目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
★★★ |
作業時間 |
6時間以内 |
1
冬になって、始動直後、チリチリ言う音が出てたので、再度クリアランス調整を実施した。
が、結果から言うと、やり直しをする羽目に…そして、勉強になるという…。
2
大事なこと
可能なら、なるべくシックネスゲージは重ねて使わないことがよい。なので、0.23/0.25/0.28があるゲージがよい。
重ねて使う場合は、ゲージはなるべく厚いもの同士がよい。薄いものと厚いものの組み合わせだと隙間に入りにくい
ゲージは隙間にたいしてできるだけ曲げないで入れること。曲がるとそこが抵抗となって感覚が掴みづらい。
バルブのナットは少し緩めて、マイナスドライバーでゲージを挟み込んで調整。最適な場所からほんの少しだけ緩めて、トルクレンチで絞める。ナットを開けすぎると絞め込むときに一緒に調整ネジが動くので、あまりナットは開けない方がよい。
また、このネジは微妙な調整だった。
3
必要工具
10mmのソケット(いろいろ)
10mmのロックナットソケット(奥まったところ用)
12mmのソケット(いろいろ)
19mmソケット(クランク回し用)
プラグレンチ
エクステンションバー
(クランクまわすときにも必要)
液体ガスケット
シックネスゲージ
こんなもん?
4
エンジン手前側がIn、奥側がEx。
説明書に記載がなくて暫く悩んだ。
5
1回目の失敗理由は、Ex側が0.3mmくらいで調整してしまったこと。
0.28mmで調整していたつもりだったけど、手が届かなくて、0.20mm+0.08mmを重ねて、ゲージをまげて調整していたら0.3mmがぎりぎり入るくらいの調整だった。
結果的に、この0.3mm弱での調整で、タペット音が大きくなってしまった。
正直、これでタペット音がなんたるかがわかった感じ。
エンジン暖まっても音は消えず、つねに
「チチチチチチチ」
という音が聞こえるようになってしまった。
6
2回目は
In=0.23mm(0.23mmゲージ1枚)
Ex=0.26mm(0.2mm+0.06mm)
に調整。
SPEC:
In 0.21-0.25
Ex 0.25-0.29
Ex側はすごく奥にあるが、なるべく体を伸ばして、なるべく水平にゲージが刺さるように気にしながら調整すること
7
まとめとして
やっぱりエンジンは開けないほうがいい
と思った。
万一のことがあると、ことがことだけにリスクが大きい。
明確なタペット音が聞こえない限り、自分ではあけない方がいいと思った。
時間も
1.エンジンカバーあけるまで5.5h
2.トータル5時間30分
(結局心配だから何度も何度もゲージでチェックしてしまう。)
もかかるので。
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