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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2012年04月08日 イイね!

レーシック

 最近レーシックのことを調べている。

 レーシックとは、眼球の角膜の厚さを変えることで屈折率を変化させて、網膜に像を結ぶ様にする手術のことだ。
 レーシックはマイクロケラトームと言うカンナのような用具で角膜表層をを薄くはがしてフラップを作成(もとに戻しやすいように眼球につながった状態にするため、一部を残してヒンジとする)、角膜の内側をレーザーで焼いてけずり、また表層を戻すことで実現する。
 最近はマイクロケラトームではなくレーザーでより正確で安定なフラップを作成するようになっている。こちらはイントラレーシックと呼ばれている。

 かなりの部分をコンピューター制御の機械が行い、最新の機械では眼球の動きの認識と補正を行うので、事故が少なく正確で安定な手術が行えるようになっている。

 だが問題点はいくつかある。

 以前銀座眼科が集団感染症を起こして閉院したが、あれはかなりずさんな管理体制であったためで、常識的には考えがたいケース。他院では同じようなケースは知られていないようだ。

 しかし、一方でレーシック手術による後遺症が出ることは少なからずある。

 ハロやグレア、スターバーストと言った症状が出やすいこと。

 ハロは光の回りに輪がかかったように見える(日がさや月がさのような)症状。
 グレアは光の周囲がぼやっと光ってまぶしく見える症状(汚れたガラスやメガネ、コンタクト越しに光を見た感じ)。
 スターバーストは光から周囲に向かって何本かの光線が出ている様に見える症状(傷のついたプラスチックやガラス板越しに光を見たときに出る物と同じ)。

 ハロやグレアは黒目の瞳孔の大きさに対して、角膜を削った部分のうちレンズの役割を負わせる部分(オプティカルゾーン)の大きさが充分大きくないと、オプティカルゾーンの周辺で起きる光の散乱の影響を受けやすくなり生じるようだ。

 スターバーストが生じる理由をレーシックの後遺症原因として細かく解説しているものは見かけなかったが、原理的に角膜の傷、オプティカルゾーンの周囲についている歪み/傷の影響はあるのだろう。


 それぞれに見え方はいろいろなところに載っているが、たとえば以下あたりを見るといい。

http://www.visionsimulations.com/index.php

 
 汚れたメガネやコンタクトでは経験することではあるが、それがいかにしても晴れない状態はストレスだろう。メガネやコンタクトは外せばすむ。

 他にも、コントラストが弱く見えたり色味が変わって見えるようになることもある。

 こうした症状は当初誰でも出やすいが、瞳孔の大きさは年齢と共に縮小していくこともあって若い人ほど出やすいようだ。また、暗いところでは瞳孔が広がるので夜間特に自覚しやすい。
 瞳孔が大きい人はオプティカルゾーンを瞳孔サイズより大きく取りにくくなり起きやすい。
 近視や乱視が強い場合角膜を削る量が多くなるが角膜が薄くなりすぎる。その対策として角膜を削る深さを減らすためにオプティカルゾーンを小さく取ると出やすい。

 角膜の修復が進むことによって改善していくが、瞳孔とオプティカルゾーンの大きさの関係がうまくないと残りやすい。これには手術機械による違いの影響も大きいようだ。

 こうした症状が残るといつも目がかすんでいる感じになり、夜間ははかなり不快だろう。


 また、フラップが正確に元に戻らず皺が残ることがあり、乱視が起きることがある。ある程度修正は出来るようではあるが。


 しかし、もっとも大きく、誰でも起こりえる問題は過矯正である。

 レーシック手術によって視力が2.0などになる例もある。しかしそれは強い近視のレンズを通して物を見ているのと同じで、近くにピントが合いづらくなることでもある。遠視、あるいは老眼の状態になる。

 我々の生活はかなり近くを見ての作業が多く、ここにピントが合わせられなくなってしまうとかなりしんどい。
 また、ピントをあわせようとする際には眼の中の毛様筋を強く収縮させる必要があり、目が疲れやすくなったり、頭痛を起こすなど生活の質の悪化が起こりうる。この結果通常の生活が困難になるものもいる。

 超近接で物を見続けてみればかなり疲れるのを自覚できると思うが、それがずっと続くと考えればよい。

 ハロ/グレアもそうだが、こうした症状が目の機能(のうち遠くにピントを合わせる機能)と関係がないために数値上は手術に問題がなく、後遺症として理解されづらい。そのためフォローを受けにくい。

 さらに、再手術によって修正することで軽減も可能だが、すでに角膜を削っているのでさらに多く削ることが難しい例も多い。

 過矯正は数字上の視力をよく見せるために行われやすい傾向がある。
 また、検査の測定値だけから術後の影響の出方を完全に予測することは困難で、個人差の影響も出やすい手術であるため、意図せず過矯正になることがある。

