AMG C63S をメルセデスブライトオーディオPKGでサウンドアップ♪
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
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AMG C63のダッシュボードです。CクラスベースのAMG仕様車ということで、Cクラスのオーナーさんにおかれては「ナルホドね。」という感じでしょうか。
ほぼ同じデザインですが、吹き出し口周りに配されたブルーのカラーリングが目を引きます。
今回は、じわじわとお問合わせ&施工件数が積み上がってきておりますメルセデス向けサウンドアップメニューであるメルセデス・ブライトオーディオパッケージをベースにしたカスタマイズプランをご用命頂きました。
フロントメインでプロセッサーを組み合わせたプラン(プラン名:C-F1-8/価格:¥328,150)では、フロント2way(ツイーター・スコーカー)と、助手席足元のウーファー1個を交換し、デッドニングを施して出口を固め、純正デッキの出力をプロセッサーアンプに通して供給するという構成になっています。
今回は、プレミアムオーディオの「ブルメスター」仕様車ということで、(1)足元のウーファーが運転席側にも設置されているので、この分を1個追加する点と、(2)ツイーターをより理想的な位置に移動させるための別売り部品を組み込んだ点、あとブルメスターうんぬんとは関係ありませんが(3)先々のシステムアップを見越してプロセッサーアンプのコントローラーを追加した点の3点を追加し、最後に(4)スピーカーのグレードをプラン標準のSX165からAX165にグレードアップして施工しました。
プレミアムオーディオを標榜する→余計に期待が高まる→(車両購入して)聴いてみる→期待したほどでも、、ない。な。のギャップを埋めるプロセスを御覧ください。
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3連吹き出し口の上には、標準のモニターが設置されています。
The SQUARE再生中です♪懐かしいですね(^o^)
画面左側に見えるのは、上がレーダー探知機で、下がaudisonのプロセッサーアンプのコントローラーのDRCです。
車両お預かり時点では、レーダーはAピラーの根元に設置していらっしゃったのですが、その位置にツイーターを設置する関係で移設の必要が出てきましたので、DRCとともに、この位置に取り付けることになりました。
いずれもオリジナル製作したステーを介して固定しております。
DRCの使いみちについてですが、純正デッキからの1ソースだけをプロセッサーに入れる今回の構成では、DRCは登録した音響セッティングのメモリー切替以外の役目がありませんが、別ソースや、デジタル入力等も楽しみたくなった場合は切替器やボリュームとして必要になってきます。
その段になって(DRCを)取り付けるのでは、コンソール脱着の手間を再度ご負担いただくことになってしまいますので、少しでも視野に入っているようならば、、ということで、今回前倒しで設置していただきました。
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ツイーターとスコーカー交換後の様子です。
Cクラス(AMG含む)のクーペモデルでプレミアムオーディオを選択した場合、写真のように、スコーカーとツイーターが並んだレイアウトになります。(標準オーディオの場合はツイーターレスです)
このレイアウトに忠実に、スコーカー同様、ツイーターも標準位置に設置できなくもないのですが、ご覧の通り、真ん前に障害物がありますので、あまり妙味がありません。
ということで、今回はBLUE MOON AUDIOからツイーターの設置台としてオプション販売されている「ツイーターポット」を使って設置してみました。
ツイーターポッドを立たせるための足場も別途作成し、ピラーの根元の位置で安定させてあるので、車両への穴あけ等の損傷は生じていません。
スコーカーはBLUE MOON AUDIOのMX080です。8センチ径と小振りで、Cクラスにトレードインできる数少ない選択肢の一つです。
取付がむき出しになっておりますが、BLUE MOON AUDIOの美しいブルーを魅せたい♪とのご意向で、純正のカバーを外してあります。
ブラック・シルバー&ブルーのミッドナイトなカラーリングと、ネイキッドスピーカーの危険な雰囲気がAMGのテイストと呼応して、なかなかいい感じです。
見た目の話に偏ってしまいましたが、高音質のための工程も定石通りです。
デッドニングはドアトリムとインナーパネルの間の空間をエンクロージャーとして活用する前提で、しっかりと施工させて頂きました。
スピーカー真裏の鉄板には拡散材として有用なレアルシルト・ディフュージョンを貼って調整しています。
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ちょっとゴソゴソとした画像で失礼します。助手席足元にあるウーファーです。
前面がグリル・背面が吸音材入りのブラケットに覆われたスピーカーがキックパネルに設置されています。
