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ある日の夜に、１人の男が我が家へ訪ねてきた。

今思えば、それがある出来事の始まりだった・・・




男は警察と名乗った。

そして、道路の片隅でおとなしく停まっているツイ子さん達をどかして欲しいと言ってきた。

仕方がないので、しばらく乗ってなかった８を目覚めさせ、駐車場のギリギリまで後ろに下げ、その前にツイ子さんを横付けする為に、１m程動かした。

一瞬、昔の悪夢が頭をよぎったが、まあ、大丈夫だろうと・・・


しかしこの判断が、後に・・・｡･ﾟ･(ﾉД｀)･ﾟ･｡



それから数日後に、鳥羽方面に牡蠣を食べに行く予定をしていたので、その日は久々に８に乗れるとウキウキしながら、キーを捻ると・・・

！！！


マ、マジか！？　　　カ、、カブった～・・・が内心は（最近、乗ってやらなかったからちょっと拗ねたかな）と、まだ余裕がこの時はあったが・・・


デチョークを試すもかかる気配なし。（あのデチョークで本当に掛かるのか？）

エンジン始動不可＝鳥羽までのドライブ不可



テンションは一気にガタ落ち、心はとってもブルーに・・・

でも、牡蠣は食べたいので、知り合いのシロッコで行く事に。

だが、助手席でシロッコの加速感に痺れながらも、ふと８の事を考えている自分がいた。

牡蠣をたらふく食べて、ビールを流し込みいつもなら、フィーバー状態になるのだが、ふと、真冬の海を眺めると８の事を考えてため息をついてしまう、純白の心を持った自分がそこにはいた。


だが、くよくよしてても仕方がないと、遂に決断した！


俺は今は昔の悪夢の時とは違い、プラグ交換出来るし、プラグ外してライターでカブったプラグを燃やすエンスーちっくな事を、久々に楽しもうかなと！


それとも、プラグ交換の時期も間もなくなので、プラグをいっそ変えようかなと。


その時に偶然にディーラー担当のI君から別件でTELがあったので、事情を話してみると積車で引き取ってプラグ交換しましょうかと？と天使の囁き！



迷わずお願いをする誘惑に勝てないうぶな俺がいた。


しかも、多分ご自宅の駐車場でエンジンかかると思いますよ！と甘い囁き。


そして日にちを決め、当日を迎えた。


仕事が忙しいので、嫁さんに立会を任せ、ドキドキしながら連絡を待ち続けるセブンティーンの様な自分がいた。



そして遂に嫁さんからTEL

「エンジンかかったよ！」

o┓⌒┗o⌒o┓ﾋｬｯﾎｰゥ♪・・・流石I君、ъ(ﾟДﾟ)ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ!!


嫁さんにしばらく８をドライブしてきてと頼み、よっしゃ～やったるか！と職人気質の自分がいた。


が、３０分後にまさかの展開に


嫁さんが家に帰り８を自宅Pに停めようとしてエンスト＾＾：・・・そしてエンジン始動不可。


即、I君にTEL。


明日、もう一度引き取りに行きますとの返事。

正直この時までは、嫁さんの走りがおとなしすぎて又、ちょっとかぶり気味になったと思いっていた・・・・




翌日、ある物が自宅に届いた。


久々の大物ウエポンが遂に我が８に！


今日は復活祭だな！と血が騒ぐ祭り男の自分がいた。


治ったらすぐに次の休みにでもWさんとこでウエポン装着してもらいに行こう！と、気合を入れて仕事していた時に、突然闇に落とす悪夢のような携帯が・・・


それはI君からだった。


エンジン始動は出来るのですが、温間状態になると始動が難しい状態なので、色々調べてみたら、圧縮が限界近くまで落ちています。




・・・・・圧縮が限界近くまで落ちています。

・・・・・圧縮が限界近くまで落ちています。

・・・・・圧縮が限界近くまで落ちています。


嘘だ・・・

まさか、そんな馬鹿な！

あんなに元気一杯だった我が８が、突然そんな状態だと言われても、とても信じられない。


という事で、明日の休みに朝イチで高速をフィードバックゾーン走り＆ぶん回し走りのW走法を試し、その後ディーラにてエンジン再始動出来るかどうかを確かめる予定。


もし、そこで掛からなければ、我が８のエンジンの寿命を受け入れようと思う。




PS：街中で見かける他の８が今日ほどかっこよく愛おしく見えたのは、８購入直前の頃以来だろう。