シルバーウイークの中盤21日・22日、富士スピードウェイで行われた、
TMSC(トヨタ・モータースポーツ・クラブ)さん主催の富士6時間耐久エコノミーランに、DO-ENGINEERING Team with TMSCチームとして、DOエンジニアリングさんのSKY-D デミオで参戦してきました。
このイベントは、深夜の富士スピードウェイで、6時間のエコラン(燃費縛り・タイム縛り=3分20秒以下のラップはノーカウント)で競うイベント。
車両はエコカー減税対象車であることだけど、参加者はほぼ全台数プリウス等のいわゆるハイブリッド車。今回から参加が認められたディーゼル車は我らがSKY-DデミオとCX-3の2台のみ。
トヨタ資本のサーキットである富士スピードウェイで、トヨタのモータースポーツクラブ主催で、参加者の大多数がトヨタのハイブリッド車で、関谷氏率いるチームが優勝候補で・・というトヨタ尽くしのイベントに、マツダのSKYーD車両で殴り込み(笑)という訳です。
参加するチームは、DOエンジニアリングさんのお客さんの富士チャンピオンレースデミオレースのドライバーが中心。
取りまとめ役の34号車Tさんは今年度のポイントリーダー、メンバーの75号車Nさんは連続シリーズチャンプ、昨年度から参戦されている51号車さんと、富士におけるデミオ使いの皆さん中心のチームに、DOのTさん、TMSCのSさん、51号車さんの友達であるSさん、と私の7名のチーム。
「DOさんのデミオでエコ耐久出るよ」と某SNS等で告知したところ、複数の方から「町田選手と出るんだね!!」と連絡をいただいたけど、残念ながらクルマだけ参加で、チームは全参加チーム屈指のオッサンチームとなっていた模様・・(笑)
●21日午前
当日は午後の3時に集合だったのだけど、午前中から富士に入りライセンス枠(NS-4ツーリング枠)で練習走行。
NSツーリング枠とはいえ、3分20分をターゲットタイムとする走行なので、周囲の迷惑にならない様に養生テープで≪エコラン≫と掲示して走行開始。
「うぉ~脚がいい!トルクすげぇ~!」FF車両での富士は初めてだったのだけど、その脚の良さでとても走りやすいです。流石
先日の富士チャンでDE1500ガソリン車両に勝っているだけある・・。
富士を3分20秒で、且つ省エネで走るためのライン・ギヤ選択・アクセルワーク等を探りながら走って燃費は20キロオーバーなのはなかなかの好感触。
ショートに走りに来ていた
CLUB PANTERAの富士チャンNB77号車、8Beat JP-3クラスチャンプの77号車さんの二人の若者が顔を出してくれました。
●21日15:00 参加受付 ~ 18:00車検
参加車両は見てのとおり、プリウス、アクア、プリウス、アクア、プリウス、アクア、プリウス、アクア、プリウス、アクア、プリウス、アクア、そこにホンダのフィットHV・インサイトがちらほら。
そこにレース仕様で武装するSKY-D デミオ。他の参加者の方も「な、何?この車・・。」って視線(笑)
●21日17:45 ドラミ
ドラミでは通常の諸注意事項・シグナル等の説明に加えて、「夜間なので鹿・狸のコースの横切りには気を付けて」と一風変わった注意事項が(笑)
●21日20:00公式予選
すっかり暗闇となっているコースで、3分20秒を超えない範囲でのタイム順を競います。
チームDOは、ドライバーはデミオレースチャンプの75号車Nさん、ナビ(タイム管理等で助手席にナビが乗るのがこのレースのルール)は自分というコンビで予選アタック。
結果は3分21秒台で47台中14位とマズマズ。
同じピットだった富士チャンロードスターカップ仲間の富士ロードスターカップコミュニティチームのインサイトは18位。決勝の結果は
こちらを。
予選後に燃料を満載し、給油口キャップには封印が貼られ、決勝後に再度満タンまで給油を行い、規定消費量以内が入賞の条件となります。
●21日23:00 決勝スタート
暗闇のコースのスターティンググリッドでスタートを待つSKY-D デミオ。
これから翌22日5:00までの長丁場となります。
ところどころ照明で照らされているところもあるけど基本暗闇のコースは、思ったよりも見やすくて助かりました。
平均燃費も目標をクリアしながら3分23秒前後のペースでラップを重ねます。
周囲のハイブリッド車も思った以上の走り・競り合いを見せる決勝レースは、当初思っていた以上に≪競技≫な感じで、十分楽しめました。
約50分ごとにドライバー・ナビチェンジを繰り返し、ほんのり明るくなり始めた午前5:00にゴール。
DOチームは総合3位に食い込むも・・・。
燃料規定違反で失格となってしまいました。
決勝後の再給油で、想定以上に燃料が入ってしまった・・・。つまり燃費が悪かったという事。
ちょっとだけ計算が狂ってしまって上位入賞はならなかったけど、普段は
ガソリン車と混走のワンメイクレースを戦っているそのままの車両・タイヤで、エコレースも十分戦えるって、DO-ENGINEERING SKY-Dデミオ恐ろしや・・です。
47チームで各チーム7~8名はいたと思うので、400人くらいの参加者での記念撮影。
初の耐久、それも燃費縛りのあるエコ耐久でしたが、最初はゆる~いイベントだと思ってたのだけど、やってみると燃費縛りのある走行も、データに基づく作戦検討等も含めて、なかなか面白いもんだなぁと感じました。
仲間内でハイブリッド1台用意して、皆でワイワイ楽しむ。
エコカーで楽しむこんなモータースポーツってものいいもんですね。
来年はまたこのメンバ・チームでハイブリッド勢にリベンジしたいと思います。
SKY-Dデミオを貸し出していただきましたDOエンジニアリングTさん。
チームの仕切りをしていただいた34号車Tさんをはじめとする、チームDOの皆さん。
大人数でのイベントの仕切りをされた主催者さま、富士スピードウェイ様、参加者の皆さま、そしてなんと言っても夜間のレースの運営をしていただいたオフィシャルの皆さまありがとうございました。
イベント後は眠気に抗うためオープンにして丹沢の温泉までドライブ。
山はすっかり秋の様相で、コスモスが満開。
道中は気温20℃以下でエンジンも絶好調。
プチオフシーズンもそろそろ終わらせて、10月末の富士チャンロードスターカップ最終戦、11月末のパーティレース最終戦に向けて始動します。
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サーキット | クルマ
Posted at
2015/09/23 14:16:09