今日は北海道の函館の近くにある森町で開催される『北海道ヒルクライム with もりまち』の公式練習を見学に行ってきました。
ただ、先日、職場の担当課の管理職の家族が亡くなったことから、今日の18:00に葬儀があり、間に合わない可能性も考えられ、上司に香典を渡しましたが、旅行で不在の人を除けば、職場の方は皆出席するはずです・・・。
間に合えば、玄関で上司に香典を返してもらい、参列する算段ですが上手くいくでしょうか。上司に香典を渡したのは間に合わない場合の保険です・・・。
さて、『北海道ヒルクライム with もりまち』の話に戻します。
4:00起きで、5:00に出発しました。
ナビの故障の原因が分かりました。ナビが冷えている時は正常に稼働し、走行時間が長くなり、ナビが熱くなると、起動しないと考えられます。
前回の北海道ラリーの時もその条件が一致します。途中で給油して再度エンジンをかけた時に起動しませんでしたので。
となると、原因はアースがではなく、ナビの基盤です。モエレで開けた時にコンデンサーの液漏れぽい臭いもしていました・・・。コンデンサーを取り換える技量がないので、やはり買い替えるしかありません。
空が白んでいますが、雨が降っています。天気予報では晴れだったのですが・・・。
森町は小樽を経由して行きます。距離はやや長くなりますが、札幌市内の中心部を通ると信号につかまったり、混雑しているためです。
小樽を過ぎたあたりまでは順調でした。
途中、道の駅で手洗いに行って戻ってみると、ナビが死亡…。
紙の地図を頼りにしますが、町名はあっても字名までは詳しく記載されていません。
古平町方面に誤って進んでしまい、道に迷って戻り、ようやくニセコに着いた頃には一時間程ロスしていました・・・。
空が暗く、天気が良くないですね。
あまりにもクルマが汚くなったので、八雲町のスタンドで15分程洗車しました。
その間に熱くなったナビが冷めたのか、正常に動作していました。
ナビが正常なうちに、森町へ急ぎます。
会場の駐車場となるグリーンピア大沼に10:20に到着。
9:30の開会式には間に合わず、10:00からの公式練習も既に始まっています。
駐車場は広めです。本当は後ろのスペースに停めたいところですが、バス用の駐車場でした。
後ろは珍しいクルマです。
スタートの観覧場所まで、10分程歩きます。
熊出没の看板があり、一人で黙々と、この道を歩くのは恐いですね。
クルマの中ならまだ安心ですが、生身ですので・・・。
しばらく、恐怖に打ちひしがれながら進んでいきます。
ようやく、見えてきました。
既に何台かはスタートしているようです。
唯一の参加のエボXです。でも周りで写真を撮っている人は誰もおらず、開会式での説明を聞いていないので、よく分からなかったのですが、本当はパドックで写真を撮ってはいけなかったのかもしれないですね・・・。
参加者1『あの写真撮っているの大学生か?』
参加者2『いや、40代ぐらいだろ』
と言っているのが聞こえたので、きっと僕のことでしょう。
少々気まずいので、少しだけ見て退場します・・・。
先程のエボXもそうですが、こちらのエボもロールバーが入って補強されています。
ボンネットもカーボンぽいですし、皆さん本格的です。
クラシックカーに分類されるクルマもあります。
クラスは2WD・4WDなので、タイヤに制限がなく、舗装路面ですので、ラジアルでは不利かな・・・。
一方で、フルノーマルぽいクルマも見られます。
参加者は1回目ということもあり、開催があまり知られていないためか、あまり多くないですね。
観客も練習走行ということもあり疎らです。
来年は参加するか検討するため、不明だった参加費をスタッフに聞きたかったのですが、とても忙しそうで聞くのは無理そうです。公式HPにはそのあたりの記載が残されていません。
制限速度関係なく、舗装された路面を走行できるのは、とても楽しそうです。
3人1グループですが、1人での参加も可能のようです。実際、1人の方が多いように思われます。
また、ナビゲーターも同乗していない方が多いですね。
参加費が7千円程度なら参加したいですが、ヘルメットはもちろんながら、耐火仕様のレーシングスーツ、グロ-ブが必須のようで、耐火仕様は15万円近いんですよね・・・。
白老サーキットは、ヘルメットさえあれば、長そで、軍手でも良かったのに・・・。これが間口を狭くしている原因かも知れません。
レースではどうしても他のクルマとの接触の恐れがあるため、僕自身、レースの参加を避けてきたところがあります。サーキットを走ることはあっても、他の方が走っていない単独走行だけです。
