
コイツです。
四角いボディーに足が四本生えてて、アンテナがニョキっと生えてるこいつ、さて、なんでしょう?
実は「テルミン」という楽器です。「大人の科学」という雑誌の付録でした。
このテルミンは、1920年、ロシアのレフ・セルゲイヴィッチ・テルミン博士の偶然の発見によって発明された世界最古の電子楽器です。
中の電子回路に繋がるアンテナに手をかざして、回路内の静電容量を変化させて音の高低を操りますが、ギターやピアノのように、ココを押さえたらこの音が…なんてものはありません!
手を近づけていけば無段階に音が変化します。まるでCVTのよう?
これが後に色々な博士達に研究され、改良されて出来たものが「シンセサイザー」なんですねぇ。
上手く演奏するのは非常に難しいです。
今回のは付録用なんでとても簡易的ですが、実際に本物を日本で買うこともできるようです。
調べてみれば、本場ロシアの現地生産品を輸入してる所もありますし、モリダイラ楽器が一流のmoog社製を輸入してますし、国内のTAKテルミンラボという所が国産テルミンを製造販売してますし…
欲しいと思ったら、割とスムーズに本物が手に入るルートがけっこうあるみたいなので、急にテルミンが必要になった!って時にも意外と安心です。(ヲイ!)
Posted at 2009/02/12 22:36:56 | |
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音楽 | 日記