dewakikuのブログ一覧

拙庵でのTV受像機は、古い林檎印狂信症患者の例に漏れず、やはり誰が何と言ってSONY製トリニトロンチューブのブラウン管式である。　それも、画像の美しさと高コントラスト比では抜群という評価のス－パーファインピッチHDTV対応タイプという最後のモデルだ。　

数年前に導入しているのだが、そのきっかけは此処の田舎でも地上ディジタル試験放送開始と聞いて、Hi-Visionに対応したTV受像機の買い換えを検討し始めた頃、偶然この名機と言われた管を使ったモデルが生産中止とのinfo.があったからなのだ。　

すわ、一大事！と、その当時あわてて市場に残っていた在庫機を必死に探し、なんとわざわざ広島から取り寄せたものである。　たった32inchと今では大画面などとは到底言えないサイズにもかかわらず、重量は約80kgと輸送＆設置にはパワーを要したが、その価値は十二分（弊庵比！）にあり愛用している。

まぁ、実際のところ、技術の進歩は著しいはずなので、恐らく今やプラズマ式や液晶などのフラットパネルたちのほうが画面の全体にわたって色ずれが無いフォーカスのピシッとした映像を見せてくれるのであろうが.....しかし、主観的には腐っても鯛っ！　動きの激しいプログラムを楽しむなら、まだまだSONY製トリニトロンチューブのス－パーファインピッチHDTV対応ブラウン管式がベストだ！.....と思って永く付き合っていきたいと思う。　　

この日は某民営有料衛星放送にて、『日本名車伝説』という旧車好きの琴線に触れるような番組がOn Air され、5.1ch surround で快感のエグゾーストノートとともに楽しませてもらった。　HONDA党員には、本田宗一郎・オヤジさんの雄姿も胸にグッと来たはずである。　;-)

ここ山形でも、気象台から桜の開花予想が出され、春の空気がしっかりと感じられる日も増えつつある。　さぁ、いよいよ冬眠から醒めて再始動も近いはずだろうと、CrMoロードを駆って確認に出撃した目的地は山形市・平清水の奥にある「正酒屋 六根浄」さんである。

天童市にある気鋭の「山形正宗」水戸部酒造さんにて丹精を凝らした酒造りに加わり、そうして醸した米の酒を中心にこれこそはと信じる酒を自ら売るために、熊谷太郎さんが酒販免許の取得から自らの力で立ち上げて昨春に始めた酒屋。　春が来るまではその酒造りに専念するために冬眠していた訳だが、いよいよ再び覚醒する時を迎える。

平清水の奥、七右衛門窯さんの向かいの小さな橋の欄干に、待ちに待った4/2 (Thu) 再始動のinfo.が張り出されていた！ 　これは馳せ参じねば♪という応援団員諸氏には、ゆめゆめ準備抜かり無く襲撃.....もとい、訪問して欲しい。　;-)

さて、あいにくとこの日は天候が不安定で、晴れていたかと思えば急に雪がちらつき.....ついには吹雪いて来たり。　



この日はまだひっそりと冬眠の佇まい。



しかしあと数週間もすれば、この春もまた見事な平泉寺の庭の枝垂桜を愛でながら、御店主と奥様手造り絶品の非売品を楽しませていただけるはずで、今からとても待ち遠しいのである。　;-D

温暖化のせいか、ここ数年加速的に雪の少ない冬がすっかり当たり前になってきた感が大きい。　すでに山形市界隈は完全にドライ路面になってからしばらく経っていて、そろそろ軽快な足回りとすべく、夏タイヤに履き替えたいところではある。　

まぁ、以前のように夜討ち朝駆けで月山道を越え、春の釣季突入直後の飛び切り良型の鯵などの肴釣りに出撃したり、笹谷越えで宮城方面へ進出し帰りが夜などということもめっきり少なくなってしまったので、路面凍結を心配せずに走れるシチュエーションのみということであれば、交換を考えてもよさそうだ。　まぁそろそろかな.....でも、月山越えの夜討ち朝駆け良型鯵狙いの復活こそ今季久し鰤になんとかしたいものか！？　;-)

一方なにより走り優先の息子は、この日早々にNA6CEのタイヤを夏のビブ印PP2に履き替えてしまった。　このタイヤ、欧州スペックだけに結構な剛性があり、それに見合った重量がある。　そこでバネ下重量へのケアとしては、当然のことながら軽量な鍛造アロイホイールが必須である。



日本が誇る精密鍛造技術の粋を活かしたRays社製 TE37たち。
国産軽量ワンピース鍛造ホイールの定番中の定番である。ちなみに、冬季迷彩色というわけではないが白い方は我が愛機、LA-RN4の冬タイヤ。



そして、最も非力なエンヂン（すなわち私...）で走るTREK5200には、それらのさらに倍以上の投資が不可欠で...伊国が誇る Campagnolo社製 Shamal Ultra (2008 model）は好いホイールであると再確認する季節が迫って来た♪　ちなみに、こいつに履かせているタイヤも仏国はビブ印の Pro3 Race である。

嗚呼、とにかく走らねば！　;-0

昨日は、なんと気温が20℃を越えたり、黄砂で遠くが霞んでいたりしていた。　今日は少し戻って10℃を割り込んだが、夕日に照らされた西蔵王、もうすっかり山も黒っぽさが増している。

日もだいぶ長くなってきたのを実感するこの頃だ。
そろそろ自転車もシッカリ乗りたいところなのだが.....。

この日は夕方より、オープンしてからまだそう日が経っていない新しいLiveスポット「Noisy Duck」＠山形市七日町にて、かなり久し鰤にたっぷりと生のJazzを浴びさせてもらい、実にご機嫌っ♪　;-)

今回のLiveは急遽Coreonメンバでサポートすることとなったのだが、山形県は庄内地方・鶴岡出身のドラマーである礒見博さんをリーダに、ピアノ・田山勝美さん＆ベース・渋谷盛良さんのトリオ。　ここに男性ヴォーカルの矢野眞道さんが加わって、Jazzのスタンダードナンバを中心に楽しませてもらった。

私にはなんとも好みの声質が心地よい矢野眞道さんのスイング感たっぷりの歌ものから、バックの3人『刺し子ブラザーズ（！？）』のTrioによるスリリングなテンションの高いインストゥルメンタルもまじえながら、実に2時間以上もたっぷりと、もう期待以上に堪能できたのは最高のひととき。　;-)



打ち上げでは更に潤滑油が十分に回って『Jazz de 酔拳』！？
あっさりと日付変更線を越えて.....帰宅したのは26:00を過ぎてしまっていた。　;-0