
ランサー・セレステって!!
知らない方も多いんだろうなぁ。
ウィキペディアによると、1975年に「ギャランFTO」の後継車としてデビューとあります。
血統としては申し分ありませんねぇ。
・・・ただ、一代限りで絶版しましたけど・・・orz
ボクが乗ってたのは、1983年~1984年の1年くらいで、
当時8年落ちの中古車を兄貴から譲り受けました。
ノーマル塗装の「茶色メタ?」は剥げかかっていたので、地元の岩槻では「知る人ぞ知る」職人気質の板金屋(西原中学校近く)さんでダークブルー(いわゆる紺色)に全塗装しました。
そのころ「ブラックテール」なんてものも流行ってたので、自分でスプレー買って、リア・コンビネーションランプ付近のパーツを黒く塗ったもんでしたよ。
なんせ免許取りたての、社会人1年生だったので、「弄り」はそれくらいで、あとは懐かしの「ゴムで出来たシフト・ブーツ」を付けたくらいでした・・・。
あの頃は、クルマ弄りなんて「お金のあるマニア」の方しか出来ませんでしたよねぇ。
それに、いまを去ること35年以上前のクルマって・・・。
分かります?
エンジン始動するのだって、オーナー以外は難しいんですよ。
それぞれに癖が出来上がってて・・・。
冬場なんかチョークレバー(知ってる方いらっしゃいます?)を引いてからキーまわして、エンジンかかってもレバーは戻さずに、暫らく走ってから「ここぞ!!」という瞬間(これがオーナーにしか分からない)にチョークを戻さないと平気でエンストする時代でした。
ディストリビューターの接点をマイナスドライバーで削るのも茶飯事でした。
なんせ、「エアコン」ではなく「クーラー」が装備されてましたから・・・。
夏場は水温計とにらめっこしながら効かないクーラーをオン・オフしたもんです。
1年後に新車でハチロクを購入した時に、「ドア開けて無造作にキーを突っ込んで回すだけ」でエンジンかかるのに感動したもんです。・・・もちろんエアコンにも・・・。
都合20年の自動車の進歩に感激したもんでした・・・。
セレステは、リア・サスがリーフリジット「板バネ」だったので強めのトルクをかけて加速する時などホイール・スピンとともに「ジャダー」が起きましたね。
まぁ。性能から見れば、あまり魅力のないクルマでしたが(なんせ最下級グレードだったし)スタイルは良かったと思うなぁ。
手がかかったのも、今となっては良い思い出です。
Posted at 2009/03/24 00:54:54 | |
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