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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2014年10月19日 イイね!

[PC]古いPCのリフレッシュ


 先日から進めているSSD化の中で、もともと現役復帰させるつもりのなかったThinkPad T42が、思いの外使いやすいので再整備している。

 IDE仕様のSSDはもともとレッツノートCF-T5に入れるつもりで購入したのだが、訳あって2つ買うことになり、一つをT42に入れてみることにした。

 試しにWindows7を入れると、SSDのおかげで全く問題なくきびきび動く。1400×1050の広い画面空間、しっとりとしてストロークがあり打ちやすいキーボードなど、この機種の良さを改めて感じた。T60以降にはない打ちやすさは捨てがたい。(ThinkPad 600からT42に移ったときには600のキーボードを忘れがたく思ったものだが。)

 とは言え、2005年頃購入した機種で、あちこちガタが来ている。

 これまでにCPUファン交換(この機種は買って2年目ぐらいで異音を発するケースが多いらしい)、液晶交換、キーボード交換を行っている。

 バッテリーが既に消耗しきっていて、要交換。
 また、CPUファンの音が大きくなっているので要交換。

 SSDは結局CF-T5では使えなかったKingspecの128Gbyteのものを入れた。UDMA5モードで動いている。

 バッテリーは通販で購入した互換品3000円ほどのもの。
 CPUファンも、ヒートシンク一体のものが通販で3000円ちょっと(送料込み)があったので購入。

 いずれも早速取り付けた。

 CPUファン交換で音がてきめんに静かになり、まったく気にならないレベルに。職場に置いておくマシンなので、人の迷惑になってはならない。

 これらで極めて快適なマシンに生まれ変わった。

 **

 次なる課題はレッツノート CF-T5である。
 ファンレスで長時間使える設計。HDDがSSDになればWin7がきびきび使え、無音で最強のモバイルPC。
 これがSSD交換の本命にして、非常に難しい課題を抱えていた。

・レッツノートは分解が非常にめんどくさい。
・SSDとの相性が出やすく、確実と言えるのはCFD販売から出ていたものだけ。

 分解については先人がいろいろと資料を残してくれているので助かった。
 ↓会社がこういう資料を出しているというのも珍しい。

分解工房 Panasonic Let'snote CF-T5/CF-T4


 SSDについてはCFD販売のものを購入してみたが、実は最近新製品に置き換わり、旧製品がタッチの差で市場から無くなってしまったばかりだった。あと1ヶ月早く動いていれば何とかなったのに。
 今でも一つだけ見つかるが、以前の倍の価格で、SATAの中古レッツノートが変えそうな価格だ。

 それと知らずに購入してしまったものは、認識こそするがUDMA2モードでしか認識されないものだった。OEM元が変わってしまったのか、設計を変えたのか。いずれにしろ、本来、旧製品をよみがえらせるニーズに応えるためのものが、充分応えられない製品に変わってしまったのではどうしようもない。
 しかしそうも言っていられない。UDMA2しかつかえないものでも取りあえず組み込んで、ソフト的に対応する方針にした。もっとも、UDMA2でもHDDよりははるかにきびきび動く。

 SSDにクローンを作ってみたが、操作が悪かったかソフト(AOMEI Partition Assistnt)がうまく対処してくれなかったか、パーティション情報がうまく登録されておらず立ち上がらない。
 通常Windows7のインストールディスクから修正できるが、このマシンはCDレス。外部のドライブが必要になる。
 しばらく使っていなかったがこのところのSSD作業のために引っ張り出してきたLG製マルチドライブを積んだUSB外部ドライブを接続するも、なぜかCDを読まない。
 どうもドライブがご臨終になってしまったらしい。
 やむを得ず、お蔵入りしていたデスクトップからLG製マルチドライブを外してきて置き換えるも、これもCDを読まない(注1)。う~。
 別のデスクトップ(注2)から外してきて付け替えたら何とか読めた。

 これで何とかなるかと思ったが、スタートアップ修復をかけても延々何かをやった結果、修復できませんでしたと来た。
 元のHDDをUSBでつなぎ、立ち上げても途中でブルースクリーンになる。
 やむを得ず、TrueImage2011で再度クローンを作り直したら今度は立ち上がった。

 文字で書くとスムーズに進んだかのように見えるが、ここまでくるのに何回クローンを作り直したり、いくつもの機械を分解したり組み立て直したりしたことか。


 立ち上がって異常が無いのを確認すると、次はUDMA2病の対処。
 読み出しについては、SSDドライブに対してHDPARMというツールでパラメーターを書き換えると転送モードを書き換えることができる。これは休止状態になると書き換えられて失われてしまうので、そのたびに書き直す必要がある。スタンバイミーというツールが休止状態からの復帰時に任意のソフトを立ち上げてくれるのでこれで書き換える。
 これは管理者として実行する設定にしておかないといけなかったり、いちいち起動確認をされるのでUAC(ユーザーアカウント制御)をオフにしなくてはいけなかったりするが何とかなった。
 書き込みについてはPCのPCIレジスタを操作するWPCRSETというソフトで可能。これは休止状態を経ても維持されるとのことだった。
 しかし、CF-T5はその世代のものより新しいICH7というI/Oコントローラハブを使っていて、休止状態を経ると書き換えられて元に戻ってしまう。WPCRSETがコマンドではなくGUIアプリケーションのためスタンバイミーで立ち上げるにしても何らかの方法でGUI操作を自動化せねばならず、面倒になる今のところは対処していない。

 実際問題、SSDが少ない頻度でしか起きない書き込みでUDMA2でもそれほど実用では困らないし、どうしても速度が必要なら立ち上げ直せば良い。

 大変に面倒だったが、ネジ一本無くすことなく、組み立てて、実用状態に持っていくことができた。


注1 このドライブは、その後、ドライブを叩いて気合いを入れたら復活した。いつまで持つか……。

注2 そのデスクトップは1回目の電源操作では動いたが、2回目は立ち上がらなくなってしまった。何処かがご臨終になったのか。



 

 
 


Posted at 2014/10/19 16:14:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | PC/UMPC/Smart Phone | 日記
2014年10月19日 イイね!

