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皆様、この3連休はいかがお過ごしでしょうか？
暦通りの私は4日から仕事でしたが、初日は頭がまったく働かず、半分ボーとしていました。（笑）

さて、CLA45との別れも近づいてきているので、年末には最後となるロングツーリング（と言っても伊豆ですが）に行ってきました。
その時に改めてこの車を運転してみて、CLA45がどのような車だったかを自分なりに再評価をしてみたいと思います。
ただし、あくまで個人的評価ですのであしからず！

CLA45AMGは新世代AMGと言われた車で、以前はAMGは大排気量が定番でしたが、この車は初めての2Lエンジンでした。

エンジンですが、さすがにAMGが作ると2Lでもパワフルです。
初期モデルでも360ｐｓ（現行は381ｐｓ）で2Lとは思えないほどの出足です。
ツインターボの過給機は付いていますが、過給機の段つきもなく、回転が下から上まで一気に回るので、非常に気持ちの良いエンジンでした。
エンジン音もざらついた音はしないので、高回転で回してもストレスになりません。
排気音のスポーティさと相まって、この音を聞くためにエンジンを回すこともありました。

マフラーの音ですが、元々は静かな車が好みでしたので、正直慣れるかなとは思っていましたが、思っていたほど悪い音ではなく、いやっ！むしろ乗っているうちにだんだんこの音が気持ちよくなり、街中でもついマニュアルモードで走って音を楽しむこともありました。
歩道に気になる女子がいると、あえて音を出して振り向かせるなどと言う子供じみた行為をすることも、この車ではできました（大笑）
でも、閑静な住宅街の一軒家に住んでいなくて良かったと思えるのもこの車ならではだと思います！

ギアのAMGスピードシフトDCTはオートマティック感覚で使えるので、使い勝手は良かったです。
マニュアルでのギアのシフトスピードについてはもう少し早く切り替わってほしい気もしますが、ダイレクト感もあって悪くないです。
音と相まって、マニュアル操作を積極的にしたくなるシフトでした。

4WDシステムもそれほど違和感なく走行できました。
特に雨の日や悪路での走行安定性には十分効果がわかりましたし、フル加速の時に４輪にトラクションがかかることは安心にもつながるので、気に入っています。
ただし、初期モデルでは、低速で右左折時にアクセルの開度と車の進み具合に若干違和感を感じることがあり、サービスの話だとデフレンシャルロックがない（今はオプションであり）ので、駆動輪にスリップが起こるためと言っていました。

足回りについては、私の車は初期モデルで18インチタイヤ、アドバンスドパッケージは入れていない車で評価しますが、4WDと言うこともあり、車重がそれほど重くないCLAですが安定した走りができました。
比較的硬めの足回りの味付けとも相まって、ワインディングをそこそこのスピードで走ると、路面に吸い付くような感覚で気持ち良く走れます。
路面の悪いところでも跳ねるような動作はしないので、安心して走れますし、雨天の時も同様でした。
高速での直進性ですが、前輪駆動と考えるとそれほど良くありませんが、4WDと考えると十分な感じです。



ただし、乗り心地と言う観点では硬めで、路面からのショックはそれなりにありました。
特に標準で付いていたContiSportContact 5Pではダイレクトに振動が伝わってきたので、タイヤを変えることで多少の軽減はできたと思いますが、自分の好みからするともう少し柔らかめにセッティングしてほしいかなと思います。
現行車は可変ダンパーが装備されたので、セッティングは変わったのでしょうかね！？

静粛性については、今まで乗った車の中では1番うるさかった車です（笑）
マフラーの音はともかく、CLA自体が遮音材をそれほど多くは使っていないようで、外からの音やロードノイズなどはストレートに入ってきていた印象があります。
実際ドアの内張を剥がすと吸音材などは貼っていませんでしたから、ベンツではそれなりの仕様になっているのは残念です。

スタイリングは4ドアクーペなので素直にかっこ良いと思います。
クーペなので後席の居住性はそれほど広くはありませんが、実用性も兼ねると思うと十分満足できました。