トランクにバーを入れることに＆塗装やり直し

　いつも塗装に泣かされるのですが、今回は比較的順調に進んでいるように思えました。
　いつものやり直しが少なかったので、完成間近だと思っていたのです。
　……。
　……。
　ところが、そう上手くはいかないものだと分かりました。
　あらゆる塗装の災難が降りかかってきました。

　まず、塗装箇所に謎の気泡が多数あらわれました。
　原因として考えられるのは、塗料缶を振った時、缶を温めていたお湯が完全に拭いきれずに飛び散っていたか、あるいは、中で、お湯を沸かしているうちに、にわか雨が降ったのかも知れません。
　水分が残っていると、このような気泡が出来、塗装を台無しにしてくれます。
　

　次に、マスキングテープと併用して、マスカーを使用したのですが、1週間明けて、マスカーを剥がしてみると、塗装を溶かし、めり込んでいました。
　また、マスキングテープもクリア塗装と同化し、いずれも、クリア、パール層を削り、下地のホワイトＷ１３からやり直しとなりました。
　塗装を犯さないマスキング用品を探していますが、なかなかそれを謳ったマスキングテープやマスカーは、無いようです。半日程度で、マスカーやマスキングは剥がさないと恐ろしいことになるとは知らず、経験不足でした。


　次は、謎のシワが大量に出ていました。塗装する前は綺麗なツヤのある平面だったのです。
　原因として、塗装後、塗装台から下に下したことで、バンパーに歪みが生じ、その歪みが塗装にシワを作ったと考えられます。塗装後は移動させてはいけないと分かりました。


　次は、いつもと異なり２０分程で削れる即効性のあるパテを購入したのですが、それがどうも縮んで段差を形成したようです。削ってやり直しです。塗装するには１週間ぐらい放置しないとダメかも知れません。

　最後に、虫です。砂や虫を塗装前にブラシで避けるのですが、わずか数秒前に何もなかったところに、スプレーと共に虫が張り付きます。
　乾燥後、研磨しても下地まで犯され、３層のやり直しです。


　それでも土日、不眠不休で日曜の夕方にようやくクリア塗装まで終わりました。これで１週間放置して、ウレタンクリアです。グリル等黒色部分は、再来週以降に研磨してやり直しします。



　ただ、塗装したものを見て、作成途中の写真のイメージと大きくかけ離れていることに気づきました。



　何が大きく違うのか、よくよく観察すると、グリル下部が黒いのです。
　ＧＴバンパーを例にしてみると次のとおりイメージが異なってきます。


　小生は、グリル下部を黒くした方がカッコ良いと感じるのですが、嫁は白くないと浮いているみたいで、断然白だと言うのです。
　それでも、やっぱり黒にした方がいい。
　そう思ってシミュレーションしてみましたが、作りが黒く塗るようになっていないので、無理があり過ぎる…。



　やっぱり黒くしないほうがいいようです…。

　今日は、ディラーにフォルティスを預けてきました。
　営業の方によると、大型のウイングを取り付けていると、トランクが歪むそうです。
　ただ、フォルティスとエボＸは共通のトランクです。
　エボＸでトランク強化は聞いたことがありません。ましてやフォルティスではなおさらです。
　しかもかなり、強固に作られているので、風圧でトランクが歪むとはとても思えません。
　しかし、ディラーではバーを入れて強固にしたほうが良いという話でした。
　重量は5kgぐらい重くなるかも知れません。しかし、多少重くなっても、付けていたほうが安心感はあると思うので、お願いしました。なんとなくトランクよりウイングの方が駄目になりそうな気がしますが。３日間ぐらいバー作成に掛かるそうなので、代車を借りました。
　新車同様、塗装面が傷一つない美しいコルトです。