今回のEUROCUPはまるで・・・
メイクドラマのようでした!
皆さん、気を利かせて本心をあまり語らず・・・
今回は本音でいきます!
それは、前日!土曜日!
TEST中!
おいおい・・・
車が帰ってこない?
え?
え?ドライバーからTEL?
ヨーク周りの話を聞いてみると?

フロント左のハブボルトが4本全て飛んで・・・
フロントタイヤもろとも飛んで行った?
間に合わせで当日、この様に・・・
突貫作業が行けなかったのか・・・
こんなにイカシタこいつが・・・

いや?
こいつが・・・

これは?困った・・・穴があったら!

入りたい!

どないしよう?????
こんな姿に・・・

Fバンパーモロモロそして・・・
仕方ない。。。
ここは、

で?
究極の選択!
1、このまま応急処置で参加することに意味があるから治して出場!
2、やはり勝つために、ドライバーのマシーンで参戦!
うちの箱入り娘!

無言で・・・
ドライバー参加することに意味がある!
皆さんで参加し、明日は、勝敗かかわらず楽しみましょう!
とうれしいご意見が!
これは・・

うれしかった!
それからは・・・各SHOPさんや?みなさんに

で部品を手配!
が?夕方で翌日には間に合わず・・・
仕方がないので奥の手で・・・
翌日こんな姿に成りながらもなんと間に合いました!

朝から車の中から100円日拾ってなぜか良い予感が?
これは、幸運のステッカー!

予選は、3周でREDフラッグが出るものの!
な、なんと

ラッキー!!
しかし、宿敵Hさんはすぐ近くに!
このお方!皆の○●さんは11グリッド!

あ!
時間がない!
今夜も東京!

