新型フォレスター納車されて1000km到達しました。
やっとシートやボタンに慣れて来た。時々リアゲートや後ろのドアがロック状態のままなのは不具合なのだろうか、、、今週末1ヶ月点検なので聞いてみよう。
本題。
最近話題になっているこのニュース、携帯業界にいる身なのでモヤモヤしてます。
話したいことは山ほどあるが大半はこの記事に書いてある。
正直安くすることは簡単ではないし「儲けすぎ」批判も理解はするが中にいる人間としては実感は全くなく危機感を抱いている。
料金下げることは無理とは言わないが難しいことを知ってほしい。
理由について他のSNSではしがらみもあるので業界と接点がないみんカラで少しずつ書きたいと思う。
まずは私が技術系の仕事なのでインフラ面から。
まず営業利益は携帯3社とも1兆を超えているが年間の設備投資は各社5000億円
今年に関して言えば5Gに備えて各社設備投資控えているがそれは5Gの仕様が固まったのが今年に入ってからであり来年以降はまた例年並みに戻るはず。
残りはどうなるのかというと4000億は株主への配当に回っている。
基地局維持費用も結構なコストがかかっている。技術進歩によりかなり下がりはしたが。
基地局を設置すれば終わりというわけではなく電気代、センターまでの光回線費用、土地(建物)賃料がそれぞれ発生している。
日本には総務省データによると30万局近い基地局があるので各社10万局分のランニングコストが発生している。
地域にもよるがざっくり平均すると普通に部屋借りて住む家賃と光熱費と変わらない費用が10万局で発生している。
また無線機は10年経たずにPC並みの早さで陳腐化する。
鉄塔やアンテナなど流用できるものは活用する事もあるが無線機は数年おき、ソフトウェアは毎年更新されている。更に現状は3Gも継続してサービスしているので二重にランニングコストが発生している。
この様な状況なので正直なところ利益は残っていない。ソフトバンクの孫さんは最近野球以外は目立ってないが旨味が少ない事に気付いたのかも。
ちなみに5Gは投資額を抑えるためにある程度の互換性があり4Gの設備を流用しながら徐々に更新されるらしい
これ以上高速化は必要ないと思うかもしれないが5Gの目玉は低遅延であること。自動運転では必須技術。
インフラ面だけでこれだけ長くなってしまった。まだ書き足りないがこの辺で
次は日本の携帯エリア品質について書く予定。
Posted at 2018/08/30 23:43:55 | |
トラックバック(0) |
モバイル | ニュース