白老サーキットは閉鎖するので、北海道では十勝以外に走れるところが無くなってしまいますね。
今回も動画をアップしました。歯車マークで高画質対応です。
VIDEO
葬儀に出席するとなれば、早めに昼食をとり、帰宅しなければなりません。
森町と言えば、やはり『いかめし』です。
ナビが案の定、動作しないので、道路看板を頼りに、森町市街地→森町駅に向かいます。
『いかめし』はキヨスクで売られています。
イカが不漁で高騰していますので、780円と高く感じます。
しかも、とても小さく、普通の弁当の半分もないのではないでしょうか・・・。
量は少ないですが、イカの中のもち米に味が染みて、美味しいですね。
続いて、八雲町浜町にあるソフトクリーム屋『エルフィン』さんをナビなしで探さなくてはなりません。
何気なく、曲がった通りの奥で奇跡的にお店を発見しました。
夏も終わり、他の客は見られません。
ソフトクリームはミルクとコーヒー牛乳が選べますが、ここはやはりミルクです。
水っぽさがなく濃厚です。意外とボリューム感があります。ワッフルコーンも良い味です。
近くに寄ったらまた食べたいですね。
コーヒー牛乳が気になりました。ビンを返せば100円少々。
コーヒー牛乳は好きですが、飲めば腹を壊します・・・。
それでも、誘惑に負け、飲んでみました。
これまた濃厚ですね。ソフトクリームとはまた違った美味しさがあります。
フタを見れば層になる程の濃厚さです。
そして、昼食となる八雲町本町の蕎麦屋『伊勢屋食堂』ですが、このお店を探すのに、2時間程かかってしまいました・・・。ナビがないとかなりきついです。
所在地が本町となっていれば、その町の中心街であることが多いので、駅前を探すも店が見つからず、八雲町役場に聞きにいきました。
丁寧に教えてもらったのですが、それでも見つけることができず、表題の八雲警察署を訪問。
警察官が建物から出て、とても丁寧に教えてくれました。
それでも、見つからず・・・。コンビニ・セイコーマートの入口に地図が貼られていたので、それを確認すると、コダマ美容室だと思っていたのが『伊勢屋食堂』でした。
ちょうど看板がクルマの陰で見えなくなっていたのです・・・。
目的の豚天丼(大盛り)を注文。
ここは日曜が休みなので、どうしても今日来たかったところです。
豚肉以外にもナス等の食材も天丼になっています。
やはりボリュームがありますね。
実は、ここで先程飲んだコーヒー牛乳で案の定、体調が悪化していました・・・。
目の前がぐるぐるして、胃がゴロゴロと。
普段であれば、これぐらいの量はなんでもないのですが、完食はけっこうきつかったです。
周りのお客さんを見ると、蕎麦を頼んでいる方が多いです。
ただ、分煙されていませんので、後から入ってきた町議会関連の老人3名がタバコをスパスパ吸い出して、せっかくの食事がタバコ臭いところで食べなきゃならなかったのは残念でした。
田舎だと禁煙にすると地元の客が減ってしまうのかも知れないですね・・・。
暫く、道の駅がなく、腹がゴロゴロ、ハンドルを握る手にも汗が滲み、我慢しすぎて、目の前がくらくらしてきました。やはり、コーヒー関連は体質に合わないようです。
ようやく、手洗いに辿りつき、事なきを得ました。
残り2時間半で自宅に帰らなければなりません・・・。
不運な事に風が強く、打ち上げた海水が何度かクルマに降りかかりました。
このままでは錆の原因になるので、洗車したいところです。
エネオス岩内SSにある洗車機が目に入りさっそく利用します。
値段を見ると、水だけなら100円と格安です。
水だけなはずなのに、最初の2分は洗剤が出てきました・・・。風が強く、髪や顔は泡だらけ、帰宅して洗い流さず放置すると、禿げの一因になりますので、洗髪必須です。
洗い終わり、クルマを拭いていると、横に停めたハの字大口径アルミの日産・フェアレディZから降りてきたサングラス姿の若い青年が、『水飛ぶかも知れないけどいい?』とため口で聞いてきましたが、気にする分だけ見かけによらず良い人なんだな思い、『いいですよ』と言って、そのまま1分と経たずにスタンドを出ることに。
岩内から小樽まで追い越し禁止で、渋滞でした。
ようやく札幌に入ったところで、もう18:00過ぎ・・・やはり葬儀には間に合わず、職場からはやや礼節を欠く適当な人だと思われるかも知れませんが、とりあえず形として香典は包んだのだから大丈夫でしょう。
その他の食の話題は後編に。