（追悼）悔いのない人生を　※長文で駄文

こんばんわ、東京都上野動物園に住んでいる者です。


さて、本日は真面目に行こうと思います。
年端もいかない若造が書く駄文ですので、お許し下さい。

お暇な方はお付き合い下さいませ・・・


本日の仕事中、学校の先輩で会社の同僚である人から、

「Aさんが亡くなった、突然死だったそうだ」

と聞かされました。

最初は言っている意味が良く分かりませんでしたが、10年ちょい前の記憶を引っ張り出すとともに思い出してみました。

Aさんは一つ上の機械科の先輩で、特に深い関係という訳では無かったですが、同じ寮生という事もあり、お互いにちょくちょく交流はありました。

非常に真面目な先輩であり、タバコは勿論、酒もあまり飲まず（下戸）、ギャンブルなども嗜まず、サッカー部に所属して部活動に精を出し、寮友会や学生会でも運営側で活動をするような人でした。

人間的には、分り易く言えば弄られキャラであり、寮のふざけた行事などでは決まって体を張る（張らされる）ような人でした。
逃げるAさんを担ぎ上げ、大浴場の浴槽や、中庭の池へ投げ込んだのは良い思い出です（ぉ

何かを頼みに行くと、「仕方ないなぁ」と、ニヤニヤしながら聞いてくれるような人でした。


そんな先輩が、原因不明の突然死を遂げたというのです。

事件や事故に巻き込まれた訳でもなく、持病が悪化した訳でもなく、自殺した訳でもなく・・・
もうすぐ三十路になろうかという矢先の出来事でした。

生真面目でシャイな先輩らしく、未だ独身で、浮いた話も無かったそうです。

亡くなったという報告は、お姉さんがAさんのフェイスブックで広めてくれたそうです。
両親はちょっと前から、Aさんがおかしな感じだったという事でしたが、まさか亡くなるとは思わなかったでしょう。
ご家族の気持ちを考えると、やり切れない気分です・・・


先日も、学生時代にバイトでお世話になった大工の棟梁が亡くなられたとの事で、線香を上げに行ってきました。
具合が悪いなと思っていた矢先、突然倒れてから直ぐだったそうです。69歳でした。

思えばお世話になっていた10年前から、「いつ死ぬか判らん」と、冗談交じりに言っているような人でした。
あの頃から既に、こうなる事を予想していたのかも知れません。


人はいつ死ぬか、それは誰にも判りません。
先日の大震災でも多くの方々が亡くなられたように、あっけなく一瞬です。

自分の家族も友人に、伝えたい事もままならずに終わります。
自分がこれからやろうとしている事も、問答無用でぶった切られてしまうのです。


俺も、もうすぐ三十路の仲間入りをする歳です。
世間から見れば一人前であり、立派な大人です。

残念ながら嫁さんや子供、恋人すら居ませんが、一応立派な大人・・・だと思います（ぉ

自分が守るべきもの、やるべき事、けじめをつけるべき事・・・

いつ終わっても、「まあ、仕方ないよな」と、自嘲できるような覚悟を。

自分の葬式で、親が恥をかかない様な行いを。

そのために・・・


今できることは、今やろう。

今できない事は、忘れずに辛抱して楽しみにしよう。

面白い事は、みんなで楽しもう。

楽しむよりも、楽しませる努力をしよう。


人生は一度だけです、リセットや再起動はありません。

精一杯、それそれの人生を駆け抜けましょう！