すいません!仕事で接待が・・・
ここからは、ドライバーのブログから頂きます!
そして僕らの2枠目。今度はほぼ最後尾でコースイン。例によって慎重に徹底してタイヤに熱入れ。annbellさんらがグリッドボードを持って待っててくれるポールポジションにゆっくり到着。(着くまでの間にannbellさんがインタビュー受けたのかな?(^^;)
深呼吸してシグナルが変わるのを静かに待つ時間・・・1分前でエンジンスタート。今回はディレイは起こらず全て順調に進んで行きます。計器類確認、問題なし。DSCをオフ、アクセルモードはノーマルのまま、ラップカウンターをセット。
RQが30秒前のボードを掲示。引き続き順調に時間が進む・・・そして5秒前・・・アクセリング!・・・
レッドシグナル点灯!サイドブレーキを引いて半クラ!ボディがぐぐっと沈み・・・
消灯と同時にスタート!ドンピシャ綺麗に決まった!!
前輪軽く空転するも直ぐにアジャスト!最大加速!しかし2番グリッドのクラッシックMINI55番が速い!パワーで引き離して飛び込む1コーナー!
タイヤの感触を確かめながら慎重に2コーナー3コーナー抜けてバックストレート、バックミラーに映るHさん57番、一気に2位まで上がって来た!!
インに飛び込まれないように慎重にライン取りをして抜けて行くS字セクション、真後ろにぴったりついてくる57番!激しくプッシュされつつなんとかポジションをキープ。ぴったり後ろにつかれたまま立ち上がる最終コーナー!左手でシフトノブを押さえている分ハンドル操作が遅れる!完全にスリップにつかれて必死に逃げるホームストレート!
しかしコントロールライン直後に先行されてしまう!さすが速い!!1コーナーであっさりインを取られてしまい2位にポジションダウン。悔しい・・・が、本来のタイム差を考えると仕方ないか。とにかくも必死でついていく2周目。すぐ後ろには55番がついてきている、油断するな!
57番との差がじわじわと広がる。55番との差もじわじわと広がる。しかしテクニカルセクションでは55番との差がじわじわ縮まる。さすがクラッシックMINIのTOPクラス、速い!
必死で逃げる3周目、ブレーキに違和感、ジャダーが出始めて微妙なコントロールがしにくい!最終コーナーアプローチ、ブレーキに気を取られて左手を忘れる!ギアが抜ける!55番が一気に迫る!
立ち上がりで横に並ばれる!パワーでなんとか引き離して4周目、大丈夫、ミスしなければ抜かれはしない!
コーナー立ち上がりで前輪の接地感が薄い。雑にアクセル開けると空転してトラクションがかからない。慎重に、なるべく早くハンドルを戻して真っ直ぐ加速出来る様に・・・
ブレーキの感触がさらに悪化。気を取られてギアが抜ける、入れ直して加速で逃げるがコーナーで詰め寄られる。左手をシフトノブから離せなくなる。右手だけでハンドル操作。正確に切りにくい!
5周目6周目7周目、周回遅れと絡み始める。慎重に、大胆に、でもなるべく無理はせずさせずパスして行く。57番との差はさらにじわじわ広がる。
加速力に勝るこちらは周回遅れの処理が幾らか楽。55番との差が安定して広がり出す。57番の姿は見えない。ブレーキの感触は回復しない。ジャダーが酷い。ここは無理せずこのポジションをキープか・・・・
8周目、9周目、さらに慎重にポジションを維持。後続との差はストレート半分くらいか?立体交差前のブレーキで車体が暴れる。飛ばないようになんとかコントロール。
最終ラップ!ハードブレーキングで車体が暴れる。なんとか飛び込む立体交差、55番の姿が少し大きくなる・・・が、丁寧に行けば大丈夫!慎重に立ち上がる最終コーナー、彼方にチェッカーフラッグが振られているコントロールポスト!
ピットウォールまで寄って右手を挙げる、みんなが手を振ってる、そして、ゴール!
2位か・・・Re.new号デビュー戦、準備不足としては良い成績だな。ちゃんと最後まで走り切ってくれたし、お疲れ様・・・ゆっくりクールダウンして1周・・・ふぅ・・・
しかし、まだまだこの先に波乱が待っていました。ゆっくりピットに戻ると何か様子が変です。みんながどことなく複雑な表情で出迎えてくれています。あれ??・・・
聞くと、なんと57番が戻って来ていない!?!?
優勝したと思っていた57番が戻ってこず、チェッカーフラッグも受けていないとの事。どゆこと??マシントラブルか何かで何処かに止まってる????
しかしそれなら走ってた僕らが気づくはず。しかしデルタチームの皆もTKスクエアの皆も誰も止まってる所を見ていないと!もちろんRe.newチームも誰も見ていません。
じ、じゃぁ、何処へ???
それに、よくよく考えてみれば、僕がホームストレートに戻って来た時既にチェッカーフラッグが振られていました。僕の前に僕より上位の車が居たはず・・・でなければ僕が最初にチェッカーを受けるはずですもん。頭の回りに20個くらい?マークが飛び回っている気分です。
さらにみんなの話を聞いていくと、最初にチェッカーフラッグを受けたのはゼッケン32番だったとの事。32番って・・・・mのおやじさんじゃんか!!僕はおやじさんを周回遅れにしてはいないので、僕より少し前を走って居たはず。ひょっとして57番と間違えた???いやしかし、それでも57番が何処にも居ない理由にはならないし・・・
何処かで止まってる以外に状況を説明出来ないので、あちこち見て回りながら待って居ると・・・や、やっと牽引されて戻って来ました(^^;
聞けば走行中にギアの一部が無くなりだし、なんとかだましだまし走って居たものの8周目のS字でとうとう全部のギアが無くなっちゃったそうで。そのままコース外側のガードレールの切れ目まで車を運んで退避していたとの事。コーナーへ入る時の目線の向きと反対側の隙間に隠れる様に止まっていた為、誰にも・・・回収に来たサーキットスタッフにすらも最初は気づかれなかったそうです。な、なぁ~~~んだ~~!!!(^^;(^^;(^^;
