
カリマンタン島(ボルネオ島)にある、タンジュンプティン国立公園というところに2泊3日旅行してきました。ここはオランウータンの生息地として世界的に有名な所で、今回の目的ももちろん『オランウータンを訪ねる』ことです。
初日の予定はジャカルタからカリマンタン島パンカランブンへ飛行機で移動(約1.5時間)→空港から港町クマイまで車で移動(約20分)→船で川登りしリハビリテーションセンターを訪問(約2時間)→宿初施設へ船で移動 という日程です。
港に到着後昼過ぎに船に乗って出発、すぐに船上で昼食。基本的に今回の食事は全てインドネシア料理ですが、気を遣って日本人向けに特有のクセを薄めてあるようで、どれも食べ易い味付けでした。昼食を食べている間に川の支流に入り、だんだんジャングルらしい景色になって行きます。1.5時間ほど乗った頃でしょうか、前の船がスピードを弱めて川岸に寄って行きます。その時誰かが叫びました。
『オランウータンだ!!』(写真)
川辺からすぐの木の上に、顔にエラの張ったデカイオスのオランウータンが!!
紛れも無い野生のオランウータンです。心の準備が整う前の嬉しいハプニングに、みんな大興奮でした。ホントにいるんですね~。
その後しばらくしてタンジュンハラパンというところにあるリハビリテーションセンターを訪問。餌付けの見学に行きました。餌付け場はジャングルの中へ10分ほど歩いた所に設置してあるのですが、ここはとにかく
蚊のアタックが凄まじかったです。ジャングルは長袖長ズボン必須ですが、白人は半袖半ズボン・・・信じられません。餌付け場にはすでに
メスオスのオランウータンが1頭来てて、バナナを沢山食べていました。
リハビリテーションセンターを後にし、少し上流へ進みます。すると、また川岸の木の上に何かいます。野生の
『テングザル』の群れです。少し前にシンガポール動物園で見逃したのですが、今回は大量にいます。テングザルって、木から木へ天狗のように飛び移るんですね・・・。次から次へと飛んでいました。
その後は宿泊場所のロッジへ向かいましたが、途中目を凝らして見ているとテングザルや他の猿(ニホンザルに似てました)を沢山見ることが出来ました。
ロッジは川のほとりというか水上コテージ状態なのですが、これがまたジャングル風情たっぷりでした。川にはワニがいて、数年前に川で水浴びしていた宿泊者が襲われたとか・・・。部屋の壁の『水泳禁止(ワニがいます)』という貼紙は伊達では有りません。
夕食後は予定には無かったのですが、船に乗って『クリスマスツリー』を観に行くかいうので私達も参加。なんとホタルの群れが住み着いている木が有って、その木だけ暗闇の中でクリスマスツリーみたいにピカピカ光ってるんです。キレイでしたよ~。
そんなこんなでジャングルの旅初日はあっという間に過ぎたのでした。
写真色々あるのですが、UPの仕方が判らず・・・
判り次第UP致します。次回『2日目編』にご期待下さい!
Posted at 2008/12/30 22:47:35 | |
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