妹

仕事を終えて帰宅する、夕食を食べて風呂に入って就寝－
起きて朝食を食べて仕事に向かう、”そんな”毎日の繰り返し。

今日も”そんな”毎日になるはずだった。



夕食後、風呂に入り部屋に戻った。
ＰＣの前に向かい「中」と「外」の選択肢に戸惑っていた・・

気づけば時計の針は１１時を回っていた。
「明日も早いし疲れたから寝よう」

そう思い、ベットに入ったその時。
部屋の外になにか気配を感じた。


「誰かいるのか？」

そう問いかけてみた。


暫くすると、恐る恐るその子は入ってきた。




パジャマ姿にその脇には大きな枕を抱えていた。
長くて綺麗な髪、その顔立ちは可愛すぎると言っても申し分ない。

「兄さん。お願いがあるんですけど・・よければですけど・・・・一緒に寝ていいですか？」











・・・・・・・・。




完全に俺の思考はフリーズした。
なぜこんな可愛い子が俺の妹で、しかも一緒に寝・・




あ！

そうか！！コレは夢だ！！！


夢ならなんでもありだよな～しかもこんな可愛い子が俺の、いも・・妹・・・・・

ゴチャゴチャ考えていると、その女の子と目が合った。
どうやら、質問の返答を待っているらしい。
俺は思わず

「い、いいよ。」

と答えていた。



「ありがとう兄さん。」

嬉しそうに彼女はそう言うと
ベットの中に入ってきた。


「はふぅ～やっぱり落ち着きますね。暖かい・・兄さんの暖かさですね」


セミダブルのベットは２人が寝るには余りにも狭く、密着状態だった。

「いかん！静まれ俺の益荒男(ますらお)！これしきの如きで・・・」


「そうだ！！」


「こんな時はキラ攻めアスラン受けのＢＬでも妄想しよう！！」




ん？



なんか、おかしい？


アスランかわいいよアスラン！


欝だ死のう・・orz










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・とぅびぃこんてぃ乳？