 過矯正は修正が困難なことがあり、一度起きてしまうと影響が極めて大きい。


 さらに非常にありふれているのはドライアイである。術後の時間経過によって改善することも多いが、人口涙液が手放せなくなることもある。

 パソコンモニターを見ることが多い仕事や生活では、遠視傾向やドライアイはかなり問題がある。

 **

 と言うわけで、レーシックには、リスクはそれなりにある。
 うまくいけば裸眼で歪みのない快適な視野と生活を得られるが、うまくいかないと視界に問題を生じるだけでなく頭痛や吐き気などが生じ、生活の質にかなりの悪影響を及ぼす。しかもそれを修正することが難しい。

 どんな手術であっても100%はあり得ないが、一般に問題のある症状があり、命や生活の質に多大な影響があるためにリスクを覚悟で行われる。そうでなければ必要もなく体にメスを入れる行為などしない方がよい。

 レーシックの場合はメガネやコンタクトレンズによって矯正可能で、必ずしも必須のものではない。手術によってそうした煩わしさから解放される可能性は高いが、それが不可逆的で深刻なリスクを覚悟してでも行う必要があるものなのかどうかは疑問がある。

 大手の院を対象とした訴訟もそれなりにある。美容系だけではない。

 イントラレーシックでフラップ作成の失敗は少なくなり、エキシマレーザーが正確に当てられるようになり、角膜削り量が抑えられるようになってきてはいても、基本的な術式は同じなのでリスクは減少してもなくなることはない。術後の結果に不確定要素の影響が大きいのだ。

 うまくいっても、角膜の強度は落ちるし、眼圧検査が行いにくくなったり、白内障手術がうまくいかなくなったりする影響もある。
 保険加入でもレーシック経歴はリスクとして取られることがあるそうだ。

 
 **

 そして、このレーシックはインターネットのブログやホームページ、クチコミサイト等を通じて意図的に印象操作を行ういわゆるステルスマーケティングが盛大に行われている、極めて問題の多い状況にある。

 ネット上の情報にかなりバイアスをかけられており、レーシックについて様々な手法でメリットや安全を強調したり、手軽さを強調するだけでなく、それぞれの院についての情報に院同士が正負両方のバイアスをかけあっている状態にあり、とても額面通りに受け取れる状況にない。

 この状況下でのレーシックは、情報リテラシー的にもかなりリスクを伴う案件と考えた方が安全だ。

 視力や乱視の改善率は高いので受けるのは選択肢の一つだが、本来不必要な手術であり、問題が起こった場合に不可逆的であることを考慮すると、安易に受けるべきものではないし、人にも勧められるものではないと私は結論した。

 


 
 

 
 
Posted at 2012/04/08 18:41:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとりごと | 日記
2012年04月08日 イイね!

ピアノ



(写真は少し古いが自宅)

 ひさしぶりに自分のピアノを触った。

 忙しいこともあって、せっかくのグランドピアノが放置状態になっていた。

 本来1年に一回は調律をすべきところなのだが数年間していなかった。ホコリをかぶり、ダンパー(弦の振動を留めるフェルトのついた部品)の動きが渋くなっていて、音が止まらないキーがかなり出ていた。

 アクションの動き全般が渋めで重い(もっとも、買ったときから重かったのだが)。

 そして、以前いじくったときに変な位置に調整してしまっていて動きも不自然だった。

 とりあえず自然な動きになるように調整をし、動きが渋いところは潤滑剤を使って動きを軽くした。

 調律は、放置していた割には狂いは少なかった。音階もずれていなかったし、3本弦のユニゾンもそれほどずれていなかった。高音は低くなっていたが、ずれやすいところだけにまあ仕方ない。ここは温度変化にも敏感なところだ。ホールだとステージ明かりで簡単に弦が伸び低くなったりする。
 買った頃はずれやすかったのだが、時間をおいて随分安定になった気がする。

 調律は拾っただけで、ちゃんとやり直さないとならないが、まあそのうち暇なときに。

 完全にいじり倒すおもちゃになっているピアノだが、いい木材を使った楽器だけにたまらなくいい音がする。ヤマハカワイの廉価ピアノとはまったく次元が違う。スタインウエイみたいな現代的なピアノの音ではないが、厚みがあり柔らかくそれでいて表情が豊かだ。

 東欧製のピアノで比較的安かったが、本当にいいピアノだと思う。

 ホールに入れたイタリア製Fazioliとは違うが、木質系の音と言うことでは共通項がある。


 **

 春休みだったので、むちゃくちゃになっていた家の中を整理し模様替えをしている。

 使っていない部屋に放り込んでいた物多数。パソコンや周辺機器が入っていた段ボール箱やらいろいろな通販配送の箱やら梱包材やらが山ほど出てくる。それらをなるべく捨てるようにした。
 壊れた家電やらプリンターやら、壊れてしまったらしい17インチのCRTディスプレイ(ナナオF557)が2台もある。これらも処分すべきだ。無料回収もあるので手配したい。

