋をしてもう片方もシールから抜いてしまいましょう。
エアガンが細くて圧が掛けられない方はウェスでも突っ込め。今回私はホースも交換だったのでホースをつけっぱなしにして車体側をはずし、そこからエアを突っ込みました。
勘所的なものは以上ですかね、、、
3については押し込みながらスナップリングをはめる、言葉で言えばそれだけです。
サービスマニュアルにも「組む」としか書いてませんので、相当覚悟してください。ばらさずにクリーナーで適当に掃除してOK
Posted at 2015/06/21 03:08:18 | |
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