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デファレンシャルギヤも、分解して組み立ててもらいました。

ギアの一部に表面が荒れたところがあったそうですが、修正加工して組み立ててもらいました。

このデフは、LSDを兼ねていますが、間に1枚しか板噛んでいないので、とても効き
が弱いです。

でも、まだブロックヘッドともまだ帰ってきていません。

やっとミッション組みあがったようです。

下のシフトのリンケージにつながるチューブがなかなか外れずに、苦労したそうです。

リバースギアはストレートカットでシンクロがありません。

よく見るとボルトの頭にFIATの文字が・・・

本当にフィアット製なんですね。

やっとミッションの部品がそろい、ミッション組み始めてもらっています。シンクロの部品がなかなか入手できなかった模様です。

組んでいるミッションを見に行ったらケースに番号が刻印されていました。

２４６Ｅと入っています。これは1連の部品の番号の246なのでしょうか。

エンジンは、まだボーリングしたブロックが帰ってきていませんので進んでいません。

ついに車の部品すべてが、1ケ所の工場に集結しました。

エンジンはまだできていないようですが、少しづつ進んでくれるものと思います。

カムカバなどの部品がマグだったりいろいろな発見がありました。

板金屋さんからいろいろな修復過程の画像をいただきました。

その中に、エンジンフードを剝離した際の画像ですが、そこに２４６とこの車のボディーナンバーが書いてありました。２４６はトランクのヒンジにも同じ数字が刻印されており、この車のボディーナンバーと思われます。

50年前に書かれた数字が、残っていたとは感慨もひとしおです。

3年半の歳月を費やし、ついに内装と外装が完成しました。

初めはちょっと内装に手を付けるはずだったのに、腐ったパネルを作成してもらったり、

溶接で焦げた配線を引き直したりで、かなりヘビーな内容になりましたが、やっとここま

で来ました。

まだエンジン類のオーバーホールが完成していないため、乗ることはできませんが、早く

現物を見て感動したいものです。