POP吉村　～吉村秀雄・・・ゴッドハンドと呼ばれた男～

今日は真面目に書きます。

記憶が曖昧な所があるため、多少の間違いがあると思いますので、なま暖かい目で見てやって下さい（汗

訂正、指摘、大歓迎です（爆



吉村秀雄・・・氏は、「親父さん」「POP（英語で親父さんの意）」と呼ばれていました。

この名前を聞いて、ピンとくる人は、バイクに思い入れのある人でしょう。

そう・・・親父さんは、バイクパーツメーカー「ヨシムラ」の創設者なのです。

ヨシムラといえば、あの赤地に白い抜き文字のステッカーであり、見たことある人も多いでしょう。
最近でば、プロジェクトXでも紹介されていました。

自分が親父さんを知ったのは、中学時代のバイク好きな恩師が、「POP吉村の伝説」という著書を貸してくれたのがキッカケでした。
これからの道を決めかねていた頃の自分に、親父さんの生き様を切実に描いたこの本は、その後の自分の人生に、少なからず影響を与えてくれました。

親父さんは　「規模や人数は問題じゃない、大事なのは気持ちだ」　と言っています。
そこから自分は、物事に取り組む姿勢や、逆境に負けない強さを勉強させて貰いました。

そこら辺、詳しくはいろいろな方が書いてますので省略します（台無しｗ


で、親父さんのどこが凄いのかというと・・・


・世界初の集合管を開発

CB750等が世界を斡旋していた時代、マフラーは全て4本出しでした。
しかし、それでは排気流速を稼げないと判断した親父さんは、これを一本に纏めました。
すると、今までモッサリしていたエンジンが、嘘のようにビュンビュン回ったのです。
その後、大手メーカーが真似をし始めたのは言うまでもありません。

・カムシャフトを手で削る

親父さんが「ゴッドハンド」と呼ばれるに至った所以。
カムの微妙な卵型のラインを、親父さんはヤスリと砥石で仕上げ、エンジンパワーを引き出していた。
当時、コンピューター等が普及しておらず、当然「勘」による作業だった筈である。

・本田宗一郎と仲が良かった

本田宗一郎といえば、泣く子も黙る、HONDAの創設者。
親父さんは、同じ穴の狢である氏とは、お互いに良きライバル関係だった。
会社の規模こそ違えど、熱き魂は一緒であった筈である。

・鈴鹿8耐で、ワークス相手にブッチギリ



「指示は・・・全速全開！」　胸が熱くなります。


根っからのチューナー、pop吉村・・・

親父さんのような熱い男に、自分も成りたい。