看護師を目指す時、看護学校にはどのようなコースや種類があるか、ご存知でしょうか。
看護師になるための「最短コース」と言われているのが、高校で看護科に入学して准看護師免許の試験を受験します。
そして准看護師免許を取得し、その高校の専攻科や2年制の看護専門学校・短大に通い看護師免許を取得する方法です。
この最短コースには、メリットもデメリットもあります。
最高のメリットとは、勿論高校の頃から看護を勉強できて、高校から5年間のスピードで、看護師免許を取得出来る事です。
さて、デメリットは何でしょうか?
高校から看護を勉強するという事で、一般教科の学習が削られてしまうことです。
また高校でも、その後の2年間の看護科生活でも、看護の勉強を詰め込まれます。
定期テストも20教科前後と、かなりの量の勉強を強いられます。
高校生という年代で、病院という現場で実際の仕事内容を見学・実施する実習も当然ありますから、実習をする事に辛さを感じて、退学する人も少なくありません。
しかし、それは高校生活上での話だけではなく、看護学生全般に言える事です。
そのため、実習に耐えきれずに、退学の道を選ぶ人が多くいるのが現状です。
さて、別のルートは、、一体どのような内容なのでしょうか?
それは、普通高校を卒業し、4年生の大学の看護科に入学する事です。
3年制の短期大学もありますが、看護協会で看護を学ぶのは、4年大学でという事が言われています。
普通高校でしっかりと一般教科の勉強をして、看護の勉強に入れるので理数系の知識もあるし、4年間ゆとりを持って学習出来るので、こちらのルートの方がより良いと言えます。
その他は、社会人入学です。
実際、看護学校には色々な年代の生徒がいます。
現役の生徒が勿論多いですが、社会人経験後に看護師を目指して、入学してこられる方も多々います。
この年で学校に行くのは気が引ける・・馴染めるか心配だったりすると思いますが、どんな年代でも、同じ道に向かって勉強する同志の集まりなので、心配は無用です。
少しでも早く看護師になりたい方には高校からの入学をおすすめしますが、一般的には看護協会も勧めている4年大学での学習方法がより良いと言えるでしょう。
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Posted at 2009/03/02 17:02:35 |
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