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2015年01月18日 イイね!

アルピナB6と言う車について (最終回)

さて、アルピナB6クーペの最終回は車のインプレです。
思い出せる限りですが、書きたいと思います。

まずはエンジンです。
エンジンは前にも書いたとおり、排気量4398cc V型8気筒スーパーチャージャーエンジンで、最高出力 375kW(510ps)/5500rpm 最大トルク 700N・m(71.4kg・m)/4250rpmありますので、パワーに不足はありません(笑)。アクセルを踏むと、ジャーンと言うスーパーチャージャーの音とともに怒涛の加速が始まります。DSC(ダイナミック・ スタビリティ・コントロール)をオンにしていても、ドライコンディションでもシフトアップの時には一瞬後輪が空転するほどで、雨の日などは1速から2速にあがる時にDSCをオンにしても後輪が暴れるのでアクセルをベタ踏みにはできません。
高速で一定速度で巡航する時はいたって平穏で、静かにスムーズに走ることができます。また、アクセルのつきが良いので、どの速度域からでも素晴らしい加速が味わえます。
燃費ですが、高速道路を制限速度で走る限りは11~12km/Lは走ります。都内の混み合っている道路を走ると6~7km/Lです。都内や高速、地方の一般道路を交えて走ると、大体8km/L後半から9km/L前半と言ったところで、思ったよりも燃費は良いな~と思いました。高速のみの最高燃費は13km/Lでした。

足回りです。
アルピナはB5、B3などに乗ったことがありますが、非常に乗り心地の良い車だったので、B6も同じかなと思っていましたが、まったく印象が違いました。結構硬い乗り心地でした。その当時、ヨーロッパのツーリングカー選手権にB6クーペで参戦していたこともあり、B6のみはアルピナの中でもスポーツカー的なセッティングにしているようでした。
結構硬めのセッティングなのですが、残念ながらその上に粗い感じです。街中でのタウンスピードではごつごつとした乗り心地で、路面の荒れたところを走ると、ショックをストレートに伝えてきます。日本仕様の極太20インチアルミを履いていることもあり、ばね下が重くて暴れることがよくあります。
高速道路では、街中よりは落ち着いた感じでそこそこ印象は良くなります。直進安定性も悪くありません。しかしながら、首都高速を走ると路面に金属の継ぎ目があるのですが、乗り始めた当初はそこを乗り越えると一瞬跳ねて横っ飛びになることが時々あり、怖くてスピードを出せませんでした。ばね下のばたつきが影響しているようでした。
山の峠道などを走ると、路面への食いつきは良いのでそこそこのハイペースで走れるようになります。ただし、路面が荒れていると途端にばね下のばたつきで安定性に欠ける感じになり、アクセルを戻さざる終えない状況がしばしばありました。
明らかにオーバークオリティの見た目重視の20インチアルミが走行安定性をスポイルしているのがわかります。おまけに、ハンドルを据え切りするとインナーパネルにタイヤが干渉すると言うおまけつき。もう少し何とかならなかったのかと思うぐらい残念な足回りでした。まったく日本の代理店であるニコルには反省してもらいたいです。
しかしながら、色々悩んだ挙句、最初に履いていたミシュランのパイロットスポーツ2を思い切ってコンフォート系のタイヤに変えたところ、だいぶ良くなったのには驚きました。まず、乗り心地の角がとれて比較的上質なものになりました。また、首都高速での横っ飛びもなくなり、路面への追随性も良くなりました。更に山道での走りも安定するようになり、ロードノイズも減少するなど良いこと尽くめの結果になりました。元々ザックスでチューニングされている足回りは悪くないのですが、ヨーロッパでは標準の19インチホイールでサスペンションのセッティングされているのに、無理やり日本では幅広の20インチホイールを履かせたので、バランスが崩れたのではと思います。本当ならば19インチに戻したかったのですが、純正ホイールは馬鹿高いので、そのまま乗り続けました。

ブレーキですが、先にも書いたとおり、アルピナB6クーペは前後ともノーマル車のブレーキの流用です。ヨーロッパ仕様の7シリーズ(E66 760iL)のブレーキをオフセットを合うようにしています。効きはいたって十分でそこそこのハードブレーキには問題ありません。見た目は普通でMシリーズのような金かけてるな~と言った演出はありませんので、そこは残念と言えば残念でした。

静粛性は、いたって普通の車です。マフラーの音はB5に比べるとアイドリングなどは野太い音で若干スポーティーな演出がありますが、走り出すとほとんど聞こえなくなります。室内に聞こえてくる音はロードノイズやドアミラーからの風切音ですが、まあすごく静かではありませんが、うるさくもないと言ったところです。ちなみにスポーツモード(ギアのシフト等のプログラムを変える)にすると、エンジンが高回転まで回るので、マフラーの音はスポーティーな感じにはなります。

トランスミッションはアルピナ独自のスイッチトロニックです。ハンドルの左右の裏側にボタンがあり、それを押すとシフトアップやダウンができます。シフトノブを左に倒すとマニュアルモードになり、ハンドルのスイッチかシフトノブを前後に倒すことで操作できます。基本はATなので、シフトの切り替えは速くはありませんが、そこそこ楽しめます。ただし、ハンドルのボタンは若干操作がしにくく、パドルの方が扱いやすいとは思います。

トラブルですが、1度だけエマージェンシーコールをしたことがあります。首都高速を走っている時に電気系の警告等が付き、車がうまく進まなくなってしまいました。原因は、オルタネータの不具合で過電圧になったためでした。車が不動になったのはこの1度だけで、あとは大きなトラブルはありませんでした。

車の印象としてはこんな感じです。
ちなみに目立ち度は、購入当初はアルピナ特有のデコラインがない車でしたので、ほとんど目立たない車だろうな~と思って乗っていました。実際、購入から半年ぐらいはまったく声もかけられませんでしたし、高速を走っていても特別道を譲られることもありませんでした。まあ、孤高の存在の車と言う認識でしたので、さりげなく乗るには良かったと思います。
ところが、半年を過ぎた頃から、デコラインがなくてもアルピナのエンブレムとブルーの色がわかる方にはわかるようで、ドイツ車が好きな方から本物ですか?と声をかけられたり、車を知らない方からもすごい車ですね~と言われることが多くなりました。車を知らない方もこのスタイリングと色でそのように思われたようです。
これはこれで正直嬉しかったです。BMWはMの方が今では知られているので、アルピナを知る方は少ないのではと思っていましたが、自分の車を褒めてもらえるのは誰でも嬉しいものです。

この車では約5年、北は青森から南は鹿児島まで日本中を旅してきました。
時には雪深い山道を


時には暑い時期の砂浜を

時には秋深い高原を


色々な場所にB6と行ってきました。

自分には分不相応な車でしたが、ひょんなことから憧れの車を所有できて本当に幸せなカーライフを送ることができました。
心から感謝の言葉を送りたいと思います。

ありがとう!B6!!

終わり
Posted at 2015/01/19 22:51:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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免許を取得してからドイツ車が大好きで乗っています。初めてのドイツ車はBMWで3シリーズを乗り継いだ後、ベンツに変えてAMGC36(W202)、AMGE55(W2...
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