N-VANをフロント2way化でサウンドアップ♪その2
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
今回使用した金属バッフルです。
最近、金属製バッフルがたくさん出回るようになり、選択肢が増えました。
今回使ったのはD-Baffleという製品です。今回使ったBLAM製品と、DSP関係で定番のaudisonの代理店であるTRIUMという会社がオリジナルで出してきた製品です。
車種別にいくつかあり、今回使ったのはホンダ用のKSM-008(税込13,200円)です。
このあたりの製品は、用途にあっていて価格と品質のバランスが取れているものであれば、ブランドにこだわりなく採用していくスタンスですが、今回のD-baffleは、国内の17cmスピーカーに比べて内径が大きい海外製のスピーカーを格納できるように、内径を大きく(145mm)とってある点がポイントでした。(国内スピーカーの内径は140ミリが相場)
なお、このKSM-008で大半の165mm径スピーカーは国内外とわず取付可能ですが、今回のBLAM S165N45はハイエンドユニットらしく、バスケットを構成するフレームがぐぐっと張り出しているため、そのままでは干渉してしまいました。
また、D-baffleに設けてあるスピーカー取り付け穴は対角に4つですが、S165N45の穴は8つです。(4つでも留められないことはありませんが)
この現状を鑑みて、干渉が解消される程度に厚みを加える目的と、8つのネジ穴を確保する目的で、M&MデザインのPCD-1(税込13,200円)を重ねて使うことにしました。
http://www.truim.jp/info/20201125_D-baffle_info.pdf
https://www.mandmdesign.net/inner_baffle_base 2
バッフルの取り付けが終わったところです。
カット前はバッフルの内側に見えていた黄色部分がなくなってスッキリしていますね。
見るからに風通しがよくなりました。
なお、ぐるっとカットしてはいますが、純正スピーカーに戻すことは可能です。
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スピーカーを取り付けたところです。
キラッと輝くゴールドアルマイトのリングが、前述のM&MデザインのPCD-1です。
この製品は加工精度が高く、より多くのスピーカーのネジ穴レイアウトに適合するように、穴を開けまくってあるので、第一義であるメタルバッフルとしての機能に加えて、ネジピッチ変換リングや、スペーサーとしての役割も正確にこなしてくれる頼れる役者です。
以上、ここまで説明させていただきましたように、アルミ鋳物のD-baffleとアルミ削り出しのPCD-1の組み合わせにより、めでたく内径の干渉を解消。。できたつもりでしたが、実際に締め込もうとすると、まだ微妙にあたっている感覚があったので、メタルリングスタビライザーという金属製リングをはさんで完全に満足行く状態になりました。
多くの4つ穴・165ミリスピーカーでは、D-Baffle だけで済んだはずですが、トップクラスのファットなお尻を持つウーファーのせいで、だいぶ回り道をしてしまいました。
金属製の部品を組み合わせると、こういった干渉を力技で回避することができないので注意が必要ですね。(施工実績の範囲内ではありますが、適合情報は日々蓄積しておりますので、必要に応じてご照会ください。)
https://www.soundpro.jp/ec/products/detail.php?product_id=66 4
ウーファーとスピーカーグリル裏とのクリアランス調整の説明です。
純正スピーカーの正面、ドアトリム側には、メッシュ状のスピーカーグリルが形成されています。
そして多くの場合、強度を確保するために、スピーカーグリルの構造に合わせて、複数の補強リブが立ててあるわけですが、スピーカー交換に伴って、この一部との干渉が生じるケースがあるため、切除などの策を講じる必要が出てきます。
今回は口径が一回り大きくなったため、周囲を囲っている円形のリブのすべてが干渉するため、この切除を行います。
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リブ切除後の様子です。
ぐっと低くなって、干渉はなくなりました。
思い切って切り取ってしまってるので、強度が心配されそうですが、切除対象のリブが5ミリほど残っていること、写真の右側に別のリブ、左側に大きな凸部が向かい合わせになっていることを考え合わせると、強度はさほど低下していないと思います。
また、スピーカーの外周にはスポンジ(後出)をセットしますので、押し込みに対する耐性も加わることとなり、さらに懸念の必要はないと思います。
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オーディオテクニカより発売されているクリップダンパーです。
内装をインナーパネルに「バチン」とはめ込む際、乳白色のクリップが接点となるわけですが、その周囲に微妙な隙間が生じて、ビビリの原因となることがあります。新車の段階からビビることはまれですが、長期の使用に伴う振動の影響で緩みが生じたり、また新しめの車でも脱着を繰り返して緩みが生じたりすると、同様にビビり出すことがあります。
この商品は、クリップを差し込む穴の周囲にセットしておいて、はめ込み時に一定のテンションを発生させ、密着度を挙げることを目的としています。
貼り付け作業の際は、写真のように太めのドライバーの先端にクリップダンパーを挿して剥離紙から剥がし、クリップ穴にドライバーの先端を差し込んで張り付けるとセンター出しの手間が無く便利です。
7
長らくお付き合いいただきありがとうございました。
これにてドアの施工がすべて完了いたしました。
メタルバッフルは、スピーカーバスケットを遊びなく、カッチリ保持するため、木製バッフルのような素材由来の余韻はありませんが、その分、再生・増幅側から入力された音声データを波動に変換する際の忠実度が増すので、音声データの品質の違い、スピーカーケーブルの特性、DSP等の調整といった各ファクターの寄与度がつかみやすいという特徴があります。
木製バッフルは、一定の保持力を発揮しつつも、素材自身が振動を微妙に増長してくれる効果(=余韻)があるため、メタルに比べて音に膨らみが出やすく、変な言い方ですが、「アラを隠してくれる」効果さえもあるのですが、それに対してメタルはガラス張りに近いので、ごまかしが聞きにくいです。
よって、余裕のあるアンプでしっかり駆動してやるほうが、より伸びやかで深い音を得られると思います。
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今回はホンダN-VANのオーディオインストール事例のドア後編をご紹介しました。
次回は、ツイーターの取付をご案内いたします。
もともとは当店の「イベント荷物搬送用」車両ですので、いつもと違った雰囲気のご案内になりましたが、N-VANの条件にふさわしい、現実的なプランではあると思います。
今回のような①ナビヘッド+フロント2wayの他、②ナビヘッド+小型アンプ+フロント2wayもありだと思いますし、ちょっと控えめに③ナビヘッド+フロント2wayコアキシャルという手もありますね。
できるだけ使い勝手が変わらないように配慮したい車だと思いますので、だいたいこんなところに収まるものを思いますが、これにリヤスピーカーを足すなど、オーナー様のご希望とご予算に応じて提案させていただきます。
どうぞお気軽にご相談ください♪
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