聖女 最終回



 ちょっと遅れたが、6,7回を見終えた。
 6回はお風呂に防水ケースに入れて持ちこんだアンドロイドタブレットで視聴。見終えたところで再起動してしまったところを見ると、袋に密封で動画視聴という重い処理のため、熱暴走したのかも知れない。

 さて。

 第6回を見ていて気付いたが、どうも一部の撮影は幕張新都心で撮影していた模様。ビルや歩道橋がそれらしかった。中村春樹がいた公園は幕張メッセとWBGの間の公園だし、雨の中肘井基子と中村春樹がタクシー待ちをしながらやり取りをしていた特徴ある外装の歩道橋は幕張新都心の何処か。

 それはそれとして、肘井基子の生き方が、悪女と言うよりも不幸な生いたちから必死に行きようとしてきた故であり、真実の愛に気付くことさえなければうまく人生を終えることができたのかも知れないと言うのが切ない。

 自分のまわりにも、真実の愛に気付いて悩んだ人が何人かいる。結婚したばかりだったのに、離婚して再婚したのもいれば、真実の愛に気付いて完全にとらわれるもあまりの強い思いで行動できず、周囲の言うことや相手の行動から訳わからなくなり、結局それまでの相手と結婚したのとか。

 ドラマの中で、「何で愛なんてどうしてあるんでしょうね」という台詞があった。
 この台詞はおそらく脚本家にとってどうしても言わせたい台詞だったのだろう。訪ねてきた年配弁護士に同じ台詞をもう一度言わせている。

 ただ、愛というのは、極論すればその人の脳にとってもっとも好みとマッチすると感じる状態のこと。遺伝的なものや生来身につけた経験から来る好みに基づいて扁桃体が反応し、A10神経からドーパミンが放出されて多幸感を感じる状態を【愛情】と言っているに過ぎない。これが強烈なものを【真実の愛】と呼んでいる。ただ、そのレベルの経験をできるかどうかは人に依るだろう。もっと弱いものを愛と思って満足している人の方が多いような気がする。

 【真実の愛】は強烈。それ故、人は愛に生き、人生を間違えたりする。

 一方で、【真実の愛】を知らずに人生を終わる人もいる。何となくとか、打算とかで生きているとそんな人生か。

 打算の中で、何かの拍子にこの【真実の愛】に気付いてしまったのが本ドラマの設定であるわけで、ここまで極端でなくても、ふとこれまで経験したことがないような愛に気付いてしまうことがあるわけだ。

 愛の感情、幸福感はまさに至高のもの。これにやられてしまうと世の見え方が全く変わってしまったりする。そのためにそれまでの人生を投げ捨ててしまったりする。それが良い選択か悪い選択かは全く分からない。
 最初からそんな愛で人生を生きることができても、その愛故に人生が最高になるものでもない。愛を信じて人生を踏み誤っていることはよくあるのだ。

 【愛】なんて脳が生み出す多幸感、その理由は勘違いに過ぎないのに、人はそれを最高のものと思って生きるしかない生き物なのだ。愛した人が最高の人なんて、その人の脳がそう判断したに過ぎない。他人が見たら性格破綻者であるかもしれない。

 幸せって一体何だろうか。自分にはどうもよく分からない。愛を知らずに生きるのも悲しいし、愛を知ったが故に幸せになれるものでもない。
 本人が人生に満足を感じられるかどうかなのだろうけれど。

 **

 それにしても、このドラマの脚本、最後のあれはないだろう。病院での肘井と年配弁護士のやり取り(実質独白シーン)でこの物語は全て終わっていた。そこで脚本のケリの付け方に困って全部なげうってしまった感じ。
 なぜか肘井基子の家を訪れる中村春樹。鍵は開いているのに本人がいないのを確認して何故か走って海岸をめざし、そのタイミングで入水自殺を図ろうとしている肘井基子。すぐ目の前に肘井がいるのになぜか追いつけない中村(本気で助けようとしていないようにすら見えてしまう)。そこに何故かやってくる中村の結婚相手。「先生」と呼び止め、振り返って笑顔を浮かべる明らかな死亡フラグ。そして更に歩みを進め見えなくなる肘井。あまりに都合がよすぎる「ドラマ」的展開。

 もし中村が肘井を助けてしまえばせっかく幸せな結婚生活を送っている中村らにひびも入るし、肘井が生き続けていれば常に喉に引っかかったトゲ状態。肘井自身も視覚を失い、愛にも生きられず、今後の生き方に困る状態で、そんな彼女に脚本家は死刑を言い渡してしまった。

 気付いてしまった真実の愛を失い、それでも他人の幸せを願える自分に気付いた肘井に、もはや脚本上存在理由がなくなっているから、死んでもらうしかないとは言え……。そのあとの人生をどう生きるかが、様々なことに絶望しながらも生きて行くしかない自分にとって見ていたいものだったのだが。

 本当の人生は、トコトン泥沼でも、トコトン苦しくても、視覚を失っても、愛を失っても、それでも生ある限りは、そう簡単に歩みをとめるわけに行かない。

 **

 感情を表現するための固定と手持ちの切り替え、ちょっとしたシーンのピントの使い方など、細かなカメラワークはさすがという感じだった。
 

 

 
Posted at 2014/10/19 13:25:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとりごと | 日記

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