 いらない物、取っておいても使う見込みの薄い物が大量にある。全部捨ててしまえばすっきりするが、使えるものは捨てづらい。それをなるべく捨てる方向にしないと物があふれる一方だ。

 
 元来勿体ないお化けで、物に思い入れが強すぎてなかなか捨てられない。
 それでも、以前に比べて物への執着は随分弱くなっている。物事に対する感覚が弱くなっているような気もするが、とりあえずいらない物を捨てるのには都合がいい変化だ。







Posted at 2012/04/08 03:47:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとりごと | 音楽/映画/テレビ
2012年04月08日 イイね!

またアメリカ自動車部品屋のミス! [追記あり]

またアメリカ自動車部品屋のミス! [追記あり] 前回は商品の箱に違う物が入っていて、結局こちらで処分することになり返金を受けられることになった。

 今回はブレーキマスターシリンダーが、番号が似ているべつの商品だった。

 本来M50011なのだが、かわりにM50111が来た。日本のNABCO製なので日本車用なのかも知れない。

【追記1】
 SUZUKI ESTEEM(1995 - 2002)が適用車種と判明。日本ならカルタスだが、左ハンドル仕様用。
【追記終わり】

 配送料も結構かかっているので単純に返金だけでは問題ありだし、部品の返送料金は誰が負担するのか。

 個人輸入はこうした問題が起こるリスクがあるので、面倒だ。


 マスターシリンダーが手元に来てようやく気付いたのだが、メンテの関係上か左ハンドルだとブレーキパイプが左側につくようになっていて、右ハンドル車とは逆なのだ。なので正しい物が来ても使えなかったりする(^-^;

【追記2】
 早速返信があり、部品代と配送料が返金となった。
 配送料は、他のパーツがどれだけあるかによっても変わるので、返金された額が充分なのか不十分なのか確かめにくい。試しに部品をカートに入れてやってみたら、今回の一番重い物と一緒にすると返金額より少なかった。他の小さなパーツの時は返金額より多かった。
 おそらくは今回のパーツ全体からすると十分な額なのだろう。

 ともかくも、対応が早いのはありがたい。何処かの保険屋とは大違いだ。
 それにしても、こうした担当がいつも女性なのは不思議な気がする。
【追記終わり】

 **

 今回頼んだパーツの中でおもしろいのは、キャリパーのピストンだ。
 純正部品でピストンの設定がある場合もあるが、ない場合もある。

 ピストンが錆びて駄目になってしまうこともあるが、怖いのは清掃作業中に落として歪ませてしまうことだ。こうなるとアセンブリー交換しかなくなってしまう。

 アメリカのパーツ屋をのぞくと、当たり前の様にピストンのみが売られていて、同じピストン径のブレーキに広く適用範囲がある。

 同じピストンがピアッツァと他車で共用できたりもする。

ピストンの径と純正部品対応表
Front Caliper Piston 54MM
1.49" Overall Length / 2.12" Piston Diameter / Steel
OE Number 94246996 ← Chevrolet Spectrum 1989(JT0系ジェミニOEM) フロント
OEManufacturer GENERAL MOTORS
OE Number 8942469960
OEManufacturer ISUZU

Rear Caliper Piston 38MM
1.77" Overall Length / 1.492" Piston Diameter / Steel
OE Number MB857613 ←CHRYSLER AVENGER リア
OEManufacturer CHRYSLER
OE Number 8941222090
OEManufacturer ISUZU
OE Number 8941222091
OEManufacturer ISUZU
OE Number MB857613 ←ディアマンテ、レグナム リア
OEManufacturer MITSUBISHI
OE Number 26236AA040 ←レガシイ 1994 リア
OEManufacturer SUBARU
OE Number 4773114100 ←スープラ 3L 1986-88 リア
OEManufacturer Toyota

ついでにキャリパーリペアキットの純正部品対応表
径だけなのでピストンより適用範囲が広い。
Front Caliper Kit
01463S01A01, 01463S5DA00, 22688635, 26297FA001, 66403, 8942305261, 8942469850, 94246985, 94858661, CK351595, MB277191, MB699175, UA0149240, UB3949240, UB3949250

Rear Caliper Kit
OE Number 8-94122-208-0
OEManufacturer ISUZU
OE Number H266-26-44Z
OEManufacturer MAZDA
OE Number 04479-14110
OEManufacturer Toyota
01473S3VA00, 0447906070, 0447907040, 0447914110, 18023387, 26297AA040, 26697FC000, 60079, 66145, 88967227, 8941222080, CK351778, CK352116, D351585, D351778, H2662644Z, H2662645Z, MB857612, MR955067



Posted at 2012/04/08 03:00:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | PIAZZAとSVX | クルマ

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