ユニット前にある黒いボックスには、バッテリーからのメイン電源とヒューズ等が収まっています。
写真は作業前の状態です。この後、もろもろを取り外し、ユニットをBLUE MOON AUDIOのAX165に交換します。
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運転席側のほぼ対象位置に、助手席と同様のウーファーが設置されています。
Cクラスの標準オーディオの場合、ここには蓋がされておりますので、プレミアムオーディオ車のみの設定と思われます。
写真はAX165に交換後の様子です。
オリジナルの偏心形状のバッフルを介して取り付けてあります。
アンプからの接続はブリッジで130Wという大パワーで、16センチユニットを振り回すには充分過ぎるレベルです。
また、ご覧のようにキックパネル部分に設置されていますので、ゲインを高めると「足元で感じるボディソニック!」的な体感も味わえます。
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フロントガラスのミラー付近の写真です。
ダッシュボード両脇へのツイーター設置に伴い、VICS光ビーコンの受光部をダッシュボード上からフロントガラスに引っ越しさせました。
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トランク内に目を転じて、プロセッサーアンプの設置の様子を御覧ください。
audisonの人気プロセッサーprima AP8.9bit(10万円)です。
9ch分のプロセシング(帯域分割・イコライジング・タイムアライメント)が出来、8ch分のアンプを搭載しており、これ一台で「純正ヘッドの信号を取り込み、最適化して8つのスピーカーを個別制御」することができ、現在主流の純正デッキが交換できないクルマのサウンドアップの切り札として、多くの需要をカバーしています。
今回は、ブルメスターシステムのアンプからセンターを除くフロントスピーカーの信号をを入力用の信号として取り込み、出力側は以下のように接続しました
ツイーター:1ch×2=2ch
スコーカー:1ch×2=2ch
ウーファー:ブリッジ2ch×2=4ch分
なお、合計8個も搭載されている標準のリアスピーカーは、純正のブルメスターのアンプとの接続を維持したままになっています。
今回はフロントメインで運用する前提ですので、ヘッドユニット側でフェーダーを操作して(リヤ側のボリュームを0にし)リヤは全くならない状態にしています。
写真の「宙吊り取付」は少々奇異に感じられるかもしれませんが、トランク内の純正アンプとの位置関係の都合でこうなりました。
もともと、このプロセッサアンプは発熱量が多いため、放熱の点でよかったかもしれません。
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今回はメルセデス向けサウンドアップメニューのメルセデス・ブライトオーディオパッケージをベースにしたカスタマイズプランの施工の様子をご覧いただきました。
当エントリの最後に、ベースとなるC-F1-8のプラン概要をお伝えいたします。
C-F1-8はフロントスピーカー交換+デッドニングのC-F1にプロセッサーアンプを加えて、全ユニットの出力を個別に制御(帯域分割・タイムアライメント・イコライジング)し、音場の最適化を図る上位プランです。
社外ユニットへの交換は、F1のツイーターとドアスピーカーの2ユニットと、足下のサブウーファーも含みます。
C-F1ではオリジナルネットワークを介してひとまとめに運用していたツイーターとドアスピーカーをプロセッサーから個別に制御する他、左右のリヤスピーカーも制御対象に入れますので、6.1chの制御となります。
(ツイーター×2、ドアスピーカー×2、リヤスピーカー×2、足下サブウーファー×1)
価格は\328,150。明細は以下です。
ツイーター(SX165TW)\19,000
ウーファー(MX080)\30,000
サブウーファー(助手席側1個)\19,000
デッドニング一式\40,000
バッフル\8,500
ツイーター取付加工\6,000
サブウーファー取付加工\15,000
プロセッサーaudisonAP8.9bit\100,000
配線一式\20,650
施工工賃\50,000
プロセッサセッティング\20,000
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\328,150(税別)
(注)今回ご紹介の事例では、・スピーカーグレードアップSX165→AX165、・ウーファー1基追加・DRCコントローラー追加、・ツイーターポッド追加の変更が加わっております。
その他Cクラス向けプランはこちらをご参照ください
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また、当プランをベースにしたカスタマイズも柔軟に対応いたしますので、なんでも御相談ください!
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