謎が解けて、もちろんHさん自身に怪我も無くやっと安心。って事は、予選に続きまたまたタナボタで優勝じゃん!おぉ~~!!!(^^;/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
っとみんなで喜んでいたのもつかの間、さらにもう一つ大きな波乱が待ち受けていようとは・・・・
しばし後リザルトが発表されました。どれどれ・・・1位、ゼッケン55番。。。。へ????55番???・・・
Re.new号は58番。またなんか変だぞ??
そのまま見て行くと、12位に9周消化で57番、さらにTOPと同一周回のハズの32番(おやじさん)も9周で13位、でもって何故か何故か15位に58番が・・・・???
またまた頭の回りを?マークが飛び回ります。
僕とおやじさんのコース上の距離で考えると、一番最初にチェッカーを受けたおやじさんから数えての位置はだいたいこれくらい。そういえば予選の時も早々に赤旗中断となった事で時計が混乱して、随分経ってから計測結果が修正されました。って事は今回も何か間違いが起きててそのまま発表されちゃったのかな???
どうせまたすぐに訂正されるだろうと苦笑しながら談笑してるとhide'sさんが「この間違い、運営側は気づいてるのかな?ちゃんと話した方が良く無い?」と。それもそうだともう一度リザルト表を見ると、一番下に1行但し書きが・・・
「#58、フライングスタートの為、1周減算とする。」
なぁ~~~にぃぃぃぃぃぃ!!!!!(@o@;
フライングなんてしてないぞ!!!どういう事やねん!!!
慌てて受け付けまで走り、スタッフさん捕まえて確認。スタート時、レッドシグナル中に半車身車が前に動いたのでフライングと判定したとの事。半車身動いた???んなアホな!!
そんなに動けば自分ではっきり気づきます。絶対そんな事は無い!あいにくとこちらの前方ビデオはグリッドに着いた所で止まってしまってて映っていませんでしたが、コントロールルームならビデオくらい有るだろうからもう一度見て確認してくれ!と要請。すると、ビデオは残っていない、慣れた監視員が見たので間違いないと言っていると・・・そんなバカな・・・
本当に僕がフライングだったのなら、絶対に間違いないのならそれは受け入れなければいけません。もちろん証拠でも有れば即座に受け入れて文句は言いません。ベテラン監視員が見ているので間違いない、申し訳なさそうにそう繰り返す運営スタッフさんの目に嘘は感じません。僕だけで走ってたらそのまま受け入れてしまう気分になりそうでした。しかし、僕にはフライングなんてしてない自信が有りますし、応援してくれた皆さんの顔、そして何より、大変な中車を用意してくれたオーナーさんの顔を思い浮かべると簡単に承伏できる話では有りません。
オーナーさんとおやじさんも交え、引き続き間違いで有る事を主張。さらにチェッカーフラッグを振った相手を間違えている事なども伝え、再度確認を要請。コース上ではBMWチャレンジの決勝が始まっています。annbellさんとSPACIALISTさんのグリッドに応援に行きたいのに始まっちゃったやん。
っと、そこに救いの神が現れました!
3番グリッドから、つまり僕の真後ろからスタートした35番のS君!損傷した愛車を応急修理して決勝に挑んだ彼です。たまたまリザルト表を取りにS君が現れ、後ろから見た僕のスタートがどうだったのか確認、「レッドシグナルの間は全く動いていなかった」と証言してくれて、これが決め手となりました。
コース管理スタッフの話では、レッドシグナルで僕の車体がぐっと沈んだのを動いたと勘違いした・・・おやじさんがチェッカーを受けたのは、レース終盤で57番を見失い、同じ色の車体の32番をTOPと間違えて旗を振ってしまった。何度も何度も赤旗が出る状況で現場の混乱が蓄積し、勘違いを繰り返してしまったとの事。僕が動いたと診た監視員も実は記憶が曖昧だったみたいです。
これで・・・やっと誤解が解けて、無事に優勝が確定しました・・・・ほんと、冷や汗ものです(^^;
(2&4のスタッフさん、冷静に慎重に我慢強く対応してくれて有り難うございました。感謝でいっぱいです。ちなみに後方カメラは無事に映っていて、後に確認したらやはりフライングして無い事がはっきり映っています。)
こうして、準備段階から色々あって思うように事が進まなかったのが、最後の最後まで事件満載の末に最高の結果として終える事が出来ました。ドラマが多すぎてまるでTVショーの様です。結果オーライでは有りますが、実に疲れました(^^;
しかしレースそのものを振り返ってみれば・・・
ベストタイムは6周目に出た1分35秒997。車の本来のポテンシャルからすると不本意なタイムです。これに対して57番のタイムは2周目の1分33秒978。早々に順位が決まった様なものだし、後半のトラブルから考えても本調子で競り合えばもっとタイムは上がったでしょう。1周2秒以上の差。最大で14秒もの差が開いていたそうなので、この数字がそのまま全周回の差でしょうね。
ブレーキの不安定さであと1秒、ギア抜けを抑える為にあと1秒、空力の狂いにより1秒。全部合わせて重複を差し引いてあと2秒は縮められたハズ。SPECIALISTさんの見立てでも想定タイムはやはり33秒台。最低限そこまでは走れる様に出来るハズです。この先どうするか既にオーナーさんと相談を始めています。目先は不安定な部分をきちんと仕上げて信頼性を向上させる事。そして次は僕のMINIと同等以上のタイムを出せるように・・・そしていつかは打倒・・・・
まだ今シーズンは始まったばかり。コンセプトはデートやお買いものに使えてサー
キットでも十分楽しい!
特別これといった特別なことはしない!
ですが・・・これからまだまだRe.new号の戦闘力は上がります。これからも頑張って行きますので、応援よろしくお願いします!

そして、当日30名程の皆さん!PITに遊びに来ていただいて・・・

味噌なしモツ鍋も無言で食べて頂き・・・

ありがとうございます!
頑張って!

行きますので!

よろしくお願いします!