最上義光歴史館を見学した後はこちらも見学無料の山形城へ!
まぁ無料といっても建物は復元された二ノ丸東大手門の櫓内部を見学できるだけなのですが、それでも山形城周辺を無料で散策できるのは結構大きいですw
門をくぐり復元された櫓内部を見学したあと目に入ってくるのが写真の「最上義光騎馬像」です!
仙台の青葉城にある「伊達政宗騎馬像」に代表されるように騎馬像は通常の像よりも優美なオーラを放ちますよね☆
この「最上義光騎馬像」は直江兼続軍が攻めてきた長谷堂の戦いに際し自らが陣頭となり決戦の場へ向かっていく義光公の勇姿を再現したものであり、その右手には最上義光歴史館で見た鉄の指揮棒が携えられています☆
今にも戦場へ駆け出していきそうな姿を見ると最上義光公の権謀術数に長けた謀将のイメージとは違う勇猛果敢な戦国武将の一面が伺えますね☆
凛としていて且つ王者の風を吹かす奥州王「伊達政宗騎馬像」も素晴らしい騎馬像ですが…。
個人的には今まさに敵を撃滅せんとする北天の巨星「最上義光騎馬像」を見て心が震えました!
現在の山形城には復元された東大手門の他に北門・南門・西門がそれぞれ跡として石垣等が残っています。
そのほか本丸跡周辺にも復元の計画が進行しており、本丸一文字門石垣と大手門橋が既に復元されています。
まだ工事中のため本丸跡内部には入れませんが、自分が見学しているときも大型重機がせっせと作業していたので完成した暁には往時の姿を現してくれるでしょう♪
城の遺構以外では義光公が敵将を謀殺した際にその首をおいた石鉢、最上家始祖の斯波兼頼が植えたとされるエドヒガンの古木、貴重な西洋建築物である旧県立病院「済生館」などが城内に残っています。
最上家は最盛期である義光公時代、徳川・豊臣両家を除くと全国第5位の57万石を誇る大大名。
米沢と山形を続けて散策して気付いたのですが、米沢は上杉家(特に直江兼続)山形は最上義光がそれぞれ大好きだということ。
特に山形城や歴史館の案内人の人たちの最上好きは半端ないものを感じます☆
天地人効果で直江兼続に対する世間の認識・評価が高まろうが関係なく自分達の主家は最上家であり、山形に善政を敷き兼続の軍を打ち払ったという義光公に対する誇りを感じられました♪
米沢の人も山形の人も好きな武将は違えどどちらも本当に誇りにし、大事にしているからこそ貴重な文化財が今も多く伝えられているのだと思います。
※個人的にはもっと最上義光という人物が世間的にあまり知られていないことが残念です。。
伊達政宗の叔父でもあり政宗公の奥州探題に並ぶ羽州探題。愛娘である駒姫の悲劇などなど義光公に関するエピソードはかなり豊富なはずなんですけどね~。。。
さて次回は一旦みちのく遠征をお休みして8月21日に行った新潟プチ遠征をUPしようと思います。
その後またみちのく遠征編を再開予定です☆
とりあえず山形編のフォトギャラリーはUPします♪
Posted at 2010/08/23 12:53:41 | |
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