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soundproの愛車 [日産 ラシーン]

整備手帳

作業日:2019年7月18日

ラシーンをカロデッキ&スピーカー交換でリフレッシュ♪

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 ショップ作業
難易度

中級

作業時間 12時間以内
1
フロントドア外観です。

さすがハタチですね。プラスチックが相応に劣化していて、香ばしい感じです。
内張りをバカっと外すときに、パキッ!というのはご想像いただけると思いますが、ネジを緩めただけで割れちゃうなんてケースもあるんですよ。
ワッシャーを含むネジ頭が相手のパーツと固着していて、緩めるのと同時に、相手周辺がごっそり離脱してしまうホラーなパターンです。

作業全般、細心の注意をもってそろりそろりと進めるのは鉄則ですが、いかにもヤバそうなときは、界面活性剤的なケミカルをちょこっと滴下するなど、あれこれ気を遣いながらすすめます。(欧州車に比べると随分マシです)
2
冷や汗をかきつつ、ドアトリム(じゃなくて内張り)を外したところです。

一見、いつもの光景ですが、造りの違いに時代を感じます。
力のかかるドアハンドル部を支える黒いステー。加工の程度が最低限でほっこりします(^o^)

年代物の純正スピーカーといえば、劣化の程度をイジるのは常套手段で、エッジがまるまる一周なくなってるあたり、堂々の風格ですが、注目すべきはスピーカーの造りですね。
フランジ部分は金属製で、きちんとダブルコーンになってます。

この20年の間にずいぶんと効率化、低コスト化が進み、なんでも樹脂成型&アッセンブリー部品化が加速中の今、立ち止まってまじまじと眺めてみると、工業製品とはいえども、今と比べて温かみというか、人の気配を感じる気がして、ちょっと切ない気持ちになります。
3
それではいつもの作業に入っていきます。

ビニールシートを外して、接着剤がわりのブチルゴムを丁寧に剥がします。
ブチルは年を経るごとにガンコになる印象が強いと思いますが、20年ともなると、柔軟性が損なわれてくるので、時折、ポロッと取れちゃうところもあったりしてラッキーな一時を味わえることもあります(たまに)

脱脂、清掃後は、オーディオテクニカのAT-7560Rを配置します。
鉄板はほぼ加工せずに、バッフルを固定するためのボルト穴のみ空けています。

ドアオープナーの開閉機構の構造も時代をかんじますよね。
今は何でもワイヤーで引っ張っちゃいますけど、これはロッドで押したり引いたりする方式です。
途中に支点が設けてあったりして、ピタゴラスイッチみたいでいい感じです。
4
インナーパネルが終わったところです。

17センチスピーカーですので、楕円の純正に比べてパンパンな印象ですが、インナーパネルのスピーカーホール自体は結構大きかったので、穴の拡大はナシでいけてます。
ただ、内装とのクリアランスはタイト気味でしたので、バッフルの厚みを調整して対応しました。

防振の方はセオリー通りです。
全てのサービスホールを塞いで、平面の広い所中心に抑えて、スピーカー周辺を重点配備です。
5
スピーカー拡大に伴う、内張りカット位置の見当をつけているところです。

純正の楕円スピーカーに比べて大きくなりましたが、純正スピーカーグリルは外観キープの観点から引き続き使います。
よって、グリルの裏で、内張りがはみ出している分をカットすることで対応しました。

意外となんとかなるものですね。
6
日産の誇らしいレガシー。ラシーンのフロントドアのサウンドアップ事例をご覧いただきました。

当店のオリジナルホームページではすべてご覧いただけますが、投稿写真数に制限があるみんカラでは、3回に分けて投稿いたしますので、お楽しみにしていてください。

外観はけっこうキレイに手入れされていて、機関系もちゃんとメンテされているのだけども、ドアは空けた形跡がないというパターンは結構あります。
特に今回のスピーカーは、ゴムのエッジが見事にぐるりと脱落していて、実に典型的な劣化の症状を帯びていました。

機関系はオイル交換に代表される定期メンテの機会がありますので、著しく悪い状態で長期放置されることはありませんが、一般的にオーディオはそういう目で見てもらえる部分ではないので、長く乗られたクルマだと、今回のような例は少なくありません。

スピーカーの不具合が感じられたら、音の出口のリフレッシュはいかがでしょうか?
当店の人気メニューのサウンドアッププログラムでは、デッキ裏からドアに渡るスピーカーケーブルの交換、ドアの防振、インナーバッフル製作、スピーカー交換と、ドア周りのグレードアップをワンストップで完成させるメニューを、(トラブルがない限り!)一日の納期でご提供しています。

価格は73,300円(税別)+お好みのスピーカー代とコストパフォーマンスも抜群です。
今回のような旧型車の場合、純正外観キープ(or尊重)のご要望が多いですが、このあたりは当店得意とするところです。
ちょっと気に入っててね~というレベルから、バリバリのエンスー系まで、ご予算に応じて柔軟に対応させていただきます。

どうぞお気軽にご相談ください♪
電話もお気軽に♪03-5913-8450です!

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