こんばんは。
このところの札幌、例年になく暖かく、ガレージ(という名の物置)での作業もそれほど苦ではありません。「今年は大雪・寒さが厳しい」と長期予報で聞いた気がしましたが(関係者の方ごめんなさい、これから書くのは誹謗中傷ではなく私の感想です)
気象台が厳しいと予想した冬は暖冬になる法則
でもあるかのように、暖かい日々が続いています。
さて、
先日ミラー+バックプレートを、ミラーハウジングから取り外すまでで中断していた作業の続きを行いました。

外したミラーとバックプレートは、両面テープで貼り付けられています。ミラーはガラス、バックプレートはプラ(ABS樹脂らしい)です。

ごらんのように、鏡とプレートの間に見える白っぽいのが両面テープでして…、
まあ、一部例外はあれどたいていの接着剤は熱を加えると柔らかくなる性質があります。この接着剤もそうだろうと勝手に判断して(後でやはりそうだったと解りましたが)

このように、熱が逃げないような適当な大きさの箱に入れ、ドライヤーで加熱します。ここではホットエアガンを使っていますが、多少時間は掛かるのに我慢できれば、ヘアドライヤーでも十分です。
で、3分くらい加熱してテープが柔らかくなった頃合いを見計らって、

適当なへら(スクレーパーのようなもの。薄い金属製の(刃は付いていない方が良いかな?)へらが良いでしょう)をテープに突き刺して左右に素早くこじります。
ポイントは、テープ(よく見ると、両面の接着面にスポンジ状の基材がサンドイッチされています)の基材部分に突き刺す感じ。
温度が下がって、へらをこじっても動かなくなったときは再度暖めて繰り返します。
特に、ミラーの左右端はがっちり取り付けてあるので、慎重且つ念入りに。

テープを分離する感じでこのように分解できます。
この後、ミラーもバックプレートも再利用しますので、残ったテープの粘着面を取り除きます。

まあ、これくらい綺麗にしておけばいいでしょう。
ミラーが割れると取り返しが付かない…ほどではないですが、一枚5千円近く掛かるので、この先は型紙を作って、それで作業します。

型紙にヒーターシートを当て、なるべく中央に来るように、そして配線の取り回しがしやすい位置に来るように考えて位置決めをします。

ヒーターシートの端子が当たる部分、配線が出てくる所なので、バックプレートを切り取らなければなりません。これも型紙を先に切って、

バックプレートに当てて印を付けます。

印を付けた所、裏から見ると強度保持のためのリブが入ってます。ここを避けて切り取るようにしないと…。後から考えましょう。
鏡の方も、可能な限り均等に熱が掛かるよう、熱伝導性の高いアルミテープを裏に貼りましょうか。

私、手持ちがこれしかなかったので仕方なく2枚繋いで使いますが、シート状の大きいのが入手できる方は、継ぎ目なく貼った方が良いと思います。

テープに型紙を載せて、大きさを合わせて切ります。
剝離紙が付いているので、この作業は楽でした。

ミラー裏にまんべんなくアルミテープを貼ったところです。
さて、バックプレートの穴開け(リブ回避)問題を宿題に、この続きはまた次回ということに致します。
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Posted at
2011/11/29 19:50:12