アルピナB6と言う車について

 私がうん十年前に初めてドイツ車を購入したのが、BMW320i（E30）でした。その当時は、BMWで1番小型なのが3シリーズで、六本木のカローラと呼ばれるちょっと前だったと思います（笑）
高級コンパクトカーの代名詞として3シリーズは売れに売れていましたが、初めてBMWに乗ってみると、鉄の塊のようながっちりしたボディ剛性、シルキーシックス（6）と呼ばれていた滑らかに回る6気筒エンジン、どっしりとした重厚感のある乗り心地、コンパクトでありながら比較的広い室内など、それまで乗っていた日本車とはまったく違う世界があり、それは車好きにとっては夢のような車でした。

そのような車を手に入れた自分でしたが、更に憧れの車として1番にあったのがアルピナでした。ノーマルのBMWに、アルピナ社でボディ、内装、エンジン、足回りなどに手を入れた車は、生産台数も少なく、まさにBMW乗りにとっては憧れで、いつかは手に入れたいと思う車でした。