クールなZ4をBLUE MOON AUDIOでサウンドアップ♪
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
ショップ作業 |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
12時間以内 |
1
BMW Z4のダッシュボードです。
危険な男の車BMWの中でも最高にスリリングな一台、Z4です。
BMW初の2シーター・ロードスターとして2003年にデビューしました。
実用性無視のスポーツモデルとして、アヴァンギャルドなコロンの香りをさせてデビューしましたが、今に比べればずーっと優しい時代。E系全般、顔立ちはマイルドで、全長に比べてキャビンがちょい高めと、中学卒業したてのようなアンバランスさがありましたが、2代目(E89)になって成人。大人の顔立ち、八頭身のスタイリングを得て、昨年代替わりの三代目(G29)で完成!シリーズ最高レベルのニラミと戦闘力を身につけました。
やはり人気モデルなんですね、ちょこちょことお問い合わせ&オーディオ施工のご依頼を頂いております。
当コーナー2台めの登録となる今回のZ4は直6ツインターボエンジンが吠える最強グレードのM40i。オーディオの手始めにフロント2wayスピーカーの交換とドア防振のご依頼をいただきました。
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以下、システム・コンポーネント紹介です。
ヘッドユニットは純正オプションのTop HiFiオーディオです。
Z4のオーディオシステムは3段階に分かれていて、ベースグレードとなる①「Hi-Fiシステム」、ミドルグレードの②「Hi-Fiサラウンドシステム」、トップグレードの③「Top HiFi」に分かれています。
3段階ということで、さぞかし差がつけてあるのかと思いきや、③と②の明確な違いはリヤスピーカーのツイーターの有無、②と①はアンプとサブウーファーの仕様が幾分違う程度のようです。
ユニット数でみても①②で10スピーカーあり、③で12スピーカーと大差なく、外観上の違いについては③にハーマンカードンのエンブレムが付く以外は、スピーカーグリルの見た目も含めて差異はありません。
図をご覧いただくと、別体式のパワーアンプから4系統に分かれて出力されています。センター、ドア、リアの3系統は(低域をカットした)ハイパスフィルターをかけた信号が出ており、末端のツイーターに分岐するところで更にハイパスフィルターをかけてあります。
バックパネルにインストールされているダブル・サブウーファーはローパスフィルターをかけて低音域専門にしてあります。ここはご想像のとおりだと思います。
なお、前述の通り、標準グレードでも10スピーカーを擁するシステムですので、アンプは全グレード別体式です。かつ、帯域の分け方も共通です。
◆
以上がZ4の純正オーディオの姿です。
これを踏まえて、今回はBMWブライトオーディオパッケージのプランF1に準じたメニューとして、パワーアンプ、ケーブルは純正のまま、ドアに取り付けてある2way(ツイーター・ウーファー)のみ社外スピーカーに交換し、スピーカーの稼働条件を整えるためにドア防振を行います。
スピーカーは当店人気のBLUE MOON AUDIOブランドで組みました。
同ブランドはMINIを含む数多くのBMW車向けに専用キットを積極的にリリースしていますが、Z4用は出していません。しかしながら、1.5インチクラスのツイーター、4インチクラスのウーファー、8インチクラスのサブウーファーと相場通りのユニットで構成されているので、取り付け方法と、周囲のクリアランスがわかれば、どのようにでもアレンジできてしまうのが正直なところです。
ということで、今回はツイーターユニットを SX25T(SX165付属のツイーターの単品販売モデル)に入れ替え、ドアのウーファーについては、カスタム制作したアルミバッフルを介して、MX080に差し替えました。
これとあわせて、ドア防振は制振力つよめのデッドニンググレードで施工しました。
今回のエントリでは、施工の様子に加えて、今回のプランF1(フロント2way交換)から先の4つのステップアップメニュー(F2~F2R-8W)についても図解でお示ししてみようと思います。
それでは先にお進みください♪♪
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それではドアチェックからです。
ボディカラー・ブラック・アイボリーの3トーンがなんともセレブリティ。
ブルーのボディだとまさにBMWカラーになるんですね。かっこよいです。
スピーカーレイアウトは、中段高めのパンチンググリルの下に10cmのウーファーユニット。ミラー裏のグリルの中にツイーターがそれぞれ収まります。
ツイーターグリルについている小さなエンブレムには「Harman/Kardon」の文字があります。
Top-HiFi仕様を確認できる、外観上唯一の相違点です 。
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ドアトリムを取り外したところです。
サービスホール一つの大きさとしては、だいぶ大きな部類ですが、外周部の幅がかなり広いため、開口部はねじれにくく、堅牢性は高いように感じます。
足場となる外周がこれだけしっかりしてくれていれば、樹脂パネル防振による効果のさらなる高まりを期待できそうです。
純正スピーカーは10cmの樹脂フレーム一体型スピーカーです。
次の写真で確認できますが、スピーカーの真裏に黒いウィンドウレールが走っています。
一般的な10cmスピーカーであればほぼ収まると思いますが、バスケットが深かったりマグネットが大きかったりで、埋め込み寸法が深い製品については、ドアトリム側の切削等を通じてクリアランス確保を試みる必要が出てくると思います。
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アウター側が終わったところです。
樹脂パネルの取り外しには、白くて大きい特徴的な樹脂製クリップ6つと、アタマの大きなトルクスネジ7本を外します。
前述の通り、サービスホール自体は大きいため、アウターパネルへのアクセスは比較的容易です。が、フロアとドアで強度を確保する割合が高くなるオープンボディのためでしょうか、補強のための太いリブが錯綜しているので、作業性は良くありません。
ドア防振はデッドニンググレードですので、ご覧のように短冊状にカットした材料を等間隔に貼っています。
見えるところだけ貼ればいいというわけではないので、隙間がある限り、七つ道具のヘラを駆使しつつ、シコシコと貼り込んでいきます。
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インナー側が出来上がったところです。
存在感のあるネジ達を呼び起こして、樹脂パネルを元通りに取り付けます。
スピーカーは、BLUE MOON AUDIOのMX080です。純正スピーカーのネジ穴の位置を写し取ってカスタム製作した、アルミ製バッフルを介して取り付けています。
冒頭のシステム図では、紙面の都合で省略しましたが、ドアスピーカーとツイーターの配線の間には、インラインのハイパスフィルターを介在させています。
スピーカーの左側に見える(布テープ巻の)ハーネスの先から純正スピーカー配線が出ているので、ここに線をつないで二股に分岐させ、一方はそのままスピーカーへ、もう一方は北上してハイパスフィルターを経由し、ミラー裏のツイーターに接続しています。
防振については、デッドニンググレードなので全面貼りです。
ただ、この車の樹脂パネルは中央が盆地になっていて、かつ、細かいリブがたくさん入れてあるので、ズバッと気持ちよく一枚貼り♪という具合には行きません。
こういう場合は、中小型の四角形にカット単位を落とし、起伏に合わせて一枚づつキチッと貼り込み、瓦屋根のようにちょっと重ねながら全体に展開していくやり方が良いと思います。
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スピーカー取付部のアップです。
アルミバッフルがキラリと輝いております。
ユニットは前述の通りBLUE MOON AUDIOのMX080です。
インナーパネル全体を一様に防振材で固めてきましたが、スピーカーは振動源となりますのでいわば本丸です。
スピーカーから発生する振動によって、スピーカーバスケット自身がブレて、振動板の律動を相殺してしまう「損失」が生じないように、バッフル周辺をしっかり防振材で固めてあげます。
このあたりの防振材のサイズは、小さめにカットして少しづつ重ねて。というのが良いように思います。お城の石垣の感覚です。
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