まことに遅ればせながら、11月3日のアルチャレ関西第4戦の参戦報告です。
(岡山へ向かう途中、富士山と月がキレイでした)
昨年6月以来の岡山国際。前日は湯郷温泉に宿泊。

レトロな雰囲気プンプンの湯郷温泉でまったりし、翌朝4時半起きで出発です。
開場前に到着出来たお陰で、ピットを確保できました。
今回岡山へご一緒したチームメンバーは
スワン。さん
爆弾さん
車高短さん
ツチコンティさん
メンバーの中で車高短さんが初岡山。というか、初アルチャレ(驚)
若いって素晴らしい!
朝一のプラクティスを走って、とりあえず昨年走った感触を思い出します。
天気も良く、気温も15度前後と、走りには良さげな環境。
周回を重ねるごとにタイムが伸びて、車載のLAPタイマーに2’00.9の表示が。
昨年は頑張って頑張って2’03.0がイッパイイッパイだったのに、あっさり2秒以上のタイムアップ。
昨年のマシンとの違いは、タイヤとエアロ。
タイヤ Neova 08 ⇒ クムホ V700
フロントリップ TEZZO ⇒ Girasole
その他は特に変更無し。
エアロの違いと言いたいところだが、タイヤの違いは大きい。
顕著なのが1コーナ~2コーナーの踏ん張り。
明らかに昨年より車速が乗っている。
さて、プラクティスの良い感じのまま予選に突入。
予選でさらに0.1秒アップを記録してレースA総合5位、アルファの中では2位をゲット。
予選結果(レースA)
総合5位/21台
クラス1位/3台
ラップ 2'00.819
↓は予選LAP4周目(2nd)と5周目(Best)の車載です。
さて、プラクティスの後、スワン号に異変が。。。
ミッション系のトラブルで残念ながらリタイアとなってしまいました。
残念!
さらに、爆弾号も予選1周目でピットイン。
セレ系のトラブルでそのままリタイアとなってしまいました。
何とも残念な結果です。
ちょっと不穏な空気が流れる中、いよいよ決勝のスタートです。
決勝グリッドはアウト側。横と後ろは2台の145。
軽さに勝る145にはスタートで前に出られる可能性が高い。
最初抜かれても、決勝レースは10周あるので、追いつくチャンスはいくらでもあると、気を楽にして
スタートに備えます。
フォーメーションを終え、いよいよ決勝のスタートです。
赤ランプが消え、一斉にスタート!
1コーナー前であっさり145(銀)に前へ出られてしまう。
しかし2コーナーイン側に飛び込めば挽回できると踏んで1コーナーアウト側からインベタに入って行く。
インが取れたと思った瞬間、145(銀)がしっかり締めてきてきたため仕方なくブレーキを踏んでしまい、銀に続いて黒145にも前へ出られてしまう。2コーナーを過ぎた時点で7位に後退。
レースはまだ先が長いので、慌てずしっかり前を捉えて行こうと思い直し、2台の145にくっついて行きます。
そんな1周目の通称便所裏コーナーで事件が発生。
145の前を走っていたNEWビートル号が便所裏の縁石を跨いだ(ように見えた)後、後方から白煙と液体を垂らし始めた。どうやらオイルパンを割ってしまった様子。
My159のフロントウィンドウにもオイルが点々とこびり付く。
ビートルのドライバーさんは自車の状況に気づいて無いのか、そのまま走行を続けていく。
前を行く145(銀)もオイルを避けるようにスローダウンしながら慎重に走行。
こちらも無理な追い越しをかけず、イエローフラッグかSCが出るのを待つ。
ビートルの直後を走っている我々にはオイルの状況が分かっているが、後方のクルマにはその状況が分からないだろう。
案の定、チームメイトのツチコンティ号が2コーナーでクラッシュしたことを後から知りました。
けっきょく1周丸々近くオイルが撒かれてしまい、ようやく赤旗中断となりました。
↓スタートから赤旗中断まで映像
赤旗中断後、5周に減らした形で再レースが行われることが決定。
フォーメーションラップでコースを確認するが、レコードライン上にオイル処理の跡が。
しかもオイル処理はオガクズを乗せただけ?に見える。ホントにこれで大丈夫なのか?
(FSWだと石灰を撒いて中和するのだが・・・)
とにかく、走るしかない!心を奮い立たせてグリッドに付く。
再レーススタート!
1回目と違って、いい感じでスタートを切れた。
前を行くブルー156に追いつき、1コーナーで前へ出ることに成功。
このまま3位をキープしてアルファのテッペンがアタマをよぎる。
2コーナーはオイルの無いアウトから行くか、レコードラインのインを取るか?
一瞬の判断でインを選択。
前を行く2台はアウト側に膨らんでいく。右後方の156もアウト側ラインを取っている。
上手く行けばさらに前へ出られるチャンス♪
そんな思いを抱きながら2コーナーへ突入。
そして2コーナーを過ぎた瞬間、リアが大きく右に振られる。
ああ、スピンモードに入ってしまった。。。
もうコントロール出来ない。
フルブレーキング!!
My159はイン巻きしながら1回転。
進路を斜めに塞ぐ形でようやく停止。
目の前を全車両が通り過ぎて行く。
アウト側に止まらなくて良かったと、思わず安堵の溜息が出る。
幸いエンジンがストップしなかったので、最後の1台が通り過ぎるのを待ってコースに復帰。
やっぱり欲を出すとロクなことが無いなと落胆の気持ちが広がります。
しかし、せっかく岡山まで来てみっとも無いまま帰る訳に行かないと、気持ちを新たにして前車のお尻を追い駆け始めました。
1台また1台と何とか前車をパスして行きます。
何台抜いたか数える余裕も無く、前に見えるクルマを捉えて行きます。
(あとから9台抜いていたことが判明(^^;)
最終周の裏ストレートで前方に赤いMITOの姿が見える。
チームメイトの車高短号です。
初アルチャレであるばかりか、初スプリントレースでこのポジションは凄い。
裏ストレート後のヘアピンから便所裏にかけて車高短号に何とか追いつくも、
上手くかわされチェッカーフラッグ。
決勝結果(レースA)
総合8位/17台
クラス1位/1台
ベストラップ 2’03.595(5周目)
↓決勝再レースノーカット映像
いろいろありましたが、楽しいレースでした。
リタイアした仲間は残念だったけど、また来年岡山へ戻って来ることを心に誓い、
岡山をあとにしました。
最後に、
岡山でお世話になったSfidaの皆さま
応援に駆けつけてくださったnonkunさん(写真を使わせていただきました)
159NMメンバーの皆さま
直前まで整備を行ってくれたフラミンゴのメカニックさま
そして、サーキットへ差し入れを持ってきてくださったM姉さん
この場をお借りして感謝申し上げます。